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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2014年7月の行事案内

7月6日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、非会員300円
  • 野鳥情報・・・カワセミ、ハリオアマツバメ、キジバトなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年7月7日 西岡水源池


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7月13日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、非会員300円
  • 野鳥情報・・・オオルリ、オシドリ、キビタキなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年7月14日 円山公園


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7月27日(第四日曜日)手稲山口バッタ塚草原探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・手稲水再生プラザ駐車場 9時集合
  • 交通・・・JR「手稲駅北口」から8時20分発「循環手41」へ乗車、「山口団地6号棟前」下車、徒歩7分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ノゴマ、イワツバメ、イソシギなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年7月28日 手稲山口バッタ塚


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※19日~20日におこなう八戸航路探鳥会の募集は終了しています。

庭に来る野鳥

カッコウのイラスト請負人 小山田 尚子

数年前から、雪が積ったころ、庭木の冬囲いの竹にリンゴやナシを刺して、簡易バードテーブルを作っている。お客はもっぱらヒヨドリで、どこで見ているのか、リンゴを刺すと間もなく、あの「ピィーヨ」という甲高い声とともに、庭にやって来る。

 毎年つがいと思われる2羽が連れ立ってやってくるのだが、必ず一羽は近くの木にとまって、もう1羽が 食べ終わるのを待ち、食べ終わった方が飛び立つと、おもむろにバードテーブルへと向かう。「親しき仲にも礼儀あり」なのか、天敵に襲われないように、見張りをする習慣になっているのか、いずれにしても、協力しあって餌を食べているのは、見ていてほほえましい。

 しかし、今年、初めて2羽が同時にバードテーブルにいるところを見た。

 その日は、急に風が強くなって、一転にわかに掻き曇りといった状況だった。最初はいつものとおり、1 羽ずつ交代で食べていたのだが、風雪が激しくなってきた時、順番待ちをしていた1羽がバードテーブルに飛んで来た。この時ばかりは、交代することもなく、 1羽は竹につかまり、もう1羽はムシロにつかまって一心不乱にリンゴを食べ続け、食べ終わると、一緒に山のほうへと飛んでいった。「天気が荒れてきたか ら、早く食べて帰ろうよ。」といったところか。

 こんなふうに、冬になると、ヒヨドリ観察ばかりしているような気がする。いや、もしかすると、私がヒヨドリに観察されているのかもしれない。
リンゴも残り少なくなってきたので、そろそろバードテーブルをやめようと決意したある朝、玄関を出る と、頭上から「ピィーヨ(また来ましたぜ)」という声。おまけに、リンゴのないバードテーブルに飛んで行き、「ピィーヨ、ピィーヨ(リンゴがないけど、どおしたのかな)」とキョロキョロしながら鳴き続ける役者ぶり。私の決意はあっけなく崩れ去ったのである。ヒヨドリに、「ここの住人は、押しに弱い」と見抜 かれた気がする。

 雪解けも進み、4月になると、ヒヨドリはぱったりと庭先に来なくなった。野山で餌場を見つけたのだろう。これで、しばらくはヒヨドリに振り回されずにすむようになった。

 春になって、山が鳥の声で賑やかになってきた。我が家は、山と川に挟まれた場所にあるので、1年を通 じて結構色々な野鳥が立ち寄ってくれる。シジュウカラ・ヤマガラは常連さん、ムクドリ・ツグミ・ハクセキレイ・コゲラ・メジロ・キジバト、大きなもので は、ハイタカが松にとまっていたこともあった。先日初めてマヒワを見ることができた。スズメの集会もそろそろ始まりそうである。これから夏に向けて、今年 はどんな野鳥が来てくれるのか、とても楽しみだ。

 ところで、庭先に来なくなったとはいえ、ヒヨドリの姿はよく見かける。冬場よりは控えめな声で鳴きながら、上空を軽快に飛んで行く。半年後、ひょっこり庭に現れるのを期待しつつ、それまで元気でねと空を見上げる今日この頃である。

支部報「カッコウ」2014年 6月号より

2014年6月の行事案内

6月1日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ハリオアマツバメ、ホオジロ、オオムシクイなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年6月2日 西岡水源池


