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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2019年5月の行事案内

5月5日(第一日曜日)西岡水源池定例ゴールデンウィーク探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・カワセミ、クロツグミ、カイツブリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年5月6日 西岡水源池


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5月12日(第二日曜日)円山公園 早朝 バードウィーク探鳥会

  • 時間・・・6時30分~8時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 6時30分集合
  • その他、交通、参加費等、下記の定例バードウィーク探鳥会と同じ

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年5月13日 円山公園早朝

5月12日(第二日曜日)円山公園 定例 バードウィーク探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・アオジ、コサメビタキ、オシドリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年5月13日 円山公園


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ハクチョウの北帰行

大館和広

 今年の冬は過ぎてしまえば暖冬でした。2月上旬に厳寒がありましたが一瞬でしたね。暖冬の影響を直接見せてくれたのがオホーツの流氷でしょうか、この依頼を受けた2月末、オホーツクの海はすでに青一色だったのです。それでも今冬は興味深いことがありました。それはまた別の機会にお話しできたらと思います。

 前置きが長く申し訳ありません。ところで皆さんは鳥が渡る、移動するというというのを意識したことがありますか。そのような場面に出会ったことはありますか。それを見られるのは例えば室蘭のタカ、白神のヒヨドリ、宗谷岬のワシなどが代表的な場所ですね、毎シ―ズン楽しみにしている人は多いでしょう。日本は島国ですから、渡り鳥は海を越えて往来するというのはカンタンに想像することが出来ます。しかしそれを実際に「見る」のはそう簡単ではありません。だからこそ、出会った時は言葉では言い表せない感動です。私のフィールドであるコムケ湖では、湖を飛び立ち海を越えて北に帰っていくハクチョウの渡りを見ることが出来るのです!。単に飛んで行く群れを見るということではなく、北を目指して飛んで行く群れが見られるのです。

 条件の揃った早朝、前夜から落ち着かず、広くもない湖をあっちへ泳ぎ、こっちへ泳ぎしていた群れは、太陽が昇ると意を決したように鳴き交わし勢いよく水面を蹴って飛び上がります。ある群れは迷いなくまっすぐ北に向い、ある群れはまだ踏切りを付けずにいる水面の群れを誘うように、上空を旋回して北に向かって行きます。私の上を過ぎたひとつの群れは海面より高い高度で飛び続け、ひとつの群れは海面すれすれに飛び続けて行くのです。羽ばたく白い群れはだんだんと遠くなり、やがてうごめく1本の白い線になり水平線の彼方に見えなくなっていきます。鳥が空を飛ぶ生き物であることを、渡り鳥が海を越えて行くということを現実として見せてくれるのが、体感させてくれるのがコムケ湖のハクチョウの北帰行なのです。

 ああ、私にもっと文才があればもっともっと感動的にお伝え出来るのでしょうが、これで精一杯ですごめんなさい。
コムケ湖のハクチョウの北帰行は4月中旬以降の早朝に見ることが出来ます。北帰行には条件が必要なようで、天気図的には高気圧が東に抜けた直後の南風が吹く時が多いようです。それが休日に重なることは奇跡的なのですが、だからこそ出会えた時の感動は大きいのだと思います。いつもはライフリストを増やすことに熱心な人にも是非これは見てほしいと思います。場所はコムケ湖の海岸道路からなら何処でもいいです。時間は日の出頃から8時頃にかけてですが日中も渡って行きます。よく見ているとガンの群れも北上して行くのが見られます。
出会う事が少し難しいのですが、出会った時の感動は何物にも代えられないくらいに大きなものでしょう。是非一度チャレンジしてください、チャレンジする価値は十分です。

支部報「カッコウ」2019年4月号より

2019年4月の行事案内

4月7日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・キバシリ、アオサギ、ミソサザイなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年4月1日 西岡水源池


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4月14日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・オシドリ、エナガ、カワラヒワなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年4月8日 円山公園


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4月29日(月・祝日)北大構内初心者・ゴールデンウィーク探鳥会

知人、友人を誘いご参加ください

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・北海道大学正門(北9条西5丁目)9時集合
  • 交通・・・JR/地下鉄「札幌駅」北口から徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、非会員300円
  • 野鳥情報・・ヒバリ、コムクドリ、ルリビタキなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年4月29日 北大構内


