*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

10月と11月の探鳥会は中止といたします

10月の探鳥会は中止させていただきます。
さらに11月の探鳥会も中止といたします。

新型コロナウィルス感染拡大により、北海道に「まん延防止のための緊急事態宣言」が出されており、状況はいまだに厳しいままです。
日本野鳥の会札幌支部の10月と11月の行事予定は、新型コロナウイルス感染防止のためすべて中止といたします。

私のまわりでも仕事の関係者が新型コロナでお休みのため打ち合わせが中止になりました、などの話しが増えてきました。
みなさまも体調に気をつけて、お過ごしください。

中止となる10月の行事

  • 10月3日(日) 西西岡水源池定例探鳥会
  • 10月10日(日) 円山公園定例探鳥会
  • 10月30日〜31日(土・日)八戸航路1泊探鳥会

中止となる11月の行事

  • 11月7日(日) 西西岡水源池定例探鳥会
  • 11月14日(日) 円山公園定例探鳥会

12月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

日本野鳥の会札幌支部

2021年9月の探鳥会は中止です

9月の探鳥会は中止させていただきます。
日本野鳥の会札幌支部の9月行事予定は、新型コロナウイルス感染防止のためすべて中止といたします。
いつまで続くの?このコロナ。9月も探鳥会はすべて中止せざるを得ない状況です。
同じく、いつまで続くの?この暑さ、という感じで、連日30℃超えが続いておりますが、みなさま体調はいかがでしょうか。
無理をなさらず、お体に気をつけて、お過ごしください。

中止となる9月の行事

  • 9月5日(日) 西西岡水源池定例探鳥会
  • 9月12日(日) 円山公園定例探鳥会
  • 9月19日(日) 室蘭タカ渡り探鳥会

10月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

 

日本野鳥の会札幌支部

石狩大湿原の忘れ形見を未来に引き継ぐ

新篠津ツルコケモモを守る会 事務局長 齋藤 央

新篠津村の残存ボッグに咲くツルコケモモ


かつて石狩平野には、総面積7万ヘクタールの広大な湿原・石狩大湿原がひろがっていました。石狩大湿原は約半分がボッグ(ミズゴケ主体の湿原)で占められ、今日のサロベツ湿原や雨竜沼湿原に似た景観を呈していたと推測されます。しかし、明治以降の開拓によって総面積の99.95%が失われ、現在ではボッグは美唄湿原、月ヶ湖湿原(月形町)、東野幌湿原(江別市)などにわずかずつ残るのみで、石狩大湿原は文字どおり“幻の大湿原”となってしまいました。
2015年秋、新篠津村内の原野を探索していた私は、ツルコケモモ、ミズゴケ、ワタスゲ、ヤチヤナギなどが生えている一角を発見し、ボッグが辛うじて生き残っていると判断しました。全域が民有地であるため行政への働きかけだけでは手遅れになりかねないと考え、総面積5ヘクタール弱のこのボッグを守るべく新篠津ツルコケモモを守る会(以下「当会」)準備会を立ち上げました。翌2016年春に新篠津村の元村議会副議長を会長に迎え入れ、正式に発足しました。

当会は、地権者との懇談や年数回の現地見学会を主な活動としております。道内の野生植物に関心がある方ほど「新篠津村には防風林と田畑しか無い」という思い込みが強く、モウセンゴケやツルコケモモが残っていると聞いてもなかなか信じず、実際に御覧になると驚かれます。探索の成果をまとめた報告書を新篠津村に提出し、行政との情報共有を心がけております。

5月初旬のボッグを探索する現地見学会の一行

会員数20人足らずで発足したての当会は非力であり、孤軍奮闘には限界があるため、先輩格の湿地保全関連団体に学びつつ力を合わせることを重視しています。石狩川流域の湿地保全関連団体の集合体であるしめっちネット(石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク)には、当会は準備段階から参加し、当会会員にはしめっちネットの行事への参加を呼びかけております。