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6月8日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・オシドリ、キビタキ、ヤブサメなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年6月9日 円山公園


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6月22日厚別川河畔林・カッコウ探鳥会(第四日曜日)

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・川下公園ピクニック広場駐車場 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「白石駅」から8時30分発「川下線」へ乗車、
    「川下公園」下車、徒歩7分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・カッコウ、オオジュリン、コムクドリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年6月16日 厚別川河畔林


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2014年カッコウ調査へご協力ください。

  • 日・・・6月20日(金)、21日(土)、22日(日)の三日間の内1日だけ!
  • 時・・・調査日の明け方から12時までの間で1時間ほど調査
  • 調査地・・・市内または周辺のいずれかで、調査地はご相談させて下さい。
  • お問い合わせ先・・・札幌支部事務局 住友まで 011-613-7973

*昨年もご協力いただきました皆様には今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年度の会費は探鳥会でも受付けています

当日の世話人へお渡し、必ず領収書を受け取ってください。

岡山県のブッポウソウ保護活動

岡山県支部 幹事 渡辺 裕幸

ブッポウソウを見たことがありますか。
5月初旬に東南アジア方面から飛来し、北海道を除く、全国の寺社林周辺で繁殖していた絶滅危惧ⅠB類(環境省レッドリスト)、森の宝石とも呼ばれる美しい夏鳥です。鳴き声はゲゲゲー、仏法僧と鳴くのはコノハズクです。昭和10年頃から天然記念物として(1)宮崎県狭野神社(2)岐阜県州原神社(3)長野県三岳(4)山梨県身延山の4カ所がブッポウソウの繁殖地として指定されましたが、現在、いずれの場所も繁殖は見られません。東京都八王子市の高尾山での繁殖確認も83年が最後でした。

岡山県支部では、88年から県下全域で4年間ブッポウソウ生息状況調査を行い、営巣の可能性の高い巣穴68カ所のうち46カ所が木製電柱であること、個体数96羽を確認しました。県北西部の蒜山地区で、コムクドリ用に掛けていた巣箱にブッポウソウが繁殖している事例も報告されました。一方、営巣に利用されていた木製電柱は、コンクリート製や鋼管製の電柱への取替が進められていた時期だったので、ブッポウソウ用の巣箱を製作し設置してみようと考えました。そこで繁殖密度が高かった吉備中央町加茂川地区に巣箱を設置する試みが始まったのです。90年の9個から始まり、91年には巣箱10個中4個で営巣、92年からNTT電柱に設置許可を取り設置数を順次増やしました。昨年13年は吉備中央町で195個(うち岡大管理33個)、近隣市町村で122個と全県で317個の巣箱が設置され、巣箱利用率は約70%になっています。
巣箱調査や標識調査、ビデオカメラから、少しずつ生態も分かってきました。餌としてカナブンなど甲虫類、セミやヤンマなどの飛翔性昆虫類などを捕食し、貝類や缶蓋などを胃内で碾き臼として使う習性を持ち、ほぼ前年と同じ巣箱に帰って来る。水田が広がる昆虫類が多い里山の環境を好み、人家や道路の影響は少ない。

中国地方では、広島県下各地でほぼ同規模の巣箱掛けによる保護活動が行われおり、鳥取県も14年前からの保護活動が成功しています。長野県や京都府では告示で「ブッポウソウ保護回復事業計画」を昨年から開始しましたが、同じ里山環境に巣箱掛けを続けても、継続的に利用されない県も多くあるようです。
吉備中央町では、95年ブッポウソウを旧加茂川町の「町の鳥」に指定し、小学校での巣箱作りや観察会を支部が指導をしました。町村合併後の06年高円宮妃久子殿下を来賓にお迎えして「ブッポウソウ保護フォーラム2006 in吉備中央町」を開催してからは、町民の中にも「私たちの町にやってくるブッポウソウ」の意識が非常に高まり、12年町役場として説明パンフレットを作成し全戸配布、13年ピンバッチ販売や「希少野生動植物を保護する条例」でブッポウソウとニホンメダカを指定するなど、行政が音頭をとった支援も得られるようになりました。

