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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

中島公園の春

4月19日(日)11時am頃に小雨交じりでしたが、中島公園へ行ってみました。菖蒲池にはアオサギは居ませんでした。

わんresize少年の頃にデパートの屋上遊具階で見た、ヤマガラが御神籤を咥えて来る芸が印象にある小鳥です。今回は探鳥会で覚えたツーツーピーとゆっくりくり返す鳴き声ばかりではない事も気が付いて思い出しました。

 

すりー_edited-1桜の蕾も春に張ってきて晴れの日が期待できます。

 

 花が咲くと、蜜を吸う小鳥たちも待っているでしょう。

 

ヤマガラ_edited-1

 ヤマガラも、おす、めすの見分けが付かない鳥の一つ(だろうと思います)。

 

 

 

 

週末に札幌支部探鳥会があります。

4月29日(昭和の日)北大構内初心者・ゴールデンウィーク探鳥会 9:00~12:00

北大正門 9:00集合 JR・地下鉄「札幌駅」北口から徒歩5分

参加費会員無料 一般300円 障害保険付き

野鳥情報 アオジ、コムクドリ、ヒバリなど

案内人 猿子(ましこ)さん、 臼田さん  鳥を呼び込む天才案内人達です。ご期待下さい。

 

 

童話風に アオサギと二匹の猫

先に予告していたアオサギと野良猫たちとの光景を童話風にアップします。

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数年前の朝陽さしこむ六月初旬の、のどかな中島公園菖蒲池の片隅。

 

 

1

 

 野良猫a「魚を狙っているよ」

b「フフッ、あの屁っ放り腰じゃあ駄目だねえ」

アオサギ「(聞こえてるよ)」

 

2

野良猫a.b「アッ、飛び込んじゃった」

 

 

 

 

3

みごとに豊平川から流れ込むと言われるウグイをゲット。

 

 

 

4

アオサギ「いかが?生きのいい魚はおいしいよー」

猫a.b「うわー、(ごっくん)恐れ入りました」

5

 

アオサギ「(ごっくん)美味しかったあ」

野良猫a.b「・・・・・・」

 

 

6

 

アオサギ「じゃあね、さいならー」

 

余計なせりふをつけない方が良かったかもしれませんが、お楽しみいただけたでしょうか。

 

中島公園のアオサギ

今朝(四月十四日)5時半ころに、中島公園菖蒲池にアオサギが居ました。

イチ_edited-1早朝ですが近くのホテルからの観光客の散歩も数名見受けられて、池の周りには20人ほどの人たちが散策しておられました。

散歩の常連らしきオトーサンに訊ねると、今年のアオサギは三月二十九日にキタラの裏の鴨々川で、四月八日、十日にも菖蒲池に居たそうです。池に来るアオサギのファンのお一人らしくて、メモ帳を見て教えてくれました。

ニイ_edited-1中島公園にアオサギが来るようになったのは、2000年7月6日早朝としておきます(私のフィールドノートから)。前年には上空を飛ぶ姿が散見されていましたが、降りるということは無かったと思います。上空から公園の様子をウォッチしたうえでの飛来と思われます。市内に幾つかあるコロニーからやってくるようで、子育ての五・六月には昼間にも一羽か二羽が魚を獲っている光景が見られるので、先のオトーサンのようなファンがいらっしゃいます。

ゴオ今朝のアオサギくんは、近くを人が通りかかると逃げるように場所を変えていましたが、公園の人々の様子をウォッチしながら、だんだん慣れていって夏の終わりまでは魚を獲りに頻繁にやってくると思われます。

アオサギは神経質な鳥だと思いますが、一方で頭が良いらしくて、人の動きや表情を見て危険と安心を即座に判断して行動しているように思います。

2010年6月の朝に見せてくれたアオサギの行動は、童話の世界のような愉快なものでした。それは支部報カッコウにも紹介していたものですが、今回はここで連続写真でご覧戴く為に準備をしています。ご期待下さい。

 

 

 

 

北大構内春の足音

探鳥会の一つに選ばれる北大構内。世話人と一緒ですと、幾種類もの鳥が出迎えてくれるのをいつも不思議に思います。「何人もの目があるので見つけやすいから」と仰る先輩がいらっしゃいますが、どうも其れだけではない鳥を呼ぶ霊気?が・・・。(野鳥の会運営の基盤は会員数です。会員がもう少し増えてくれると活動がより円滑になるので、それを期待しています)

