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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2022年6月の行事案内

参加は日本野鳥の会札幌支部会員限定です。参加人数を制限した申し込み制といたします。

申し込みは、 ↓ こちらから
Web版カッコウへ

感染状況によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

探鳥会に参加される方へのお願い

  1. 発熱、体調の悪い方は参加をお控えください
  2. 不織布マスクの着用をお願いします
  3. マスクを外す場合は人との距離を充分とってください
  4. 大声や必要以上の会話はお控えください
  5. なるべく人との距離を保つ努力を
  6. 距離を保てない場合は会話をお控えください
  7. 裸眼で望遠鏡を覗くときはアクリル板の使用を
  8. 双眼鏡、図鑑、筆記具等の共用はご遠慮ください
  9. 写真撮影は人から離れて
  10. 守られていない場合は世話人が注意することがあります
  11. 後日新型コロナウイルス感染が判明された方は必ずご連絡ください

6月5日(第一日曜日)西岡水源池早朝探鳥会

  • 時間・・・5時~8時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 5時集合
  • 交通・・・公共交通機関はありません
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・カイツブリ、クマゲラ、キセキレイなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月2日 西岡水源池


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

6月5日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ヤマゲラ、キバシリ、コゲラなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月2日 西岡水源池


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6月12日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・アカゲラ、コムクドリ、オオルリなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月9日 円山公園


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6月19日(日曜日)厚別川河畔林・カッコウ探鳥会

  • 時間・・・7時30分~10時30分
  • 集合・・・川下公園ピクニック広場駐車場 7時30分集合
  • 交通・・・地下鉄「白石駅」から7時00分発、中央バス「白24・川下線」に乗車、「八幡宮」下車、徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・カッコウ、エゾセンニュウ、ノビタキなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月16日 厚別川河畔林


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6月26日(日曜日)石狩浜探鳥会

  • 時間・・・9時30分~12時
  • 集合・・・はまなすの丘ヴィジターセンター
  • 交通・・・中央バス札幌ターミナル7時55分発、「石狩行き」に乗車、終点「石狩」下車、徒歩15分。無料駐車場あり。
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・オオヨシキリ、クロツグミ、オオジュリンなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月30日 石狩浜

ふぉれすと鉱山に、にぎやかな春が来た!

NPO法人登別自然活動支援組織モモンガくらぶ/
登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山
遠藤 潤

みなさん、登別にはお越しになったことはありますか?「登別温泉に行ったことある!」という方が多いでしょうか。その登別温泉より西側の山間に、登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山があります。
旧鉱山小中学校校舎と跡地を活用した社会教育施設として、ふぉれすと鉱山は、2002年4月にオープンしました。2007年より、私たちNPO法人モモンガくらぶが指定管理者となり、人と人、人と自然のふれあいを促進し、人づくり、地域づくりへとつなげていくことをコンセプトに、鉱山地区をフィールドとする自然体験の機会を提供し、0歳からアクティブシニアまで、自然観察など身近な自然を題材にした活動から、リバートレッキングなどアクティブな活動まで、四季折々、様々な活動を展開しています。

ふぉれすと鉱山は、幌別川の上流部、森と川に囲まれた鉱山地区(鉱山町)にあります。鉱山町とは、その名の通り、幌別鉱山で栄えた町があったところ。幌別鉱山は、明治末期、金銀銅の採掘から始まり、やがて山向こうから硫黄を採掘、その後それが主流となり、昭和初期には硫黄の生産が日本一になりました。3分の2世紀に及んだ幌別鉱山は、昭和48年に閉山。今では、その時代の歴史の遺構が森の中にひっそりと佇んでいます。

ふぉれすと鉱山周辺の5月のはじまりは、にぎやかです。キタコブシやエゾヤマザクラが咲き、オオルリやキビタキなど夏鳥たちが渡ってくる季節。渡ってきたばかりの頃は、オス同士が2羽3羽と一緒に行動している姿もみられます。早朝森を歩くと、クロツグミ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、アオジ、イカル、そして、水辺ではミソサザイ、コマドリたちの美しいさえずりが響き、夕暮れにはアカハラやコルリ、夜になるとトラツグミの鳴き声が雪どけの川の音とともに、静かな森に響き渡ります。こうして、渡り鳥たちが到着した順にさえずりの種類も増えていきます。

春という季節は、長い冬を越えてきた生きものたちにとって、待ち遠しかった季節。ふぉれすと鉱山で、私がいつも感じることは、自然や生きものたちが季節を教えてくれること。ぜひ機会があれば、森と川に包まれた季節を感じにふぉれすと鉱山にお越しください。

