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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2023年10月の行事案内

会員以外の一般の方も参加可能です。お友達も誘ってぜひともご参加下さい。お待ちしております。

探鳥会参加費は会員無料、会員外は300円必要です。小中学生は会員外でも無料。

新型コロナ感染状況や、クマ出没などによって急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

10月1日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・キンクロハジロ、エナガ、メジロなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2022年10月2日 西岡水源池


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

10月8日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・ハチクマ、ヤマガラ、ゴジュウカラなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2022年10月9日 円山公園


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10月29日(土)から30日(日)八戸航路探鳥会のご案内(要申込)

受付終了しました

Web版カッコウ 2023年9・10月号

特集2の「スラリー転落タンチョウの救出」記事がなかなか興味深いです。タンチョウのために糞闘する鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの業務の一部が垣間見られます。さて、「スラリー」とは一体何なのでしょうか?

日本野鳥の会札幌支部の支部報カッコウWeb版は会員限定で、奇数月の1日が最新版公開日となっております。

2023.09.01 カッコウWeb版

2023.09.01 カッコウWeb版

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページを見てね。

羊毛フェルト作家が見たサロベツの面白さ

羊毛フェルト作家 カムイモデルズ 槌田 賢

私は豊富町でカムイモデルズという屋号にてひょんな事から羊毛フェルト作家となり製作活動をしております。元来、身近な野鳥は「雀・カラス・鳩」位しか区別が出来ませんでしたが、野鳥作品を作るにあたって対象の鳥を観察する必要があり、デジカメを買って鳥見を始める事にしました。

当初、一人では鳥を発見する事さえ覚束なかったのですが、その道のプロとも言える方と同行する機会を得まして単独でもほぼ不自由無く鳥見が出来るようになりました。意識して見てみれば世界は鳥だらけ。現居住地では外出する事なく、部屋の窓からでもシマエナガ・ハシブトガラ・ベニマシコ・ニュウナイスズメなどなどと多様な鳥達を目にする環境で暮らしています。

豊富町では湯の杜ぽっけ様とサロベツ湿原センター様にて作品を販売させて頂いておりますが、後者での商品は基本的にサロベツに生息している生物限定です。特に鳥の販売商品は事前に試作を持参してプレゼンを行うのですが、ダメ出しされる事もしばしばありました。鳥には色合い・模様・くちばしの形状など鳥の種類によって再現すべき必須項目があったのです。確かに指摘された項目はその鳥たらしめる特徴で私の知識も増えて行きました。

現在サロベツ湿原センター様にて作品展示させて頂いている羊毛フェルト製の実物大シマアオジは、識者の方の監修で製作したもので、体長はもとより体重まで再現しております。さて、豊富町はサロベツという地域の中にありますが、この時期の関心事といえばやはり前述したシマアオジではないでしょうか。近年シマアオジの飛来数は、中国で食用として捕獲されている事が原因で減少の一途を辿っているようで、かつてサロベツ湿原センター木道上から容易に確認出来た個体は、一昨年を最後に発見されていないそうです。それでも広大なサロベツ湿原には今年も飛来しているようで、最近でも草刈りをしていた道路上から目撃した例もあるようですので、確率は低いですがその姿を目にする事も出来るかもしれません。

湿原センター売場での私の販売スペース

サロベツ湿原センターにて展示している羊毛フェルト製シマアオジ



シマアオジと出会えなくても、湿原センター近くのアスファルトで舗装された歩道を人間のようにトコトコと歩くツメナガセキレイを見る事があるのですが、その愛らしさに思わず笑みがこぼれてしまいます。シマアオジと時を同じく、文字通りこの時期にサロベツ湿原に花を添えるエゾカンゾウですが、この3年間続いた花の当たり年も、今年は春先の霜が影響してかなり花の数は少なく思えます。しかし日本海側のオロロンラインと呼ばれる道道106号では、エゾカンゾウ・エゾスカシユリ・ハマナスやエゾニュウなどの花々は例年通りに咲いています。春になれば海岸線には多数の鳥達が子育てをしており、美しい花に止まるノビタキやホオアカなどのさえずりが海上にそびえる利尻山を臨む景色のBGMとして訪れる人々を楽しませてくれます。

