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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

予告(昨5月22日)の実行です

岸辺にじっと立ちつくして考え事をしているイメージのアオサギですが、動くときは俊敏です。

池に張り出した木から飛び込みましたが、都市公園だから見られた光景と思うと幸運でした。

 

 

 

捕食時の形がいいし、

たまたまその形が水に映っているので

(私の)お気に入りです。

 

 

 

 

 

この人(鳥)は変人でした。なぜなら向こう岸から好きではないだろうカメラマンに向かって飛んできました。不思議な一瞬でした。私も変人といわれますので、気が合ったのかも知れません。

 

 

 

道庁前庭の池です。

水深が1m20㎝くらいなので、これは浮いて泳いでいるのです。

アオサギが泳ぐ姿を始めて見たことでした。

 

 

 

中島公園です。

魚を狙っている姿勢が続いていたので、来園者の数人が足を止めて様子を見ていました。

見事にウグイを獲りました。

 

五戸の森緑地公園です。獲ってきたフナが大きくて、巣で待つ雛に食べさせられません。吐き出したり呑み込んだりしていました。胃で溶かしながら少しずつ雛に与えるのだろうと想像しました。

 

2008年6月14日、中島公園の珍しい光景です。カッコウ8・9月合併号の野鳥三面記事のコーナーで紹介した時に話題を呼んだものでした。

草の茂みに潜んでいたシマセンニュウがご難にあいました。

 

 

2008年5月16日、早朝の中島公園の貸しボート場でのハプニング。

公園に住着いている野良猫カップルの前で魚を獲りました。懸命に生きる彼らですが、失礼ながら笑える場面でした。

 

 

陽に向けてのポーズをよくします。ウも同じような形をしますが、心地よい日光浴なのでしょう。

公園に人が居るのを承知で来るアオサギなので、カメラを向けても距離をとって静かに動けばこんな無防備な姿勢もゆっくりと撮らせてくれます。

 

 

 

十数車線の一方通行ですが

「お気軽系日記ブログ」を謳う札幌支部鳥日和は十数人がそれぞれの持ち味で一方通行で発信していますが、閲覧数や側道からの往信を知ります。支部としてはPRの上からも「見て下さっているね」と喜んでいるようです。

日本野鳥の会札幌支部は1978年4月、月刊会報「カッコウ」をガリ版刷りの素朴な袋折り10ページで創刊しました。現今では考えられない住所付きの会員名簿が載った記録的な会報です。「カッコウ」は16ページになり今年の5・6月合併号で通巻423号に至りました。札幌市の鳥カッコウの名を借りた「カッコウ」はこれからどう飛ぶのでしょうか。

途中から入会したadaが、会報カッコウに投稿したアオサギの写真の一部を次回にアップします。「もう見ているからいいよぅ」とうんざりする方もいらっしゃると思いますが、大目にみてください。

市内のアオサギ繁殖地の一つ

北区茨戸の五戸の森緑地公園でアオサギが繁殖しています。

ここへ引っ越してくるアオサギが少なからずあるようで、今は過密状態だそうです。その理由はいつか専門家に尋ねる事にします。

 

接近するお隣の巣との諍い(いさかい)もあるようです。

 

 

 

 

 

巣が込み合っている下は糞で白く汚れていて、落下するのは「糞ばくだん」といって恐れられています。

私も遊歩道でかって見事に直撃弾を受けました。

 

 

多くの巣では雛が生まれて大きくなっていました。

 

 

 

望遠レンズは野鳥撮影には便利なグッズです。高価なので頑張って手に入れてもさらに体力が要ります。

でもそれに注力して楽しむのもいいですね。

話題を変えます。

アオサギの婚姻色です。嘴や脚がオレンジ色になり、よく見ると黒目の周りも赤くなっています。普段は黄色です。胸や背の飾り羽もフサフサになっています。2004年4月14日にここでフィルムカメラで撮れました。このいで立ちでカップルがダンスを始めました。

「お互いに仲良く頑張りましょう」とでもいうように。大型の鳥のダンスなので一緒に居た方も双眼鏡を覗きながら「おー」と声をあげていました。思い出のショットです。

趣を変えまして

アオサギの「アオ」の意味を先輩からの受け売りでステイホームの鳥日和にさせてください。

羽毛の特徴的な色が野鳥の名につく事があります。アオサギの羽毛は光の具合で薄青に見えなくもありませんが、いわば灰色なので変だなと思っていましたが、実は変ではありませんでした。