石狩平野の太古の姿を今日に伝える生きたタイムカプセルである残存ボッグを次世代に残していくために、微力ではあっても志高く、奮闘してまいる所存です。

支部報「カッコウ」2021年 8・9月号より

2021年8月の探鳥会、中止のお知らせ

8月の探鳥会は中止させていただきます。
日本野鳥の会札幌支部の8月行事予定は、新型コロナウイルス感染防止のためすべて中止といたします。
8月は夏休みもあり、東京オリンピックのマラソン、競歩が札幌で開催されるため人出が多くなることも懸念されます。
なかなかワクチンも進まない中、また探鳥会で集まれるように、引き続きしっかり感染予防に努めていきましょう。

中止となる8月の行事

  • 8月1日(日) 西西岡水源池定例探鳥会
  • 8月8日(日) 円山公園定例探鳥会

なお10月の八戸航路1泊探鳥会も申し込み手続きが出来ないため、中止といたします。

中止となる10月の行事

  • 10月30〜31日(土・日) 八戸航路1泊探鳥会

9月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

 

日本野鳥の会札幌支部

2021年7月探鳥会は中止になりました

7月の探鳥会は中止させていただきます。
来月、日本野鳥の会札幌支部の7月行事は、すべて中止となりました。
札幌の感染者、なかなか減りませんね。そろそろ暑い季節になってきます。しっかり水分をとって、適度な運動、たっぷりの睡眠で免疫力を高めていきましょう。

中止となる7月の行事

  • 7月4日(日) 西西岡水源池定例探鳥会
  • 7月11日(日) 円山公園定例探鳥会
  • 7月17~18日(土~日) 八戸航路1泊探鳥会

8月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

 

日本野鳥の会札幌支部

2021年6月の探鳥会、中止のお知らせ

6月の探鳥会は中止といたします。
北海道も緊急事態宣言が発令されました。先月に引き続き、日本野鳥の会札幌支部の6月行事は、すべて中止させていただきます。
札幌市は特に感染者も多く、たいへんな状況になってきています。皆様も不要不急の外出はひかえ、体調に気をつけてお過ごしください。

中止となる6月の行事

  • 6月6日(日) 西岡水源池早朝探鳥会および西岡水源池定例探鳥会
  • 6月13日(日) 円山公園定例探鳥会
  • 6月18~20(金~日) カッコウ生息調査
  • 6月20日(日) 厚別川河畔林・カッコウ探鳥会
  • 6月27日(日) 石狩浜探鳥会

7月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

 

日本野鳥の会札幌支部

山裾に暮らして30年余り

むらかみ農園 村上 順一

いま思えば大学2年の初夏、天売焼尻をめざして友人二人と帯広から夜行普通列車「からまつ」に乗り、2泊3日の島巡りをしたのが野鳥に目覚めた時であったか。
虫好きとはいえ、鳥といえばスズメとカラスとハトしか知らない男がこの3日間で鳥好きになってしまったのでした。
もう鳥ワールドから抜け出せない。
大学の3・4年は鳥の巣を見つけたら1食くわせてくれるという恩師に恵まれ、卒論調査中に偶然見つかる巣がゴチに見えたものでした。

ボリスブラウン初生ビナ

1987年に私たち家族は余市町の山裾に移住しました。
住みながらにして野鳥が楽しめると目論みました。
たまたま鳥好きが、鶏飼いを始めてしまったのでした。鶏も200羽くらいなら時間も余裕があり、毎日周辺の散策ができていたのですが、この数では飯が食えない。
鶏が増えれば忙しく、もう住みながらどころか、居ながらにしての鳥見です。
雪解けが進み大地が顔を出し始めると、続々と畑にやって来る夏鳥たちとさらに北へ向かう鳥たちの突然の出現に大喜び。オオマシコ♂とオオルリ♂が同じ木にとまる。ハウスのパイプにノゴマ♂が。納屋に入ってしまったジョウビタキの♀♂。残雪の上にベニヒワ、ミヤマホオジロ、カシラダカ。
移住した当時、我が家への道は山道そのもの。現在よりは自然度は高かった。