06年に一部観察ルートを公表し、3カ所の「ブッポウソウ案内所」で巣箱内のライブ映像を公開した頃から、ブッポウソウ観察や撮影目的だけの訪問者が急増して、心ないマナー違反者が増えて来たことも現実です。支部では、HPやtwitter、facebookを使って広くブッポウソウの情報を伝えることでファン層を拡大させ、理解者の増加によって抑止力効果が出ることを期待しているところです。

1.春の巣箱新規設置作業、2.地元や一般観察会の案内、3.秋の全巣箱掃除と繁殖調査などの保護活動自体は24年間変わってはいませんが、参加会員の高齢化による後継者不足が喫緊の課題となっています。また、本来は大自然の中で生息していたブッポウソウに対して、何時どのような形で私たちの手を外して自然に返せば良いのか、その糸口がナカナカ見つかっていないのも実情です。

北海道の皆さん、岡山県で森の宝石「ブッポウソウ」を観察してみませんか。

ご参考:岡山県支部HP(http://plus.harenet.ne.jp/~wbsjokym/

巣箱へ給餌にきた親鳥(両足輪付き)/ 撮影:秋山 登(岡山県支部会員)

巣箱へ給餌にきた親鳥(両足輪付き)/ 撮影:秋山 登(岡山県支部会員)

支部報「カッコウ」2014年5月号より

2014年5月の行事案内

5月4日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会
(ゴールデンウィーク探鳥会)

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・カワセミ、キバシリ、コガモなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年5月5日 西岡水源池


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5月6日(祝日)宮丘公園ゴールデンウィーク探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・JRバス「上手稲神社前」バス停 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「宮の沢駅」から徒歩10分
  • 参加費・・・会員無料、非会員300円
  • 野鳥情報・・・ルリビタキ、メジロ、モズなど

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5月11日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会
(バード・ウィーク探鳥会)

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・コサメビタキ、シメ、クロジなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年5月12日 円山公園


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5月25日(第四日曜日)春の百松沢渓流探鳥会

  • 時間・・・9時30分~12時
  • 集合・・・百松橋バス停 9時集合
  • 交通・・・札幌駅バスターミナルから7時30分発「定山渓車庫前」行きへ乗車、
    「百松橋」下車
  • 野鳥情報・・・オオルリ、イカル、キクイタダキなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年5月26日 百松沢渓流


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自然保護のバトン

玉田克巳

 昨年九月、根室の高田勝さんがご逝去されました。長年道東に住んでいた私にとっては、いろいろなことを教えていただいた、心の師の一人であります。訃報を伝える記事には「風蓮湖の近くで民宿(風露荘)を営みながら、自然についての多くのエッセー集を著した文筆家でナチュラリスト」と紹介されていますが、風露荘を訪れた多くの方々と語らい、いろいろなことを教えてくれた人生の大先輩です。十月のお別れの会には参列させていただきましたが、九月の葬儀は近親者のみで執り行われたとのこと。元来の無宗教論者であったため、お経も、戒名もない葬儀であったようです。

 勝さんとの思い出はたくさんありますが・・・。私がバンディングにかかわり始めて間もないある年の秋、Y研究所のS研究員が、ロケットネットでミツユビカモメを捕獲するとのこと。勝さんと私のほかに、数名のバンダーがお手伝いで参加しました。

 ロケットネットとは、黒色火薬を使って、長さ三十センチ程の円筒形の鉄の弾三発を飛ばし、結わえ付けた網を展開するものです。網の幅は十八メートル、長さが十二メートルで、この範囲が射程となります。火薬への着火は遠隔操作ができ、数百メートル離れたところから行われます。網を設置する際に、木切れを使って射程範囲に目印をつけておき、離れたところから鳥が射程に入るのを待ちます。