今日(4月11日)視力に優れる相方と構内を散歩しました。工学部横の大野池にはミズバショウが出ていました

1_edited-36今年のミズバショウは丁度良い大きさで風情があります。昨年は大きすぎて、風情に欠けたと感じていました。

 

 

 

 

1-1可憐なミズバショウの風情を新聞写真風に撮ってみました。

 

 

 

 

 

2_edited-27 マガモのカップルが現れました。何か彼等の会話が聞こえたような気がしました。

「巣を作る場所は、さっきの所が良いようだね」「そうねえ、でも、もう少し探してみましょうよ」。

毎年、大野池にはマガモやオシドリの雛たちがデビューしています。

食道1大野池のそばにはエンレイソウというレストランと学生向けの中央食堂があります。食堂は10時から20時まで。日曜も11時から15時まで。

学生に混じって近所の高齢ご夫婦も利用しています。

食道2ライス小130g64円。中200g97円。大340g120円。 味噌汁32円。さば塩焼き162円。竹の子と鶏の煮物162円。野菜サラダ類は計量計算。

 

私たちは二人分で1286円のランチ。

4_edited-20中央ローンを流れるサクシュコトニ川。現在は豊平川上流の水を引いているそうです。

きれいな流れと浅い水深が、四季を問わないカラスの水浴び場になっています。

今日も十数羽のカラスが入れ替わり立ち代り「カラスの行水」を楽しんでいました。

明日(四月十二日)は、人気の円山公園定例探鳥会。円山公園南大通り側入り口9時集合12時まで。地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分。会員無料、一般300円。案内人 猿子さん、臼田さん。春の女神ほほえむとき。 色とりどりの出会いが期待できます。

 

 

モエレ沼の氷も緩み始めて

_モエレ全景

 

モエレ沼の氷がおちはじめました。昨年よりも早いそうです。 氷上の筋はスノーモービルが走った跡だそうです。厳寒のモエレ沼で遊ぶ人たちが居るようです。画像はモエレ沼、水郷西大橋からのショットです。

遊歩道全景主な遊歩道の除雪が済んでいて、散歩やサイクリングなどを楽しむ市民の姿も見られました。

 

 

 

ウオッチング二羽のオジロワシが居ました。例年、氷が落ちる頃の二・三週間に一羽から数羽のオジロワシが来ています。

散歩の人に訊くと、数日前にハクチョウ2羽が降りたそうです。これから、賑やかになりそうです。

_オジロワシ4リサイズ_edited-1オジロワシは氷の間に閉じ込められた魚なども餌にしているようです。

餌を獲って体力をつけて別の場所へ移動するようです。

 

 

2羽おじろ彼等の並んでいる様子から、カップルになっているように見えますし、皆さんそう仰っています。

 

 

 

 

モエレ沼かも来訪開いた水面には、色とりどりのカモたちが泳いでいました。

画面にヒは、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、などでしょうか。

2百数十羽のカモメの群れが居ましたが、ユリカモメのように見えましたがよく分かりません。その他、マガモ、アオサギ、トビ、エトセトラ。

北大構内、も雪解けです

昨日に続いて今日も四月を思わせる陽気に誘われて、北大構内に春を探しに出かけました。1_edited-32

雪解け進む工学部横の大野池になにやら小鳥たちが・・・・・

 

 

 

2雪面の何かをついばんでいるようです。

 

 

 

 

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中央の

一羽を拡大すると、マヒワのようです。(マヒワに違いないとは思いますが・・)

 

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雪解けの土には

ふきのとうが顔を出していました。

 

 

 

 

 

 

中央ローンには、元気な幼児たちの群れが・・・・・。雪だるまの頭には毛に見立てたように松ぼっくいが乗っていて、彼等の親たちの頭髪は元気なんだと納得させられて・・・。

6_edited-6

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こちらには四人のせんせいに率いられた四十数人の幼児たちの元気な歓声が春を呼んでいました。

 

北大構内も雪解けがすすんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

オジロワシに出会いたい

地吹雪の恐怖もない微風快晴、オジロワシに出会いたい。出会えなくても氷に上でまどろむアザラシが居るかもしれない。期待を胸に25キロ先の石狩川河口へ行きました。_DSC9032

 

 

暖気の後の冷気のせいか、川岸までの雪原はしっかり締まっていて長靴で歩けましたが、やわなadaはどなたかのスノーシューの跡を辿って行きました。

 

 

 

_DSC9077リサイズオジロワシの姿も周りには無くて、

岸に打ち寄せる柔らかな波がのどかでした。

 

 

 