支部報「カッコウ」2022年 5・6月号より

2022年5月の探鳥会は中止になりました

札幌市は新型コロナウイルスの感染増加傾向にあるため、5月の探鳥会は、中止とさせていただきます。

中止となる5月の行事

  • 5月1日(日)西岡水源池定例ゴールデンウィーク探鳥会
  • 5月8日(日)円山公園早朝・バードウィーク探鳥会
  • 5月8日(日)円山公園定例探鳥会
  • 5月22日(日)手稲山口バッタ塚探鳥会

連休の探鳥会を楽しみにしていた皆さま、申し訳ありません。
6月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

日本野鳥の会札幌支部

2022年4月の探鳥会、会員限定で開催

2022年4月の探鳥会は支部会員限定、予約不要で実施いたします。
新型コロナは、減少傾向にありますが、まだまだ安心できません。しっかり感染対策をした上でご参加下さい。
なお、状況が変化したり、不測の事態が生じた場合には中止もあり得ますのでご了承ください。その場合は札幌支部のホームページでお知らせいたします。

※支部会員限定のため、参加費は無料です。
※当日までに会員になっていただける方も歓迎いたします。入会につきましては「入会案内」をご覧ください。

残念ながら4月1日に中止が決定いたしました

詳しくは「4月探鳥会は全て中止します」をご確認ください。

2022年4月の行事案内

4月の探鳥会は全て中止になりました

詳しくは「4月探鳥会は全て中止します」を御覧ください。

4月の探鳥会は支部会員限定で実施いたします

予約は必要ありませんが、支部会員の方のみですのでご了承ください
なお、状況が変化したり、不測の事態が生じた場合には中止もあり得ますのでご了承ください。その場合は札幌支部のホームページでお知らせいたします。

4月3日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・キバシリ、アオサギ、ミソサザイなど

3年前(!)はこんな鳥が見られました → 2019年4月7日 西岡水源池


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4月10日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・オシドリ、エナガ、カワラヒワなど

3年前はこんな鳥が見られました → 2019年4月14日 円山公園


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4月29日(金・祝日)会員限定 北大構内初心者探鳥会

会員だけど、初心者の方。入会したばかりの方、去年入会したけど中止ばかりで残念だった人。歓迎いたします。

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・北海道大学正門(北9条西5丁目)9時集合
  • 交通・・・JR/地下鉄「札幌駅」北口から徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・ヒバリ、コムクドリ、ルリビタキなど

3年前はこんな鳥が見られました → 2019年4月29日 北大構内


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2022年度の会費は探鳥会でも受付けています。
当日の世話人へお渡し、必ず領収書を受け取ってください。

渡り鳥には磁気が見えている?

日本野鳥の会札幌支部会員  関 純彦

 昨年のネイチャー誌で、ヨーロッパコマドリの目に存在する「クリプトクロム4」というタンパク質が地球の磁場に反応するという研究が目にとまりました(1)。同号の総説(2)によると、鳥は天文情報や地形などに加え「自らの磁気コンパス」で方角を決めていると考えられてきました。しかし、どの器官がどういう仕組で感知するのか長らく謎でした。

 古くは、マグネタイドという鉄分が体にあり、それに磁力が加わると神経に伝わると考えられました。磁力とは「磁石に鉄がくっつく力」と考えている私たちには理解しやすい仮説です。しかし、マグネタイドは鳩の嘴で発見されてはいるものの、実際に働いている証拠はありません。

 そもそも地球の磁場は約0.5ガウス、磁石は1000ガウス以上なので鉄を動かす力よりずっと微力です。そこで、もっと小さな素粒子レベルの仕組みが提唱されました。

 極めて簡略化した図を作成してみました。「クリプトクロム4」は鳥類、魚類、両生類の網膜で見つかっています(人間には無いようです)。クリプトクロムに光が当たると、電子が1個だけ移動してきますが、軌道に1個しかない不対電子は移動しやすく、この不安定な状態を「ラジカル」と呼びます。ラジカルは別のラジカルと互いに電子を移動させ合い、ラジカル対を成します。ラジカル対は電子の自転方向によって、安定状態に戻りやすい一重項と、ラジカル状態を維持する三重項に分かれますが、磁場がこの比率に影響を与える結果、方角の違いによってクリプトクロムのラジカル状態も変化するはず、という仮説です。

