1990年代の中心街、道庁周辺
都心の道庁前庭にはミンクやキツネがよく現われていました。前庭の池の周りは年に2回草刈が入っていたほど草が生えていました。今では踏まれて無くなったスミレも春には庭の彼方此方に見られたものでした。
ミンクが池の鯉や鴨を捕食するのをカメラに収めることもありました。
キツネは朝や夕によく現われていたようです。近くのビルに衝突した鳥を獲る(拾う?)事もありました。
道庁池の6月には、鮒が注水口に群れていましたが、今は見られないようです。この魚を狙ってカラスがサギの真似?をすることもありました。
1980年代から90年代にかけて札幌中心街へ
1980年代から90年代にかけて、札幌の中心街に野生の小動物たちが忽然と現われた気がします。その象徴的な出来事が1986年5月31日に札幌駅前の東急百貨店テラスから道庁前庭へ向かう10羽の雛を連れたマガモの行進だったと思います。以後10年ほど、中心街でマガモの行進が話題になりました。札幌支部もマガモの生態や保護の立場から市民や行政に適切な助言や立会いなどに協力しました。1992年から3年ほど大通りNTTビルの植え込みから道庁前庭池へ向かうマガモの行進に手助けする警察や市民の様子です。事務局長も立ち会って奮闘しました。
大通り噴水といえば3丁目が人気ですが
15分間一巡りで、噴水は高低数十種類に形を変えます。旧北海道銀行が札幌市に贈った機械で、冬期間は取り外されてメンテナンスされるそうです。
札幌は風もよく吹きます。昔は札幌の強い風を「馬糞風」と呼んでいました。荷車を曳くお馬さんの落とす糞が乾いて、強い風で街中を舞うからでした。
今は、ビル風になっているのでしょうか。ビル風になって、青空と噴水とコラボして人々を楽しませているようです。
3丁目の噴水は後ほどにして、今回も4丁目の噴水です。この噴水は一定の噴出し方で中央の塔に当たって散り落ちます。そこへ風が吹くと虹が出やすい噴水です。
鳥たちの通り道 それは空
公園のカラスの巣はこうなっている
5月25日にカキコした中島公園のカラスの巣を、今朝(6月20日)見てきました。北海道神宮祭の出店が巣の下に並んだ時も人とカラスとのトラブルは無かったようで、巣には少なくとも1羽の雛が巣立ちを待っているようでした。雛が飛ぶ前に巣から落ちるような事があると、遊歩道の人たちを襲うことがあると思いますが、なんとか無事に済んでほしいと思います。
今朝、巣を写真に撮っていたら、カラスが2羽近くの枝に居て私を睨んでいる風情でしたが、襲うという姿勢はありませんでした。
このカラスがハシブトかハシボソか私には分かりませんが、カラスの巣に卵や雛が居る時は近くの人を襲うというイメージは、此処では殆ど無かったとしか思えません。これは私にとってはニュースでした。
北海道神宮例大祭で参拝
6月15日、北海道神宮へ行きました。うすちゃんカンパニーさんの書き込みにある、円山公園のオシドリファミリーに会うのが目的で、その後で神宮参拝しました。
山田甚一さんのフィールドの一つで、動きの早い小鳥の撮影は苦手ですがオシドリたちは十分楽しませてくれました。6月9日にアップされた13羽の雛たちは今日も元気でした。5羽の雛を連れたもう一家族もいましたが、どういうわけかオスのオシドリが居ませんでした。
ヤナギの綿毛舞う夏到来
ヤナギの綿毛(種)が舞い始めました。ポプラの綿毛も間もなく舞うと思います。夏に雪降る風情に見えて面白そうです。今日(6月8日の中島公園)でした。見ていると、ヤナギの葉にもぐりこむようにスズメが出入りしていました。私の想像ですが、ヤナギの綿毛が抱いている1ミリにも満たない種を食べに来ているのではないかと思います。池に浮く綿毛を鴨や魚たちが食べているようにも見えました。