灯台_edited-1お目当てのオジロワシにもアザラシにも出会えなくて、カモメの仲間とアイサが休む風景に灯台を絡めてカメラに収めて、戻ってきました。

そんな鳥日和でした。

 

 

開けましておめでとう

スズメ3羽近くの米穀店が正月休みを終えて開店しました。スズメにとってはお店が開いておめでとう。

このお米屋さんには、コインで数キロ単位の玄米を精米出来る精米機が併設されています。お米の美味しさに拘る人たちが、よく足を運びます。それをスズメたちも待っていました。精米を持ち帰る際に磨かれた美味しいお米がこぼれるようです

餌とる (2)一月の雨降りは珍しいですが、つるつる道路に磨きがかかり米やさんの店頭で転倒だなんていやでしょう。手をつないで歩く人が多いです。

 

人通りの合間を見計らって、お米のおこぼれを戴くすズメたち。

餌とる (1)のコピー

画像には一羽のスズメですが、カメラを構えた変な爺さんが居なくなると、五・六羽が連れ添ってやってきます。

 

ナナカマドの実

東区北13条東3丁目の歩道を歩いていたら、ナナカマドの実をついばむムクドリの群れに会いました。近づくとムクドリが飛び去ってカラスが枝に残っていました。

カラスとナナカマド街路樹の歩道にはナナカマドの実が散乱していました。

ナナカマドの実は冬の小鳥たちの大切な食料の一つと言いますが、毎年に人気のナナカマドと言うのがあるそうです。その実が生る樹から実がなくなるそうです。

ナナカマドと皿今日のそれらしい実のひと房を拾ってきました。

ナナカマドの実でジャムを作る人たちが江別市(江別市の木はナナカマド)にいらっしゃるそうですが、毎年、鳥たちに早くから食べられるナナカマドが決まっているといいます。

歩道に落ちた実を持ち帰って潰すとゼリー状のやや苦い果肉が出てきました。うーん、味は美味しいという範疇にはありませんが、果肉の雰囲気はあります。

ナナカマドと焼酎ナナカマドの実をジャムにする情熱は無いので、とりあえず焼酎に漬けて砂糖を加えるインスタント飲料を試してみました。

軽いのりの試食と試飲でしたが、何と言いましょうか昼間から空飛ぶ心地にはなれました。

12月恒例、ボランティア感謝の集い

会報が確実に届くように、封筒に宛名を貼って郵送する作業を担うボランティアの皆さんの労をねぎらう恒例ボランティア感謝の集い。集いは新年号を発送する宛名貼りで始まりました。

ボランティア感謝の会宛名を貼った後で回収された封筒から剥がせる特殊な糊を使います。

糊の量や貼るタイミングに多少のコツが要りますが、そこはテンポ良くリズムに乗った楽しいおしゃべりで作業は快調に進みます。会食resize宛名の数と封筒の数が合うとOK。

 

OKが出ました。感謝の集いの始まりです。

支部からの心づくしのお弁当と皆さん持ちよりの漬物やお菓子などで、話題が弾みます。

 

 

12月カレンダー人気のMさんが撮り溜めた世界の野の花、新年1・2月カレンダーが参加した人たちプレゼントされました。

 

 

 

 

その後、adaさんが撮り溜めて、カッコウ誌にも使われた写真が、撮影時の状況を含めてパソコンモニターで表示されて好評でした。

そのいくつかを貼らせていただきます。

1979年初冬(スマート補正)_edited-21979年12月中旬、チューリップの花壇に残る雪。

 

 

 

 

 

1980年初春(スマート補正)_edited-21980年4月中旬、同じ花壇。

 

早春、木の幹の周りの雪解けている理由と同じようなことではないかという、事務局長さんの解説が納得いくものでした。

My beautiful picture1998年2月7日の石狩川河口付近。

川が凍結して、磯舟を川下へ移動している漁師さんたちです。

最近ではこのような光景はあまり見られないそうです。

鷲の狩り24月初旬のモエレ沼。オジロワシがナマズと思われる大魚を掴みだしました。

首から頭が白くてハクトウワシみたいですが、オジロワシが年取るとこんな風貌になるそうです。

植物園resize北大植物園の柿の実に群がるカラス。カデル2・7の角から見えます。

この柿をこっそり食べた人の話では「粒は小さいが甘い」そうです。

カラスは植物園をねぐらにしているらしくて、柿を食べるのは決まってねぐらに入る前の夕方。夕陽を浴びながら美味しそうに食散らかしてゆくそうです(食べ方は、一つづつ入れ替わり立ち代り咥えて持って行き、何処かでゆっくり・・という風情)。