*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2024年8月の行事案内

探鳥会は会員以外も参加可能!! 申し込みは不要です

探鳥会は会員外の方の参加も可能です。お友達なども誘って、多数ご参加ください。
初心者の方も常時大歓迎です。
探鳥会参加費は会員は無料、会員外は300円必要。中学生以下は会員外でも無料です。
感染症や熊出没等の状況によっては中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

8月4日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

時間
9時から12時
集合
西岡公園管理事務所前 9時集合
交通
地下鉄「澄川駅」から8時30分発 中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
参加費
会員無料、会員以外は300円(ただし中学生以下は無料)
野鳥情報
アオバト、ハリオアマツバメ、カワセミなど

2023年は、雨天中止でした。

8月11日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

時間
9時から12時
集合
円山公園南大通側入口の円山公園管理事務所前 9時集合
交通
地下鉄「円山公園駅」3番出口から徒歩4分
参加費
マガモ、ヤマガラ、シメなど
野鳥情報
オオムシクイ、コムクドリ、キビタキなど

Web版カッコウ 2024年7・8月号

今月の特集は、野生鳥類研究者 川路則友先生の 「センダイムシクイってどんな鳥?」 です。十数年かけて行われた調査、研究の興味深い内容を垣間見ることができます。

日本野鳥の会札幌支部の支部報カッコウWeb版は会員限定で、奇数月の1日が最新版公開日となっております。

注意!:支部会員専用Web版カッコウは、2024年5月からパスワードが変更になっています。新しいパスワードは、お手元の紙版カッコウをご確認ください。

Web版カッコウ 2024年5・6月号

Web版カッコウ 2024年5・6月号

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページをご覧ください。

日々変化していく鳥たちの生息状況を見守り続ける

特定非営利活動法人バードリサーチ 高木憲太郎

参加型調査で調査方法や記録の仕方を確認する参加者。このようにみんなで集まって調査することもありますが、各自が自宅周辺でできる調査を多く展開しています。

鳥たちの生息状況の変化を肌で感じる機会というのは、どんな時でしょうか。関東だと、外来種のガビチョウが分布を広げて、いろんな場所で見られるようになりました。全国的には、キビタキやカワウなどが分布を広げていて、北海道でも1980年代以前は生息していないと言われていたカワウが各地で観察されるようになりました。今までいなかった鳥が見られるようになると、その変化を強く感じます。 一方で、減少している鳥はどうでしょうか?シマアオジのようにほぼ見られなくなるまで減ってきていたり、年々観察できる場所が減っていると、その変化は感じられます。ですが、個体数の減り始めや、分布縮小の初期にその変化に気づくのは簡単ではありません。 バードリサーチは、公益財団法人日本野鳥の会などと共に2016-2021年に全国鳥類繁殖分布調査を実施しました。このリレーエッセイを読んでいただいている方の中にも調査にご参加いただいた方がたくさんいらっしゃると思います。この調査は約20年ごとに実施されていますが、定期的なモニタリングによって各地のデータが蓄積されると、気づきにくい「減り始め」に気づくことができるようになります。 この全国調査で北海道で最も分布や個体数が多かった鳥はアオジでした。分布図を見ても、北海道では安泰に見えますが・・・、本州以南の分布域の南側では分布が縮小しています。道内でも、環境省によるモニタリングサイト1000陸生鳥類調査によると、苫小牧で個体数の減少が確認されています。また、北海道に広く分布しているアカハラも、本州以南では分布の縮小がみられています。この鳥は本州以南では高標高地に生息していますが、標高別に過去の調査と比較してみると、低地で見られなくなってきています。このまま温暖化が進んだとき、これらの鳥が北海道で減少し始める可能性は否定できないのです。 バードリサーチでは、減少の兆候をいち早く捉え、警鐘を鳴らすことができるよう、会員参加型で、各種の鳥たちのモニタリングを継続していきます。無料の会員区分がありますので、ぜひ、バードリサーチに入会して、調査に参加いただけたらうれしいです。
バードリサーチへの入会はこちら
https://www.bird-research.jp/1_nyukai/
日本の森の鳥の変化:アオジ.バードリサーチニュース 2023年12月: 1
日本の森の鳥の変化:アオジ
日本の森の鳥の変化:アカハラ.バードリサーチニュース 2023年9月: 1
日本の森の鳥の変化:アカハラ

2024年7月の行事案内

探鳥会は会員以外も参加可能!! 申し込みは不要です

探鳥会は会員外の方の参加も可能です。お友達なども誘って、多数ご参加ください。
初心者の方も常時大歓迎です。
探鳥会参加費は会員は無料、会員外は300円必要。中学生以下は会員外でも無料です。
感染症や熊出没等の状況によっては中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