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2019年度の会費は探鳥会でも受付けています。
当日の世話人へお渡し、必ず領収書を受け取ってください。

2019年3月24日 手稲山口バッタ塚探鳥会

2019年3月24日 手稲山口

  • ヒドリガモ
  • マガモ
  • カルガモ
  • コガモ
  • キンクロハジロ
  • カワアイサ
  • ウミアイサ
  • カイツブリ
  • カンムリカイツブリ
  • カワウ
  • アオサギ
  • ミサゴ
  • トビ
  • オジロワシ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ムクドリ
  • ツグミ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ
  • 合計:22種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-514

海辺のカフカ ―カフカはチェコ語でニシコクマルガラスのことらしい―

日本野鳥の会札幌支部  関 純彦

村上春樹「海辺のカフカ」の主人公名は、フランツ・カフカからの借用であると共に、チェコ語でカラスを意味することが物語の重要なキーワードとなる。しかし、チェコではカラスのことを本当に「カフカ」と呼ぶのだろうか。ふと心配になった。

というのは、村上氏は鳥に対する興味や知識がほとんどないと思えるからだ。私の知る限り、氏が小説の中で鳥の種名を記載したことはほとんどない。「ねじまき鳥」に出てくる「泥棒かささぎ」は曲の名前だし、たまに鳥が登場しても「名前の知らない鳥」など素っ気無い記述が目立つ。

そこへいくと、村上氏の短編「中国行きのスロウ・ボート」を土台にして古川日出男氏が書き直した「二〇〇二年のスロウ・ボート」は素晴らしい。

―留鳥のセキレイ、カルガモ、ゴイサギ、カイツブリ、渡り鳥のホシハジロ、ハシビロガモ、オナガガモ、&c.。ただ残念ながら、僕が最多目撃数を誇ると感じた野鳥については、ふれられていない。カラスだ。 種類を細説するならばハシブトガラス―

一方、その元になった村上作品の該当場面ではどうか。

―五羽のにわとりが遅い朝食だか少し早い昼食だかを食べているところだった。そして煙草を吸いながら餌を食べているところをずっと眺めていた。にわとりたちはひどく忙しそうに餌箱をつついていた―

洋酒や音楽などの細かい薀蓄とは対照的に、ただの「にわとり」をぼうっと見つめるだけで、要するに鳥なんかどうでもいいようだ。

さて、チェコの村上文学翻訳者によると、「カフカは少し背が小さく色もちょっと違うが、カラスの一種ではあるのでチェコの読者に意味は伝わる」そうである。

「kavka」で画像検索すると、やはり小さめのカラスの画像が出てきた。この中に「Kavka obecná」という名前があり、最終的にチェコでカフカといえば学名Corvus monedula、つまりニシコクマルガラスであることが分かった。コクマルガラスは日本でも見るが、ニシコクマルガラスは珍しい。欧州では逆で、英名だとニシコクマルガラスが単にJackdaw、コクマルガラスはDaurian Jackdawと呼ぶようだ。

ちなみに、チェコ語でハシボソガラスはVrána obecnáであり、どうやら一般的なカラスのことはカフカではなくVrána(ヴラーナ)と呼ぶらしい。

残念ながらニシコクマルガラスは見たことがない。写真はコクマルガラスの淡色型である。

支部報「カッコウ」2019年3月号より

2019年3月の行事案内

3月3日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ヒガラ、オオアカゲラ、キバシリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年3月4日 西岡水源池


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3月10日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・エナガ、ヤマガラ、ツグミなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年3月11日 円山公園


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3月21日(祝日)ウトナイ湖水鳥探鳥会

※弁当持参

  • 時間・・・9時30分〜14時
  • 集合・・・ウトナイ湖鳥獣保護センター駐車場 9時30分集合
  • 交通・・・新千歳空港国内線2,29,66番道南バス乗り場から8時25分発「苫小牧行」へ乗車、「ウトナイ湖」下車、徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・マガン、ミコアイサ、ダイサギなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年3月21日 ウトナイ湖


