私の鳥見の楽しみ方
文と写真 札幌支部会員 中村 隆
私は、会員歴は長いが、この数年は定例探鳥会に参加せず、マイペースで鳥見を楽しんでいます。以下に私の鳥見の楽しみ方を簡単に述べさせていただきます。
本州出身者なので、先ずは当地で生活するようになった経緯から紹介します。1999年1月から2002年6月までの札幌転勤生活中に出合った多種多様な動植物の魅力にはまりました。その後、2006年10月に早期退職制度を利用して退職、札幌に移住しました。そして、日曜日に開催される当支部と北海道野鳥愛護会の探鳥会、北海道ボランティアレンジャー協議会や自然ウォッチングセンターの自然観察会等に参加しながらそれぞれの楽しみ方を学びました。名前を覚えるにつれそれぞれの個体への親近感が増し、次第に記録を残したくなり、カメラを購入することにしました。それを機にさらに鳥見に拍車がかかり、暇さえあればカメラ片手の散歩に出かけるようになったのです。
これからも気力と体力の続く限り、滝野すずらん丘陵公園「森ゾーン」のボランティアガイドと札幌市内や近郊都市の探鳥地での鳥見を堪能したいと思います。鳥見の基本は鳥にストレスを与えない適度な距離感をもってじっくり観察することだと思いますが、私は併せて出合いに感謝しながら記録に残る撮影も楽しむつもりです。
蛇足ですが、私の好きな鳥は、クマゲラ、エナガ、フクロウ、ヤマセミ、オオルリ、コルリ、コマドリ、ルリビタキ、クロツグミ、キビタキ、ムギマキ、ミソサザイ等です。今後ともよろしくお願いいたします。
支部報「カッコウ」2025年 5・6月号より
投稿日:2025年5月1日 投稿者:sapporo-wbsj