*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

地方行政の街中看板

歩行者用resize糞をする「犬」は野鳥看板reseze霞ヶ関文学と呼ばれる官僚支配独特の言い回しがありますが、地方行政が街中に出す看板にはそれとは違う不思議な言い回しがあるようです。

駅北口の横断歩道の信号は深夜0時から早朝6時までは、渡る歩行者が信号を切り替えるシステムです。それを知らせる表示(看板)です。一見して分かりづらいのです。ボタンも優しく「ふれる」では作動せず、気合を込めて「押す」と作動します。

次は真駒内公園の看板です。犬を連れた入園者はリードを付けて糞は持ち帰ってと言いたい事は分かります。公園管理者はよほど頭にきて看板設置をしたのでしょう。

それに引き換え、豊平川河川敷の看板は分かりやすい。

 

モエレ沼余聞

除雪スノーモービル進入禁止DSC_0002_edited-1舗装されている遊歩道は除雪が進んでいます。

 

 

 

 

冬季のモエレ沼は氷結し広い公園内は雪に覆われた原野の様相を呈します。公園内に立てられた看板「スノーモービル進入禁止」で公園の悩みの一端が分かります。

 

もう一つの看板には、入園者が連れてはいるペットの犬が、他の入園者を噛む事故が起こったことを知らせています。犬にはリードをつける都会での常識が、モエレ沼公園ではつい忘れさせてしまう開放感があるのでしょう。注意して欲しいものです。看板にはリードをつけていても犬の立ち入りを禁止するエリアも表示されています。

こちらモエレ沼

モエレ沼

_DSC7508掘り出し物rresizreミコアイサ_edited-1昨日の西岡水源地定例探鳥会は盛会でしたね。

今日のモエレ沼です。2011年12月号特集「モエレ沼に春を告げるオジロワシ」の担当者として、この季節のモエレ沼に無関心ではいられません。オジロワシに会いたくて行ってきました。だが今日も居ませんでした。

「池の氷も頑としたまま」の西岡水源地に比してモエレ沼の氷は落ち始めていました。遊歩道を歩く人に訊いてみると「3月末頃に1~3羽」のオジロワシが居たそうですが、残念ながら今日は見かけませんでした。春先にオジロワシが立ち寄る期間は短いので、タイミングが難しいです。でも、緩んだ氷の下からの掘り出し物の鯉?に喜ぶトビや、愛らしいミコアイサたちを見かけただけで良いとしましよう。

 

 

エープリルフール モエレ沼公園

ここから雪道つぼ足で行く公園の自転車 (2)公園の自転車 (1)全体図飛ぶアオサギ_edited-5飛ぶアオサギ2エープリルフールのフールの意味には、騙す、馬鹿にする、のほかに ぶらぶら過ごす の意味があるそうです。

4月1日の午前10時から11時30分頃までモエレ沼公園をオジロワシを求めてぶらぶら過ごしてきました。

水郷西大橋からガラスのピラミッドのある水郷東大橋までの遊歩道の除雪はされていませんでした。その年の積雪量で除雪の日取りが異なるようです。でも、雪は締まっていて歩くことは出来ました。

除雪されている遊歩道には、自転車を楽しむ人たちがいました。

さて、お目当てのオジロワシは今日は見かけませんでした。南から帰ってきたアオサギたちが居ました。嘴や脚の婚姻色が現われているのが見て取れます。カップルが出来て巣つくりする頃には眼の色が赤くなるそうです。

 

春分の日すぎての大雪

薄日と雪降り (2)薄日と雪降り (1)道東の暴風雪は記録的な気象現象だったそうですが、道央の札幌も例年に無い降雪量でした。粘り気のある雪が街路樹の小枝に纏わり付いて、あたかも満開の桜の花を思わせる風情を見せていました。

先に紹介された北区に飛来した珍客カワビタキは何処へ行ったのでしょうね。もしよければ、こちらにお住まいになっても良いのではないでしょうか。

 

街中の鳥

ハイブリッドバスresizeカラスの巣resize大きさといい、ゴミ置き場への出没といい、子育て時期の騒動といい札幌の街中の鳥の代表格はカラス。札幌駅から東へ1㌔の幹線道路わきの街路樹に昨年の巣が見えます。今年も営巣すると思います。

