事務局職員の変更について
2020年4月から事務局を担っていただいた方が退職され、新しい担当者が着任されました。
このところ電話及びメール対応など、十分な対応ができない場面もあったかと思います。今後は通常通り、支部事務所営業日は、月、金曜日(祝日の場合はお休み)10時から17時の業務体制となります。引き続きよろしくお願いいたします。
2020年4月から事務局を担っていただいた方が退職され、新しい担当者が着任されました。
このところ電話及びメール対応など、十分な対応ができない場面もあったかと思います。今後は通常通り、支部事務所営業日は、月、金曜日(祝日の場合はお休み)10時から17時の業務体制となります。引き続きよろしくお願いいたします。
2025年支部報カッコウの11・12月号 Web版がアップされました。
今回の特集記事は「道央圏のタンチョウ」です。エスコンフィールドをバックにタンチョウの写真が掲載されています。特集記事その2は、カッコウ調査のご報告です。
5月からパスワードが新しくなっています。ユーザー名は変更ありません。
詳しくは、ご自宅に届いた紙版カッコウ3ページ目をご確認ください。
Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。奇数月の1日に更新いたします。
Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。
2025年春、根室の海岸は眼を疑うような異様な光景に包まれました。
3月初旬、私の勤務する春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターに「港の岸壁に死んだカモメ類を見つけた」「目の前でウミネコがよろけて倒れた」「漁港に弱ったエトロフウミスズメがいる」といった情報が寄せられました。休日を利用し港を見て周ると、カモメ類の死体や衰弱個体が例年以上に見つかりました。これはおかしいと、様々な場面で連携をしている根室市歴史と自然の資料館の外山雅⼤学芸員とともに、手分けして港や海岸を見回りはじめたところ、日に日に状況は深刻化していきました。
3月26日、環境省から釧路や厚岸で回収されたウミスズメ、エトロフウミスズメ、オオセグロカモメの鳥インフルエンザ簡易陽性が発表され状況を決定づけました。それからというもの2か月以上、私たちはこの状況に翻弄されつつ、これ以上の感染拡⼤を少しでも抑えるべく巡回や回収に協力をしました。
結果、根室周辺の沿岸で、ケイマフリやウミガラスなどの絶滅危惧種をはじめ主に海鳥24種685個体の死体を確認し、その内7割を回収しました。なかでも海岸に漂着したエトロフウミスズメの死体はなんと300個体にも。検査に回せた個体のうち10種43羽で高病原性が確定しました。同時にラッコ、アザラシ類の死体や衰弱個体も見つかり、鳥インフルエンザの感染が確認されました。道内はタンチョウ、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウなど希少鳥類の宝庫です。鳥インフルエンザが拡⼤すると彼らへの感染の危機が迫ります。カモメ類は住宅の屋根、漁港など人と接点の多い場所でも繁殖するため人の生活圏へのウィルス侵入の危機とも隣り合わせの状況です。アメリカでは乳牛への感染報告もあります。
このため早期発見と早期対策が不可欠で、皆さんのフィールドにおける観察は異変を察知するとても重要なカギになります。もし多数の野鳥が死んでいたり、異常な状況を見つけた場合は、お近くの振興局に通報をお願いします。また、私たちが鳥インフルエンザを広げないためにも財団のホームページ(QRコード)もぜひご確認ださい。
公益財団法人 野鳥の会
3種類販売中!

1月:ヘラサギ
2月:カワラヒワ
3月:ハシビロガモ
4月:センダイムシクイ
5月:ノジコ
6月:ベニマシコ
7月:ギンザンマシコ
8月:コシアカツバメ
9月:コジュリン
10月:アカゲラ
11月:ミヤコドリ
12月:メジロ

1月:ユキホオジロ
2月:ヤマガラ
3月:シマエナガ
4月:カンムリカイツブリ
5月:ハクセキレイ
6月:コゲラ
7月:ミソサザイ
8月:キリアイ
9月:イソシギ
10月:メジロ
11月:ミユビシギ
12月:アオバト