 夜明け前に網を設置して待つこと数時間。勝さん「鳥が集まってきたね」、S研究員「集まっている群れは全体で数百羽だけど、射程に入っているのは十羽ぐらいかなあ。ちょっと少ないけれど、たくさん獲ってしまうと後の作業にも時間がかかるから、このぐらいで捕獲します」といって雷管のスイッチを入れました。網はきれいに展開し、たくさんのカモメが捕まりました。獲れたカモメを全部網からはずし、リングとウィングタグを装着して放鳥するまで小一時間。作業を終えて、捕獲数を確認すると百八羽でした。ここで勝さんが一言、「ちぇっ。Sの奴、何が十羽だ、煩悩の数だけ獲りやがって・・・。」と言い捨てて、足元に落ちていた長さ一メートル、幅十センチ程の木切れを拾い上げ、野位牌に見立ててマジックでおもむろに文字を書き入れました。「鴎覚院百八倍居士」。そして一言「戒名だ」。

 その夜私は風露荘に泊り込み、勝さんと祝杯をあげました。お酒がまわったころ、勝さんの箒をギターに見立てたカントリーウェスタンの独奏が始まりました。いつもの恒例です。そして程なくして「玉田クン、表に出るぞ」と誘いだされ、「さあ、叫べ!」と促されました。「突然叫べと言われても・・・」とモジモジしていると再び「何でもいいから叫べ」と催促されました。酔っ払った二人で、何を叫んだかは忘れてしまいましたが、隣近所のいない、ニムオロ原野に向かって二人、大声で叫んだことだけは憶えています。

 北海道、ことさらニムオロの自然をこよなく愛し、いつも旗手として自然保護の先頭に立っていた勝さん。野鳥の聖域を作るために根室に移り住み、孤軍奮闘してきた勝さん。この自然保護のバトンは、私たちが引き継いでいかなくてはいけないのだと感じています。この精神にただただ合掌の一念です。

支部報「カッコウ」2014年 4月号より

2014年4月の行事案内

4月6日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・キセキレイ、カワラヒワ、クマゲラなど

去年は3月に続き悪天候で中止でした。


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4月13日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ウソ、キジバト、オシドリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年4月14日 円山公園


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4月29日(祝日)北大構内初心者ゴールデンウィーク探鳥会

知人、友人を誘いご参加ください

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・北海道大学正門(北9条西5丁目)9時集合
  • 交通・・・JR/地下鉄「札幌駅」北口から徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、非会員300円
  • 野鳥情報・・ルリビタキ、コムクドリ、ヒバリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2013年4月29日 北大構内


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2014年度の会費は探鳥会でも受付けています

当日の世話人へお渡し、必ず領収書を受け取ってください。

カワビタキの越冬初確認

日本の野鳥図鑑には載っていない野鳥がやって来ました!

1月に市民の方から北区の水辺で撮影したのですが「この鳥は!何でしょうか」と写真付きで問い合わせがありました。

カワビタキ-1
カワビタキ-2

写真は尾羽全体が鮮やかなオレンジ色で、体は鉛色に少し青を混ぜたような美しい野鳥でした。日本の野鳥ではないと判断した事務局はアジアの図鑑から探り当て、カワビタキの雄であると判明しました。インターネットで検索すると台湾、韓国まで出掛け、見に行くほど人気の野鳥である事も分かりました。
日本での確認は数年前に雌(尾の付け根が白い)が山口県で確認されています。

カワビタキ-3
カワビタキ-4

貴重な情報と写真を寄せて頂いた渡辺昌樹さんに感謝いたします。

ラナルドマグドナルド考

焼尻島 磯野 直

先日、標識調査員の有田さんから原稿の依頼があった、自分で書けばと言ったら、一度書いたのであんたに頼むと言い出す。簡単に言ってくれますが、私は旅館の主人で、野鳥には詳しくないのは承知のはずなのに、と思いながらも、どうせ暇なんでしょと言われそうなので、少し島の事を書くことにした。