オロロンラインから見た風景

サロベツには多種多様な動植物が暮らしており、訪れる時期によってその姿を変えながら私達を迎えてくれます。又、風景だけでなく豊富牛乳を使った美味しいスイーツを提供する店も多くあり、機会がございましたら是非とも五感を使ってこの「サロベツ」を体感していただければと思います。

自生している植物

自生している植物

サロベツの動植物や作品情報などを発信しております

Twitter:https://twitter.com/kamuymodels

Instagram:https://www.instagram.com/kamuymodels

支部報「カッコウ」2023年 9・10月号より

2023年9月の行事案内

会員以外の一般の方も参加可能です。お友達も誘ってぜひともご参加下さい。お待ちしております。

探鳥会参加費は会員無料、会員外は300円必要です。小中学生は会員外でも無料。

新型コロナ感染状況や、クマ出没などによって急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

9月3日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円(小中学生は無料)
  • 野鳥情報・・・カイツブリ、ハイタカ、カワセミなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2022年9月4日 西岡水源池


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9月10日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円(小中学生は無料)
  • 野鳥情報・・・オシドリ、ノスリ、カワラヒワなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2022年9月11日 円山公園


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9月17日(第三日曜日)室蘭タカの渡り探鳥会

  • 時間・・・9時30分から12時
  • 集合・・・室蘭市測量山唐松平 9時30分集合
  • 交通・・・マイカー(集合地までの公共交通はありません)
    JR室蘭駅より徒歩35分程度
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ハチクマ、オオタカ、ハヤブサなど

2020年の探鳥会記録はこちら → 2020年9月20日 室蘭

2023年8月の行事案内

会員以外の一般の方も参加可能です。お友達も誘ってぜひともご参加下さい。お待ちしております。

探鳥会参加費は会員無料、会員外は300円必要です。小中学生は会員外でも無料。

感染状況によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

8月6日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円(小中学生は無料)
  • 野鳥情報・・・カイツブリ、アオバト、ハクセキレイなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年8月4日 西岡水源池


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8月13日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円(小中学生は無料)
  • 野鳥情報・・・オシドリ、オオタカ、カワラヒワなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2022年8月14日 円山公園


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探鳥会に参加される方へのお願い

新型コロナ感染対策

感染症法上の位置づけが5類感染症に変更され、マスク着用も個人の判断となっていますが、新型コロナにかかる人はまだまだいます。一旦罹ると今後は、治療費も馬鹿にならなくなります。あくまで自己責任ですので、用心を怠らないようにしましょう。

  1. マスクの着用は、個人の判断でお願いします
  2. 発熱、体調の悪い方は参加をお控えください
  3. 手指のアルコール消毒をお願いします
  4. 大声や必要以上の会話はお控えください
  5. なるべく人との距離を保つ努力を
  6. 距離を保てない場合は会話をお控えください
  7. 裸眼で望遠鏡を覗くときはアクリル板の使用を
  8. 双眼鏡、図鑑、筆記具等の共用はご遠慮ください
  9. 写真撮影は人から離れて
  10. 観察ポイントの譲り合いを心がけてください
  11. 園内散策者とのすれ違い時、ご配慮ください
  12. 守られていない場合は世話人が注意することがあります
  13. 後日新型コロナウイルス感染が判明された方は必ずご連絡ください

夏まつりだ裏参道 2023

明日、2023年7月9日は、円山公園定例探鳥会ですが、当日裏参道で「夏まつりだ裏参道」が開催されます。ちょうど探鳥会が終わったお昼の12時からです。
帰りにぶらぶら裏参道を歩いてみるのも楽しいかも。
夏まつりに行く方は、朝から円山公園の探鳥会に参加するのもいいかもね。探鳥会は、一般参加300円です。

2023 夏まつりだ裏参道

Web版カッコウ 2023年7・8月号

Web版カッコウ 最新号がアップされました。

特集1は、2022年度の「夏休み自然観察記録コンクール」で銅賞を受賞された、札幌の小学生、長内智幸さんの観察記録「円山公園の野鳥」です。探鳥会では、小学生のみなさんの参加も大歓迎です。生き物大好きなちびっこも一度見に来てみて下さい。