納屋に入ってしまったジョウビタキ(2014.04.21)

畑の脇には渓流が流れていて、毎年アカショウビンの声が聞こえたものでした。奥の山からはジュウイチの声。夕暮れからはヨタカが鳴いた。早朝の散歩では多くのコルリの囀りがうるさいほど。しかし残念なことに今これらの声はありません。
姿を見せなくなった夏鳥たちの越冬地に変化があったのでしょうか。

住み始めたころとは獣の様子も変わりました。毎年近くでヒグマが登場し、エゾシカは年々増加中、アライグマはもう普通にいます。鶏飼いにとってはキタキツネとイタチとイイズナも脅威です。山裾での生活は、彼らの生活圏に踏み込んでいることに間違いはありません。これからもなんとかうまく折り合っていきたいものです。

支部報「カッコウ」2021年5,6月号より

2021年5月の探鳥会、中止のお知らせ

5月に予定しておりました、
5月2日 西岡水源池定例探鳥会、5月9日 円山公園定例探鳥会及び早朝探鳥会、5月23日 手稲山口バッタ塚探鳥会は、中止いたします。

新型コロナウイルス感染が治まる気配がなく、特に感染力が強く病態が悪化しやすい変異株が市内で広がっており、4月後半からは第4波の感染拡大期に入ると予想されることもあり、5月の探鳥会はすべて中止といたします。
あわせて、7月23日〜24日 八戸航路1泊探鳥会も申し込み等の準備が間に合わないため中止とさせていただきます。

6月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

 

日本野鳥の会札幌支部

シマフクロウ、西に広がる。道央圏は目の前に。

公益財団法人日本野鳥の会野鳥保護区事業所 松本 潤慶

日高地域の山の中。林内での作業を終えて帰り支度をしていると、日が陰った森の奥から「ボーボー」「ウー」という腹に響く低い声が聴こえてきました。シマフクロウの鳴き交わしの声です。日没後の世界は彼らが主役。まずい、早く帰らねば。彼らの生活を脅かさないためにも、私たちは大急ぎで荷物をまとめて森を後にしました。

この森は(公財)日本野鳥の会の「持田野鳥保護区シマフクロウ日高第1」の河畔林。1998年からシマフクロウ1つがいの繁殖が確認されており、2007年からは当会が民有林を購入して野鳥保護区の設置を進めている生息地です。

シマフクロウ1

研究者の調査によれば、シマフクロウの繁殖には100㎡に30尾以上の密度で20㎝程の大きさの魚がいる河川環境が必要なのだとか。そのような川は、北海道と言えど、そうあるものではありません。一見豊かに見えるこの河畔林も、シマフクロウが繁殖するには餌が不足している状況でした。

その対策として、私たちは環境省から引継ぐ形で2011年に給餌場を設置しました。そして河川の餌資源量を調査しながら適正な時期に適正量のヤマメを補填しています。この給餌場には、シマフクロウだけでなく、オオワシ、オジロワシ、ヤマセミなども魚を求めてやってきます。たまに姿を現すヒグマには困ったものですが、この給餌により繁殖成功率が上がり、若鳥たちが野鳥保護区から北海道内各地に広がってくれることを期待しています。

給餌場に魚を追加

以前は道東の鳥だったシマフクロウですが、今では日高山脈以西でも繁殖を始めています。間もなく道央圏でも姿が見られる時代がやってきます。しかし太陽光発電のための伐採や、河川改修、分散経路上の風力発電所建設計画など、日高・道央圏ではシマフクロウの分散の障害が多く、課題は山積みです。私たちは、ウトナイ湖サンクチュアリ内に移転した野鳥保護区事業所を拠点に、皆さんと一緒に日高山脈以西のシマフクロウの生息地保全を考えていきたいと思います。

※当会の給餌活動は、環境省の保護増殖事業者として実施しています。

支部報「カッコウ」2021年4月号より