焼尻島の南海岸にトーテムポールが建っている、これはラナルドマグドナルドというアメリカ人の上陸記念碑である。一八四八年六月二七日捕鯨船に乗って日本海に入った彼は、島の南海岸に上陸する。島を探索したが無人島と判断して(島の東側にはアイヌ人や日本人がすでに住んでいた。島にある厳島神社の鳥居に天保十五年と刻印がある)二日間滞在したのち、本来の目的地だった利尻島を目指す。そこで彼はボートをひっくり返して遭難者を装い助けてもらう。その後彼は松前藩を経由して長崎に送られそこで投獄生活を送るが、その間、役人に英語を教える。その役人がのちにペリーが来航した際に幕府の通訳を務めたとされている。焼尻の島民であればだれもが知っている事ですが、調べていくと、色々と疑問がわいてくる。その一つは彼がどこで日本の事を知り得たのか。アメリカに帰った後に彼が書きとめたものを調べていくとなかなか面白い。彼はイギリス人の父アーチボルトマグドナルドとインディアン、チヌーク族の族長コムコムリの末娘コーアルクソア(わたりがらすという意味)との間に生まれた。彼の父は当時ハドソン湾岸会社の重役であった。彼は成人したのち銀行に勤務していたが、世界放浪の旅にあこがれていた。そこで知ったのが日本人音吉の存在であったと思われる。音吉は一八三二年鳥羽から江戸に向かう途中、遭難し一四カ月間漂流したのちシアトルの北部フラッタリー岬に流れ着く、そこでインディアンに捕えられ、イギリス船に奴隷として売られた。その船の所有者がハドソン湾岸会社だった。イギリスの本社では音吉をなんとか日本に帰そうとするが幕府は許さなかった、その間色々と日本の事を話した事が父を通じてマグドナルドの耳にも入り彼の冒険心をあおったと思われる。一説には音吉が彼の家に居候をしていたともあるが定かではない。そこでマグドナルドは日本に渡る計画を立てハワイに渡り捕鯨船の船員となり希望通り日本を目指すことになった。そして焼尻島に上陸した。

英語の通訳に関しても調べていくと面白い事がわかる。当時幕府にはジョン万次郎がいたはずである。彼もまた土佐沖で漁の最中に遭難し鳥島で百四十三日間過ごしたのちアメリカの捕鯨船に助けられアメリカに渡った。彼は日本に戻るため琉球から上陸を図るが捕えられ薩摩藩で取り調べを受けるが英語が堪能な事から島津斉彬の目にとまり幕府の役人として召し抱えられた。その万次郎がいたにもかかわらずなぜペリーが来航した際に通訳をしなかったのか。諸説あるがひとつは、たかが漁師の分際のものに幕府の通訳をさせるのは沽券にかかわるという役人の思いがあった。もう一つには、彼の英語は漁師言葉でスラングが多く、しかも音を聞いて覚えたのでなかなか聞き取れないことから外国との条約締結には適さないとの判断があった。どちらもありそうな話である。興味のある方は、ぜひ一度焼尻島を訪れて、海を眺めながらマグドナルドと同じ思いに浸っていただければと思います。

さて、この記念碑ですが、春先に役場担当課から、傷みが激しいのでちょっと様子を見てきてほしいと依頼があり。早速見に行こうとしたら、女房がこの時期は何か珍しいものが来ているかもしれないので一緒に行くと言い出した。私もカメラを抱えて行ってみると、いたいた、ヤツガシラです。感激。これだから島暮らしはやめられない。

支部報「カッコウ」2014年3月号より

2014年3月の行事案内

3月2日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・クマゲラ、マヒワ、ベニヒワなど

去年は吹雪のために中止になっています。今年はどうかな?


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3月9日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ツグミ、エナガ、ウソ

円山も去年は吹雪で中止です。春は、まだかな?


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3月21日(祝日)ウトナイ湖水鳥探鳥会

※ 弁当持参

  • 時間・・・9時30分〜14時
  • 集合・・・ウトナイ湖鳥獣保護センター駐車場 9時30分集合
  • 交通・・・新千歳空港バスターミナルから9時10分発「苫小牧行」へ乗車、「ウトナイ湖」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ガン、カモ、ワシの仲間など

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3月23日(第四日曜日)手稲山口バッタ塚探鳥会

※ 現地トイレなし

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・手稲水再生プラザ駐車場 9時集合
  • 交通・・・JR手稲駅北口から【循 環手41】8時20分発乗車、「山口団地6号棟前」下車、徒歩7分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ウミアイサ、ダイサギ、ノスリなど

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