日本野鳥の会札幌支部の支部報カッコウWeb版は会員限定で、奇数月の1日が最新版公開日となっております。

2023.07.01 カッコウWeb版

2023.07.01 カッコウWeb版

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページを見てね。

大学での鳥の研究

北海道大学理学院 古巻翔平

皆様初めまして。今回自身の研究について書かせていただく機会をいただき投稿しております。
自分は現在北海道大学に在籍しているのですが、出身は東京で、北海道の大自然とはかけ離れたところで育ちました。しかし東京の街中にも少しは緑があり、小学生時代に通学路にいる鳥を見ながら登校していたことが鳥類に興味を持ったきっかけだったかもしれません。

高校時代に北海道に来た際、石狩川河口に広がる砂浜と海岸草原の景観、そこに生息する野鳥の多様さ、また札幌近郊の緑の多さに魅了され、こんな場所で鳥を見ながら生活できたらと思い北海道大学への進学を決めました。

大学では鳥類の生態、特にモズとアカモズの種間関係や繁殖生態について研究しています。モズとアカモズには、自分のなわばりから同種だけでなく、他種も追い出してなわばりを作る「種間なわばり制」という面白い生態があり、2種が一緒に生息する環境では、2種のなわばりが重複せずに混在する状態が見られます。

自分の研究では、2種の行動を直接観察して、いた位置を地図上に記録し、なわばりの分布を調査しました。行動観察調査は労力を要し、大変だったのですが、行動観察を通して2種の闘争行動などを観察でき、非常に面白い研究になりました。

自分が研究対象としているアカモズは皆様ご存じのとおり、急激に数が減っている希少な鳥です。北海道内でも数は少なく、保全に向けて様々な活動が行われています。

保全をするにあたって、個体数や繁殖成功率、どれくらい次の年に帰ってくるのかを調べることは、アカモズの現状や将来を予測する上で非常に重要です。これらの情報は1990年代には調べられているものの、近年の状況は詳しくわかっていません。

そこで現在道内でアカモズの繁殖調査や標識調査を行っています。これらの調査は極力繁殖を邪魔しないように配慮して行っているのですが、かなり気を遣う調査なので毎回緊張しながら調査をしています。ただ無事に繁殖が成功したり、標識した個体が帰ってきているのを観察できると嬉しい気持ちになります。

標識作業

個体が識別できるように色つきの足環を装着する標識作業を行っています


アカモズの保護はまだ始まったばかりで、危機的な状態は続いています。今後もアカモズを見ることができるように、保全のためのデータを集めていくつもりです。最後にお願いにはなるのですが、アカモズを観察する際には、繁殖の邪魔にならないようにマナーに注意して見守っていただければと思います。

※捕獲・標識作業は鳥類標識調査員の資格を取得したうえで、環境省・山階鳥類研究所の許可の下、安全な方法で行っています。

支部報「カッコウ」2023年 7・8月号より

2023年7月の行事案内

会員以外の一般の方も参加可能です。お友達も誘ってぜひともご参加下さい。お待ちしております。

探鳥会参加費は会員無料、会員外は300円必要です。小中学生は会員外でも無料。

感染状況によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

7月2日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円(小中学生は無料)
  • 野鳥情報・・・ハリオアマツバメ、カワセミ、イカルなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年7月7日 西岡水源池


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

7月9日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円(小中学生は無料)
  • 野鳥情報・・・オオアカゲラ、コサメビタキ、メジロなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2022年7月10日 円山公園


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

探鳥会に参加される方へのお願い

新型コロナ感染対策

感染症法上の位置づけが5類感染症に変更され、マスク着用も個人の判断となっていますが、新型コロナにかかる人はまだまだいます。一旦罹ると今後は、治療費も馬鹿にならなくなります。あくまで自己責任ですので、用心を怠らないようにしましょう。

  1. マスクの着用は、個人の判断でお願いします
  2. 発熱、体調の悪い方は参加をお控えください
  3. 手指のアルコール消毒をお願いします
  4. 大声や必要以上の会話はお控えください
  5. なるべく人との距離を保つ努力を
  6. 距離を保てない場合は会話をお控えください
  7. 裸眼で望遠鏡を覗くときはアクリル板の使用を
  8. 双眼鏡、図鑑、筆記具等の共用はご遠慮ください
  9. 写真撮影は人から離れて
  10. 観察ポイントの譲り合いを心がけてください
  11. 園内散策者とのすれ違い時、ご配慮ください
  12. 守られていない場合は世話人が注意することがあります
  13. 後日新型コロナウイルス感染が判明された方は必ずご連絡ください