7月7日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

時間
9時から12時
集合
西岡公園管理事務所前 9時集合
交通
地下鉄「澄川駅」から8時30分発 中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
参加費
会員無料、会員以外は300円(ただし中学生以下は無料)
野鳥情報
カイツブリ、ツツドリ、オオアカゲラなど

7月14日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

時間
9時から12時
集合
円山公園南大通側入口の円山公園管理事務所前 9時集合
交通
地下鉄「円山公園駅」3番出口から徒歩4分
参加費
会員無料、会員以外は300円(ただし中学生以下は無料)
野鳥情報
オシドリ、クロツグミ、オオルリなど

7月20日、21日(土・日)八戸航路一泊探鳥会


札幌支部事務所の夏休み

8月16日(金)事務所は、お休みです。

八戸航路探鳥会のご案内

7月の八戸航路探鳥会は、受付終了しております。10月の八戸航路探鳥会は、現在受付中です。

札幌支部では唯一の遠出、宿泊探鳥会、「八戸航路探鳥会」。普段のバードウォッチングでは見ることのできない海洋の鳥たちを、フェリーから観察します。識別の難しい種類も多いですが、ベテランの案内人が同行します。ぜひ、多数御参加ください。

10月26日から27日(土・日)八戸航路探鳥会のご案内(要申込)

日時
10月26日(土)~27日(日)
集合
苫小牧西フェリーターミナル(2階ロビー)、26日 午前8時集合
※マイカーは第2駐車場(1日500円)を利用して下さい。
(第1駐車場の料金は、駐車時間数×100円です。まる1日利用すると2400円)
宿泊
パンションこうよう(☎0178-47-8787)
費用
2万円位(宿泊費、往復フェリー代、旅行保険料他タクシー代など)
・宿泊(一泊二食付6050円)、乗船券(往復10800円)
・八戸港~ホテルのタクシー代(各自で割勘とします)
・復路の昼食用お弁当代(各自で現地調達)
持物
望遠鏡・双眼鏡等観察用具、防寒衣料(甲板の体感温度は厳冬期並みです)
入浴用品(往路船内無料大浴場で入浴予定)
昼食用お弁当(帰りのお弁当は各自で現地調達)健康保険証など
野鳥情報
クロアシアホウドリ、コアホウドリ、オオミズナギドリ、フルマカモメなど
行程
26日 9:30苫小牧―18:00八戸(川崎近海汽船、シルバーエイト)
27日 8:45八戸―16:00苫小牧(川崎近海汽船、シルバープリンセス)
申し込み先
野鳥の会札幌支部( 011-613-7973)月曜、金曜の10時~17時
締め切り他
8月26日(月)締め切り。なお、保険契約等のため、生年月日をお知らせください。

申し込みはメールでも受け付けております

2024年6月の行事案内

初心者大歓迎。会員以外のお友達も誘ってぜひともご参加下さい。

6月の探鳥会は、開始時間がいろいろあるので、ご注意くださいね。

感染状況や熊出没等によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

6月2日(第一日曜日)西岡水源池早朝探鳥会

  • 時間・・・5時~8時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 5時集合
  • 交通・・・公共交通機関はありません
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・アオバト、クマゲラ、エナガなど

2023年の探鳥会記録はこちら → 2023年6月4日 西岡水源池


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

6月2日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ハリオアマツバメ、キセキレイなど

2023年の探鳥会記録はこちら → 2023年6月4日 西岡水源池


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

6月9日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口の円山公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・オオムシクイ、コムクドリ、キビタキなど

2023年の探鳥会記録はこちら → 2023年6月11日 円山公園


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

6月14日から16日(金、土、日)カッコウ生育調査

調査協力者募集(札幌支部会員の方)

E-mail:cuckoo@sapporo-wbsj.org

6月16日(日曜日)厚別川河畔林・カッコウ探鳥会

  • 時間・・・7時30分~10時30分
  • 集合・・・川下公園ピクニック広場駐車場 7時30分集合
  • 交通・・・地下鉄「白石駅」から7時00分発、中央バス「白24・川下線」に乗車、「八幡宮」下車、徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・カッコウ、オオジシギ、オオヨシキリなど

※ 訂正
紙版カッコウ5、6月号では時間が「7:30~12:00」となっておりましたが、
正しくは、「7時30分から10時30分」です。
申し訳ありません。訂正させていただきます。

