2022年12月4日 西岡水源池探鳥会
2022年12月4日 西岡水源池
- マガモ
- コガモ
- コゲラ
- オオアカゲラ
- アカゲラ
- クマゲラ
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- ハシブトガラ
- ヤマガラ
- ヒガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ゴジュウカラ
- キバシリ
- スズメ
- ウソ
- 合計:17種
- 天気:晴れ
- 地域メッシュ:6441-333
新型コロナ感染対策に十分注意した上でご参加下さい。
感染状況によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。
2019年はこんな鳥が見られました →
2019年はこんな鳥が見られました →
会員だけど、初心者の方。入会したばかりの方、今年入会したけど中止ばかりで残念だった人。歓迎いたします。
2019年はこんな鳥が見られました →
当日の世話人にお尋ねください。
11・12月号が公開されました。今回の第1特集は、鳴き声にまつわる野鳥のお話です。第2特集では、今年のカッコウ調査報告を掲載しています。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
日本野鳥の会札幌支部会員限定の支部報カッコウは、奇数月の1日が最新版公開日です。紙版がもう届いてるからいいよ、なんて言わないでWeb版も見てくださいな。
紙版には載っていない、会員のみなさんから投稿された写真や野鳥情報なども掲載しております。ぜひとも大きなカラー写真で素敵な野鳥写真をご堪能あれ。
Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。
一読してこの表題には感心した。深い森の縁を流れる川の音とシマフクロウの鳴きかわす声が聞こえてきそうな気さえした。「家族」、「物語」。これだけで本書が読者に伝えたい目的の一半が感じられるのではないだろうか。シマフクロウがたちあらわれてくるような気さえする。
本書では冒頭でシマフクロウの解説および本種の保護鳥としての現況にも触れている。圧巻は著者とシマフクロウとの強く刻まれた[理屈抜きに素晴らしい]という著者の表現にこちらはそう思う以外にないのである。初めての出会いを著者はこう記している。「湖畔のキャンプ場でこの鳥の吠え声を聞いたときの驚きは、今でも記憶が増幅したまま留まっている」というからそうとうのものだったことがわかる。
著者が研究の対象としたシマフクロウの家族は1987年から2019年にかけての歴代数十羽という非常に多数のシマフクロウであり、今までも、またこれからもこのような研究は現われないのではないかと思われる。第一章の見開き頁で対象となった一家の家系図が出ているが、研究とはいえよくぞここまでこの一家のシマフクロウを観察し続けたものだと驚き敬服した。
本書で早矢仕有子さんが私たちに伝えたいメッセージは、第六章の終節にあるように、「シマフクロウの存在を尊重する気持ちを持ちなさい」というあたりまえだが、実に大切な伝言である。既に第一章に書き記された内容に驚き幻滅するのもこのことだ。「我々はシマフクロウの餌資源をへらしてきた。十勝川上流に位置するこの生息地まで、河口から遡っていくと、大きいものだけでも十基を上回る数のダムを通過する。内陸部に暮らす個体にはシマフクロウ本来の主食である遡河魚の恩恵を受ける機会は生涯無い」。こうした現状を見続けてきた早矢仕さんにはつらいことであったにちがいない。
この春、勤務する大学の出版会から「シマフクロウ 家族の物語」を上梓しました。シマフクロウ一家の生活を観察者の視点から「つれづれなるままに」書き連ねたもので、堅い学術書ではありません。大学院生の頃はフィールドでの些細な出来事まで細々と野帳に書き残していたので記憶を辿ることも容易な上に、遠い過去は記憶の中で美化されるためか、思い出を綴るのは楽しい作業でした。当時は大学院で必要なデータを集めることに必死で精神的にも経済的にも余裕は無かったのですが、振り返るといつもシマフクロウのそばで過ごしたあの日々は、贅沢で幸せだったと懐かしく恋しいばかりです。何せ、シマフクロウは不思議な魅力に満ち、何年見ていても飽きることがありません。さらに私が研究者としての勤勉さや洞察力に欠けるためか、いつまでたってもわからないことばかりで、終点の見えない列車に乗り続けているようなものです。
シマフクロウが長寿であることも、個体への愛着を増幅させ、目が離せなくなる大きな要因でした。研究を始めた時、満1才で両親の扶養家族だった娘はその後32才まで生き、4羽のオスを伴侶とし、何度も何度も子を育てました。繁殖個体1羽の生涯を見届けるのに30年以上かかるのですから、シマフクロウの生活史を追うのは途方もない長い時間が必要なのです。
先日、西岡水源池定例探鳥会の様子が、札幌市の広報番組、STV「札幌ふるさと再発見」で放送されますと、お知らせしましたが、番組がユーチューブでも公開されました。
テレビで見逃した方は、ぜひパソコンやスマホでご覧ください。
新型コロナ感染対策に十分注意した上でご参加下さい。
感染状況によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。
2020年の探鳥会記録はこちら →
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当日の世話人にお尋ねください。
10月15日・16日にウトナイ湖野生鳥獣保護センターで開催する渡り鳥フェスティバルのご案内が来ましたので、告知いたします。
ウトナイ湖は、渡りの中継地として例年10月に、多くの水鳥が飛来します。当センターでは10月15日(土)・16日(日)に「ウトナイ湖・渡り鳥フェスティバル」を開催します。
また、10月15日(土)渡り鳥とプラゴミ問題セミナーに関しましては、オンライン聴講も追加で行なうこととなりました。
詳しくは、ポスターをご覧ください。
なお、お問合せは、
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター:電話 0144-58-2231 までお願いします。
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
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