2020年 野鳥の会札幌支部新年会
今年もやってきました、野鳥の会札幌支部新年会です。
山田支部長が来られなかったため、猿子副支部長による「由緒正しき新年会」のごあいさつから始まりました。
そして新年会講演は、札幌市博物館活動センター学芸員の古沢仁さんに来ていただきました。
札幌で発見された、サッポロカイギュウやコガネユクジラなどの古生物のお話からはじまり、地球規模のプレートの動きに、世界の中の札幌の位置による気候の特異性、札幌の開拓に関することまで、私達の住む地域の成り立ちや自然について写真や資料を映しながら、楽しくお話していただきました。
あらためて、自分たちの住んでいる場所が、いろんな条件で豊かな自然に恵まれているんだなと、感じられた講演でした。
講演の後、懇親会開始の乾杯。恒例の参加者持ち寄り品によるオークション、豪華商品券が当たる福引など、令和最初の新年会は、にぎやかな雰囲気で終了いたしました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
今年もたくさん野鳥が見られますように。
2018年度版 探鳥会カレンダー
PDFファイルA4版2ページの今年度探鳥会スケジュールです。ダウンロードして使ってください。
探鳥会でも配っています。
会員の方には、支部報カッコウの5月号に入っていますので、来月までちょっとお待ちを。
今年もたくさんの方とのバードウォッチングを楽しみにしています。みなさん、ぜひ探鳥会に来てみてください。
Googleカレンダーの予定表「野鳥の会 札幌支部カレンダー」も2018年度分を更新いたしました。
Googleカレンダーをお使いの場合は、ご自分のカレンダーに探鳥会予定を組み込むことができます。
詳細は間近になると「探鳥会へ行こう!」行事案内にアップされますので、そちらをご覧ください。都合により、日程等変更になる場合もありますからご注意を。
札幌支部創設四十周年を祝う会
今年は、1月の「由緒正しき新年会」に替えて「札幌支部創設四十周年を祝う会」を2018年3月24日に開催いたしました。
写真家:熊谷勝氏の絵画のような野鳥写真をスクリーンに映しながらのお話しや、札幌支部40年の歴史的写真(?)を見ながらの支部発足当時のお話し、古参会員の皆様の当時のお話しなど、楽しい時間を過ごせました。
少々高齢化も進んではきましたが、これからも由緒正しき札幌支部を続けていけることを祈ります。
さぁ、次は五十周年だ!
猿子隊長、バードソンを語る
バードソン2017、いよいよ5月28日開催です。
そこでチームを率いる野鳥の会札幌支部副支部長の猿子(ましこ)隊長にインタビューをおこないましたので、掲載いたします。
- 今回のバードソンは、野鳥の会札幌支部の精鋭たちが参加とのことです。なかでも札幌支部のエースと言われる猿子隊長ですが、バードウォッチングをはじめた原点を教えて下さい。
- ましこ:中学校時代に「野鳥と共に」(中西悟堂著)という本を読んでいて「猿子鳥(ましこどり)」という鳥の名前があってビックリしました。
図書館で調べたら、○○マシコと名のついた鳥が6種類もいて、2度びっくり、「オガサワラマシコ」は絶滅種とあって、ちょっと悲しかった。
俺は鳥なんだ!と思い始めて、はまりました。
本が意外に面白かったので近所の公園に鳥見に行ったら、本のとおりに、いろんな鳥が居たんです。
- 運命を感じますね。バードソンの自信の程は?
- ましこ:札幌で見られる夏鳥たちは、5月が最も活動的で、いろいろな仕草も見られて面白く、かつ見つけやすい時期です。
一人より二人いや四人で探せば、なんでも見つけられるぞい。ついでに財布も見つけたら、すぐに警察に届けます。
- お財布はともかく、珍しい鳥に見とれて、たくさん見つけるという目的を忘れないで下さいよ。それでは目標観察数を教えていただけますか。
- ましこ:60種から70種の間くらいと思ってます。
- 本当のところ、実際の数はどのくらいだと思いますか。
- ましこ:当日の天候にもよりますがなるべく70種近くは出したい!雨だと50種行くかどうか・・・ですね。
出来れば応援部隊が先発で居場所を見つけてくれているとうれしいです。
- あくまでも強気ですね。期待してます。ところで応援に行ってみたい人もいると思いますが、何時頃どの辺に行けば会えますか。
- ましこ:そうしていただけるとありがたや、ありがたや。
抱きしめてキスしたいくらいうれしいですね。
どの鳥も、そこの環境に暮らす地球の仲間ですから全部見つけて差し上げたいので、応援よろしくお願いします。
なお、大体の時間と場所は、のちほどあらためて発表します。もう少し待って下さい。
- 最後にひとこと、お願いします。
- ましこ:合言葉は「野鳥も人も地球の仲間」
この言葉の深い意味を最近は良く感じます。
支部設立の40年前に較べて、野鳥の数がとても減りました。鳥が減る、ということは人の生きる環境も悪くなってきている、ということ。
バードソンでは、そんな人と鳥の生活環境に思いを馳せて、見て歩きたいです。
10月写真展も、そんな視点を持って、しっかりとした内容で実施したいですね。
目標65種以上・・・です。
本日は、どうもありがとうございました。
なお、バードソンの募金参加申込みは、ウェブ上でも受け付けております。
→ 「バードソン2017募金申込フォーム」
をご覧ください。
迷鳥! ノドグロツグミ
1月28日千歳川の小さな公園でナナカマドの実に群がるツグミの群れを観察していると見慣れない鳥が双眼鏡の中に入りました。喉が黒く、喉から下は真っ白で??って何?
急ぎカメラで撮りましたが、間もなくツグミと一緒に飛び去りました。
写真を開き、図鑑で確認するとノドグロツグミに当たりました。1979年、80年と札幌市豊平区のエサ台に来た記録のみで他に情報は見つかりませんでした。
本当の越冬地はイラン、アフガニスタンですが何故、日本に来たのでしょうか!