2023年の探鳥会記録はこちら → 2023年6月18日 厚別川河畔林


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

6月23日(日曜日)石狩浜探鳥会

  • 時間・・・9時30分~12時
  • 集合・・・はまなすの丘ヴィジターセンター
  • 交通・・・中央バス札幌ターミナル7時55分発、「石狩行き」に乗車、終点「石狩」下車、徒歩15分。無料駐車場あり。
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・コヨシキリ、ノゴマ、オオジュリンなど

2023年の探鳥会記録はこちら → 2023年6月25日 石狩浜

海鳥をプラスチック汚染から守ろう

(公財)日本野鳥の会自然保護室 岡本 裕子

コアホウドリのヒナ (写真:OWS)

ハワイのミッドウェー環礁で撮影された
コアホウドリのヒナ (写真:OWS)
ライターやボトルのふたなどのプラスチックごみがぎっしりと詰まっている

私たちの生活の様々な場面で使われるプラスチックが自然界に流出し、海鳥や海洋環境に影響を与えています。海面で採餌するアホウドリの仲間は、海表面のごみを餌と間違えることがあり、親鳥からの給餌によりヒナの体にもプラスチックが取り込まれます(写真)。現在、海鳥の約9割でプラスチックの摂食が確認されています。

プラスチックの野鳥への影響は、大きく3つあります。1つは餌と間違える「誤食」で、消化器官を傷つけたり、疑似満腹感により栄養不良になることがあります。2つめは「絡まり」で、細いひもやテグス、リング状のプラスチックに絡まると、動けなくなったり体の一部が壊死することがあります。3つめは「有害化学物質の蓄積」です。プラスチック製品には様々な添加剤が使用され、その中には有害なものも含まれます。プラスチックを取りこむことで、これらの有害化学物質も体内に蓄積されます。

多くの方が「きちんと捨てている」「分別してリサイクルしている」はずのプラスチック、しかしその処理方法には課題があります。日本では年間1千万トンものプラスチックが生産され、約800万トンのプラスチックごみが排出されています。プラスチックごみの約7割は燃やされ、国内でリサイクルされるのは1割未満です。自然界への流出は推定2%ですが、その中には流通・リサイクル過程での意図しない流出が含まれ、生産量があまりに多いために見過ごせない量になっています。私たちは、適切に処理できる量を大幅に上回るプラスチックを消費しており、海鳥をプラスチック汚染から守るには、プラスチックを大量に使い捨てるライフスタイルからの脱却が必要です。

日本野鳥の会では2021年より、オンラインセミナーを通じてプラスチックの問題を普及し、一人ひとりにできることを提案しています。また、社会の仕組みを変えるため、他団体と協働で政策提言を続けています。2022年からは海鳥への有害化学物質の蓄積状況の調査を始めました。そして2024年4月より、会員の皆さまが日ごろの観察で目にした、プラスチックの野鳥への影響(誤食、絡まり、巣材利用等)を写真で寄せていただく情報収取を始めます。どなたでもご参加になれますので、ホームページをご覧の上、ぜひ情報をお寄せください。

最後に、私たちは会員・支部の皆さまと力を合わせることで、このようなグローバルな環境問題にも取り組みはじめています。ぜひ「赤い鳥会員・おおぞら会員」になることで、こうした活動も応援してください。


「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」詳細はこちら

https://form2.wbsj.org/plastic-submission

オンラインセミナーのご案内

https://www.wbsj.org/activity/conservation/law/plastic-pollution/seminar/

支部報「カッコウ」2024年 5・6月号より

Web版カッコウ 2024年5・6月号

今月号は、日本野鳥の会札幌支部2024年度総会報告を掲載しています。会員のみなさま、2023年度も探鳥会の参加等、会の活動へのご協力ありがとうございました。引き続き今年度もよろしくお願いいたします。

注意!:支部会員専用Web版カッコウは、2024年5月からパスワードが変更になっています。新しいパスワードは、お手元の紙版カッコウをご確認ください。

日本野鳥の会札幌支部の支部報カッコウWeb版は会員限定で、奇数月の1日が最新版公開日となっております。

Web版カッコウ 2024年5・6月号

Web版カッコウ 2024年5・6月号

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページをご覧ください。

支部報カッコウ 5・6月号の訂正

支部会員の皆様、支部報カッコウはもう届きましたでしょうか。
1つ訂正がございます。

紙版カッコウ5・6月号の2ページ目行事案内で、6月16日(日)厚別川河畔林・カッコウ探鳥会の時間が「7:30~12:00」となっておりましたが、正しくは、「7時30分から10時30分」です。
申し訳ありません。訂正させていただきます。