1月:ヤマガラ
2月:エナガ
3月:メジロ
4月:シメ
5月:コマドリ
6月:コヨシキリ
7月:アオジ
8月:スズメ
9月:タシギ
10月:キジバト
11月:ルリビタキ
12月:カワセミ
各カレンダーの写真は、こちらでご覧いただけます。
→ 日本野鳥の会 オリジナルカレンダー
事務所での販売、郵送も受け付けております。下記までご連絡下さい。
E-mail:cuckoo@sapporo-wbsj.org探鳥会は会員以外も参加可能!!(申し込みは不要)
探鳥会は会員外の方の参加も可能です。お友達なども誘って、多数ご参加ください。
探鳥会参加費は会員は無料、会員外は300円必要。中学生以下は会員外でも無料です。
感染症等や、ヒグマ出没などで急遽中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。
探鳥会は会員外の方の参加も可能です。お友達なども誘って、多数ご参加ください。
探鳥会参加費は会員は無料、会員外は300円必要。中学生以下は会員外でも無料です。
感染症やヒグマ出没などで中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。
申し込み受け付けは、すでに終了しています。
2025年支部報カッコウの9・10月号 Web版がアップされました。
今回の特集記事は「八戸航路探鳥会で見られた野鳥」です。普段余り見られないフェリーの上から撮った野鳥の写真が掲載されています。特集記事その2は、ドニチカキップを使ったバードウォッチングについてです。
5月からパスワードが新しくなっています。ユーザー名は変更ありません。
詳しくは、ご自宅に届いた紙版カッコウ3ページ目をご確認ください。
Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。奇数月の1日に更新いたします。
Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。
もう10年以上前の事。単身で青森市に住んでいた時、買い物のために大型店舗の入り口に差し掛かったとき、”コン”という音と「ぎゃっ」という声と共に足元に一羽の小鳥が転がり落ちてきた。ガラスが風景を反射させて、その先にも空間があると錯覚してしまう。飛んでいる途中でガラスドアにぶつかってしまったようだ。窓に強く頭をぶつけているのだろう、その鳥は地面のインターロッキングブロックの上で動かない。目を開けたままボーツとはしているが立っていて死んではいない様子だ。初めて目にするその小鳥は頭が黒くて、羽は灰色っぽく脚が黒い。
その当時、自宅でオカメインコ(ルチノー)を飼ってはいたが野鳥の事は全然分からなかった。知っている野鳥と言えば、スズメとカラス(ブトやボソの区別も出来ない)、ドバト、白鳥、トンビ、マガモくらいなものだった。
店舗の出入り口前なので通行人が多くて危険なため、両手ですくうようにして持ち、通路脇に寄る。右の手のひらに乗せて、左手でスマホを構えて写真を撮ろうとすると、そっぽを向いてしまい目が写る写真が撮れない。掌の向きを変えて何とか顔の入った全体写真を撮ろうとするが、その鳥は無意識に拒否反応が出ているのか顔だけそっぽを向いてしまう。顔がばっちり入った写真は撮る事を諦めた。さて、これからどうしたものか?と考えて周りを見渡すと、すぐ隣に公園がある事に気づいた。ひとまず鳥を掌に載せたまま水飲み場へ向かい、嘴に水をつけてみる。それでも様子はあまり変わらない。そうしているうちに、この鳥は「ハッ!」と我に返ったかのように飛び立ち、近くの木の枝に止まった。そこから私の方を見つめている様に見えた。そこで私はもう大丈夫だろうと思ってその場を立ち去った。後で妻に撮影した写真を送りその鳥がシジュウカラだと知った。
野鳥の事を少し分かるようになった今なら、シジュウカラを間近で見られるチャンスがあればもっとよく観察することが出来るだろう。もったいない事をした。当時の知識に乏しい私にはシジュウカラの脚が黒く光っていたのがとても印象的だった。
札幌の自宅マンションの1階エントランス外でも、ガラス窓にぶつかって床で気絶?脳震盪?を起こしている小鳥を見かけたことが幾度かある。きっと全世界で、同じようなことが多数起きているのだと想像すると、衝突防止のためにすべてのガラス窓を模様や色付きに変えてしまえないかと考えてしまうのである。
既にお知らせしておりました通り西岡公園のヒグマ目撃情報による園内閉鎖は9月1日に閉鎖解除となりましたが、札幌支部が9月7日に予定しております西岡定例探鳥会は公園の閉鎖解除・継続の有無に関わらず中止とすることを決定いたしました。
理由としましては、8月17日の目撃時間が午前8:00頃と探鳥会開催時間に近かったこと、羅臼岳での人身事故、昨今の道内ヒグマ出没状況等を考慮し、慎重すぎる判断とお叱りを受けることを覚悟で参加者の方の安全を優先し、中止の判断といたしました。
開催を楽しみにされていました皆様には大変申し訳ありませんが、この中止はあくまで9月西岡に限った特例措置ということでご理解いただきますようお願いいたします。
お友達、お知り合いの方にもこの旨をご案内いただけますと大変ありがたく、10月の開催を信じて重ねてお願いいたします。
探鳥会は会員外の方の参加も可能です。お友達なども誘って、多数ご参加ください。
探鳥会参加費は会員は無料、会員外は300円必要。中学生以下は会員外でも無料です。
感染症やヒグマ出没などで中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。
9月7日西岡水源池定例探鳥会は、ヒグマの目撃情報があったこともあり、参加者の安全を最優先とするため公園の閉鎖解除の有無にかかわらず中止といたします。
詳しくは「9月7日西岡水源池定例探鳥会中止のお知らせ」を御覧ください。