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3月24日(第三日曜日)手稲山口バッタ塚探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・手稲水再生プラザ駐車場 9時集合
  • 交通・・・JR手稲駅北口から【循環手41】8時28分発乗車、「山口団地6号棟前」下車、徒歩10分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ヒバリ、オオバン、オジロワシなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年3月25日 手稲山口


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2019年2月の行事案内

2月3日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・オオアカゲラ、キクイタダキ、キバシリなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年2月4日 西岡水源池


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2月10日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・アカゲラ、シメ、ウソなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2018年2月11日 円山公園


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迷鳥との出会い

日本野鳥の会札幌支部  竹田芳範(本文及び撮影)

その鳥を初めて見たのは七月二十三日、東屯田遊水池付近の
発寒川でです。その前の週に河畔林で「空飛ぶ宝石」が枝に止まって魚を獲るシーンをたっぷり見ることが出来たので、二十三日はそれ目的で発寒川に出掛けました。でも、青い鳥には会えませんでした。その代わり、カワセミを探している最中に岸辺の草むらに潜んでいる鳥が目にとまりました。私でも見つけられるような特徴を持った鳥でした。一番の特徴は首から腹にかけてが白い羽毛で覆われている点でした。もしも羽毛が茶色や灰色だったら見逃していたと思います。この白色のお陰で、岸辺まで距離はありましたが、双眼鏡に鳥の姿を入れるのは難しくありませんでした。帰宅して図鑑のページをめくると、該当するのはシロハラクイナだけでした。バンとほぼ同程度の大きさだということもそのとき知りました。

この日から、雨の日以外は同じ場所に通っては、50メートル離れた岸辺にいるこの鳥の様子を見守りました。最後の観察となる八月二十六日までの約一ヶ月間、家を出発するとき「まだ渡去しないでいてくれよ」と願わずにいられなかったのは、道内で見られることが滅多にない鳥だからです。いくつかの図鑑には、近年分布を北に広げつつあると書かれていました。その証拠に、北区の百合が原公園では2016年に繁殖を観察した人がいたと聞きます。同じ年、伊達でも観察例があったそうです。

さて、毎回の観察中、シロハラクイナは置物のようで、ほとんど動きがありませんでしたが、水浴びシーンを二回見ることが出来ました。時間は計りませんでしたが、結構念入りに行っていました。それと、たまに岸辺を歩いたので、クイナ科の鳥らしいがっしりとした黄色い脚と長い足指を確認できました。

ワイルドライフというテレビ番組の八月二十日放送分は「奄美・沖縄 原始のウサギ・ヤマネコ」でした。私が画面にかじりついていると、センサーカメラが捉えたイリオモテヤマネコが
写し出されました。二~三分ほどのシーンの中に何とシロハラクイナも二羽登場し、カメラの前を早足で通り過ぎていきました。「こ、こういう動き見たかった」と呟いたのを覚えています。

八月二十七日以降は40分前後、対岸の広い範囲を探しましたが見つけることは出来ませんでした。結局、一ヶ月以上滞在したと言うことは、「来年も渡って来ますよ」というメッセージなのでしょうか?

支部報「カッコウ」2019年1,2月号より

「由緒正しい新年会 2019」

あけましておめでとうございます。
みなさま、お健やかに初春をお迎えのことと存じます。

さて、札幌支部では、今年も「由緒正しい新年会」を開催いたします。
言葉通りに歴史と格式を感じるかどうかは、参加される方々の感性におまかせするとして、昨年はじめて探鳥会に参加してみたという人や、探鳥会に行ったことがあるけど、支部の新年会は初めてという方など、大歓迎ですので、ふるってご参加ください。

  • 日時:1月27日(第4日曜日)13時から16時
  • 会場:円山会館(中央区北1条西23丁目)
  • 参加費:1,500円(軽食、飲み物付き)
  • 講演:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 北海道支所長 河原孝行 テーマ「羊ケ丘の鳥類」
  • オークション:皆さんが持ち寄った寄贈品で行います。(当日会場へ出品物があれば持参ください)
  • 申し込み:E-mail:cuckoo@sapporo-wbsj.org
    またはお電話で 011-613-7973
  • 申し込み締切日:1月23日水曜日まで