 この「ラジカル対機構説」は1978年に提唱されましたが、弱い地球の磁場上で微妙な反応を実験的に証明するのは困難で、人工的に強力な磁場を作ったり、磁気に敏感な物質を代用するなど工夫をしても、間接的な証拠しか得られてなかったのです。しかし今回、コマドリの網膜に存在する「クリプトクロム4」が地球の磁場に十分に反応することを、世界で初めて直接証明したというわけです。

 どうやら渡り鳥は網膜で磁気を感知し、方角を判断しているようです。つまり、渡り鳥には「南北の違いが実際に見えている」と考えられます。いったいどんなふうに見えているのでしょうか? 明るさが違ったり、あるいは色が変わったりして見えているのでしょうか? 今後の研究の発展に期待しています。

参考文献 

1) Xu J. et al. Nature 464, 1140-1142, 2021
2) Warrant EJ. Nature 464, 497-498, 2021

支部報「カッコウ」2022年 3,4月号より

Web版カッコウ 2022年3・4月号

支部報カッコウの最新版、2022年3・4月号です。
今号の特集記事は、「羽標本迷走記」
野鳥好きの人なら、道端に落ちているきれいな羽を一度くらい拾ったことがあるでしょう?
羽収集の沼にハマりかけている人必見です!!?

カッコウ 2022年3・4月号

カッコウ 2022年3・4月号

Web版カッコウは、紙版カッコウ発行月の1日に更新されますが、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載ってます。

入会希望者は、 入会案内 のページを見てね。

2022年3月の探鳥会はすべて中止になりました

新型コロナウイルスの感染拡大により、3月の探鳥会は、中止とさせていただきます。

中止となる3月の行事

  • 3月6日(日)西岡水源池定例探鳥会
  • 3月13日(日)円山公園定例探鳥会
  • 3月21日(月・祝) ウトナイ湖探鳥会

4月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

なお、1月9日(日)開催予定だった、円山公園定例探鳥会が急遽中止になった際、支部内の連絡不手際によりホームページへの掲載が出来ませんでした。
ホームページを見てから探鳥会へ出かけられた方もいらっしゃったかも知れません。大変申し訳ありませんでした。幹事会でも話し合い、中止の決定方法とホームページへの掲載手順なども取り決めましたので、今後このようなことがないように気をつけていきたいと思います。

日本野鳥の会札幌支部

Web版カッコウ 2022年1・2月号

支部報カッコウのWeb版、新年号がアップされました。
特集は「なんたってシマエナガ!」かわいいシマエナガの写真がふんだんに見られます。また、札幌支部のどの探鳥会に参加するとシマエナガを見られる確率が高いか、過去のデータから割り出しています。これは、見ないわけにはいかないゾ。

Web版カッコウは、紙版カッコウ発行月の1日に更新されますが、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
Web版カッコウと紙版カッコウの記事内容はほとんど変わりませんが、Web用に最適化してレイアウトも組み直してあります。パソコンだと掲載されている写真が大きなサイズで見られたり、投稿した写真が使われていたり、コメントを書き込んだり出来ます。
まだ見てない会員の方は、一度覗いてみて下さい。ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載ってます。

入会希望者は、 入会案内 のページを見てね。

2022年 新年のご挨拶

支部長 猿子正彦

新型コロナウィルス感染防止のため一年以上の長きにわたり、中止を余儀なくされていた支部探鳥会を先月から再開いたしました。この間、会員の皆さまには、多大なるご不便をお掛けしてしまい、大変に申し訳ありませんでした。深くお詫びする次第です。

昨年12月に入ってからは札幌の感染者数も一ケタ台まで下がり、以前よりは多少、安心して探鳥会を開催できるまでになりました。しかし、油断は禁物です。引き続きマスクの着用、手指の消毒、人と人との適正な距離の確保など感染防止対策を行ったうえでの開催となります。皆さまのご協力をお願いいたします。

新型コロナが猛威をふるう中では一人で鳥見をする機会が多くありました。慣れ親しんだ観察地に出かけ、いつものように鳥を見ていますと、変わらない自然界の営みがあって、人の世のコロナ騒動とはかけ離れた時間を過ごすことができました。野鳥が暮らす世界は人とはある程度は切り離された別世界ですから、人の世の騒ぎも、落ちついて考えて見ていることができました。

鳥を観る、自然と触れ合うことの大事さを改めて知ることとなりました。

本年も皆さまのご健勝と益々のご発展をお祈りいたしております。

トラのイラスト