子育て時期に巣の近くを通る人を襲う事が多いですが、必ずしもそうなって居ない事があります。その理由はよく分かりませんが、カラスに詳しい人に訊くとハシブトカラスは激しく攻撃するが、ハシボソカラスの攻撃はそれほどでもないそうです。昨年の中島公園売店近くの遊歩道脇のカラスの巣では入園者とのトラブルはありませんでしたので、それはハシボソだったのかもしれません。

 

 

ゴジュウカラの足の指

先日、写真の先輩が撮った写真を見てゴジュウカラが木の幹を下へ歩く秘密を窺い知りました。_DSC7462_edited-1

例外的にミユビゲラなどの足指は3本のようですが、鳥の足指は4本と認識しています。前方に3本、後方に1本です。ゴジュウカラの場合は後方の1本の足指、殊にその爪が巨大な事が写しだされています。がっしりした後方の爪があって、木の幹を頭を下にして歩くことが出来るようです。

足の指は手の指の様な繊細な名が付いていない様で、足のおやゆびが第一足指(第一趾)人差し指に相当するのを第二足指(第二趾)というのが普通のようです。鳥の場合はどれが第一足指(第一趾)か分かりませんがゴジュウカラの巨大な後方の足指がその第一趾のような気がします。「フィールドガイド日本の野鳥」をみても、足指の名は羽などに比べて詳しい記述がありませんでしたので、其の部分を引用させてもらいました。づかん_edited-1

新年会「シマアオジについて」余話

シマアオジが減っていることは話題になっていましたが、玉田さんのデータでの説明が説得力を持ちます。その理由は単純には説明付かないそうですが、越冬地の中国での捕食も理由の一つに疑われているようです。ツグミの油が日本で高級食用油としてあったように、人が野鳥を食べるのは昔の日本でも大規模にあったようですが、現在は限られています。

中国ではまだ野鳥を大規模に捕食する食文化があるようです。スズメを中国から大量に輸入して日本で焼き鳥にしていたのは、私の若い頃のことでした。新年会で向かいの席のSさんが、中国から十万羽単位のシマアオジが焼き鳥の材料として輸入されていたことを話してくれました。輸出はせずとも中国国内で現在も食べられていることが知られているそうで、シマアオジ減少の原因の一つになっているかもしれません。そろそろ制限される時代になってきたと思います。

シマアオジをゆっくり見たことがありません。人々の関心が集まって減少の原因と対策がなされる日を期待しています。

 

大通り公園2丁目4丁目ムクドリねぐらの昼

ムクドリが札幌中心街にねぐらを求めたのは、1970年ころからといいます。道新2001年1月4日の一面紙面に「お宿はビルの広告塔」と越冬ムクドリの様子の記事があります。当時の道東海大非常勤講師 竹中真紀子さんが考えられる理由をコメントされていました。

さて、大通公園の街路樹がねぐらになったのは2000年ころかなあと思いますが、そのうち何処かから確かな記録が出てくるでしょう。大通公園では2丁目の南側で数年と北側でも数年、今年の4丁目は初めてのような気がします。

昨年12月の2丁目北側のねぐらと明けて1月のねぐら4丁目北側の環境を写真で示します。2丁目の方がねぐら(中央寄りの木肌が明るいプラタナス)としてあずましい様な気がしますが、ねぐらを移した理由を彼等に訊きたいものです。2丁目移った4丁目北側の中央寄りのプラタナス2本。こちらの方が何となく騒々しい。4丁目 (1)雪祭り直前の5丁目では自衛隊の大雪像製作中。5丁目

大通り西2丁目をねぐらにするムクドリ その後 4丁目に移動

先月12月中旬に、大通り西2丁目のプラタナスをねぐらにするムクドリが話題になりました。

今日(1月22日)午後5時過ぎに、その後の西2丁目のムクドリのねぐらの傍を通りかかりましたが、そこにはムクドリの群れは居ませんでした。

西4丁目に入るとムクドリがねぐらにする時のガシャガシャというような、騒がしい声が聞こえてきました。2丁目のねぐらを4丁目に変えたようです。ねぐらを変えた理由は雪祭りの雪像造り作業が関係したのかもしれません。_DSC7467_DSC7465

 

 

左の画像の手前と後ろのプラタナスが彼等のねぐらになっていました。画像の左下にテレビ塔が写っています。

5丁目寄りの4丁目で公園の北側のプラタナス(スズカケノキ)に鈴なりのムクドリのねぐらで一件落着?