アオは空の(青)色でも、海の(碧)色でもなくて、青に似た感じの暗い色の(蒼)色と聞いて納得できました。

顔色が青(蒼)い、青(蒼)い夜霧、青(蒼)い月夜、草色から深くくすんだ青色、薄暗い月光の形容に使われる蒼の色をいうようで、同感してくださる方も多いと思います。北海道アオサギ研究会のサイトで教わりました。

 

「みまもって野鳥の子育て」キャンペーン

今の時期は野鳥たちの子育て真っ最中です。

先の鳥日和で、日本野鳥の会、日本鳥類保護連盟、野生動物救護獣医師協会など三団体が協賛する「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」が紹介されました。野鳥のヒナの危機をみて野鳥の生態をよく知らないで助けることは法に触れたり意に沿わない結果になったりします。その辺の葛藤と一つの現実を専門家の立場からの体験が述べられているサイトがありました。

タイミングがいいのでそれを紹介させてください。

民間の北海道アオサギ研究会というのがあって「アオサギを議論するページ」というサイトを持っています。今回、巣から落ちたアオサギのヒナへの実際の対応をアップしています。対応者の葛藤と実行と問題点、それに対する反応の紹介など興味深いものがあります。興味がおありなら一見されることをお勧めします。

中島公園へ食事に通うアオサギ

鳥が居るのを見つけるのに長けた相棒の都合が付かず、一人で中島公園へ行きました。

目当てはアオサギです。

今日は難なく見つけることが出来ました。画面中央に立ってますね。

 

豊平館前の池です。岸の石の間からツチガエルの声がしている環境です。

このアオサギは中島公園に豊平川から流れ来るウグイがお目当てと言われて、常連の一羽だと聞きました。

 

 

 

警戒心が薄いというより、この公園に来る人々の行動も把握しているようです。

 

これからその一端をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

野性の鳥に警戒心を解いてもらうコツは、こちらが大きな動きをせずにじっとしている事です。この距離は3・4mです。

 

 

アオサギは奥の池から菖蒲池の岸へ移動してきました。私は先回りしていました。

今の時期は子育てで魚を沢山飲み込んで行きます。何処へ?札幌市には数か所コロニーが有るそうです。

 

 

大型の野鳥とのこの距離感は圧倒的ですが、大阪淀川では釣り人がくれる魚を傍に立って待つアオサギもいるそうです。

 

 

飛ぶアオサギを上から見る事はあまりありませんが、ここでは時々ある事です。

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスで、貸ボートは営業していませんが、無人のボート乗り場の床下の川エビのようなものも器用に獲ります。ピンセットでつかみ取る器用さです。

 

 

今年はウグイが少ないようですが・・・

 

 

 

 

 

・・・一昨年は目の前で大きなウグイを岸から飛び込んでゲットするパフォーマンスを見せてくれたものでした。

 

 

 

 

 

 

それがこちら。

流石にこれは大物のようで岸に戻って時間をかけて飲み込んでいました。

 

 

 

 

 

 

北大構内散歩

5月12日 気温21℃の高齢者鳥日和。コロナ来るなと願いながら北大百年記念館横の池に行きました。

 

 

 

 

石に腰かけて待っているとヤマガラが来てくれました。

 

 

 

 

しめしめシメも来てくれました。鳥日和が賑やかになります。

 

 

 

 

 

 

ヒヨドリも・・・。

 

 

 

 

 

 

池にそそぐ小さな人工滝があって、小鳥たちが水浴びに来ます。

 

 

 

 

ヤマガラが気持ちよさそうに行水です。

 

 

ヒヨドリも参加。

水の深さがちょうどいいように見えます。

スズメ、シジュウカラ、キビタキが来たのも以前に見たことがあります。

 

 

 

ヒヨドリを思わせる窪みを持つ石があって、勝手にヒヨドリ石と名を付けました。ここにヒヨドリが来て一緒になってくれると面白いなと・・・・

 

 

 

 

・・・思っていたらその通りになって、思い通りの光景を頂いたよいお日和でした。

 

農学部の近くでスミレの花を見つけました。小さな花なので見つけると嬉しい花です。これはニオイスミレだろうと思いますが言い切れません。

検索したらスミレの花言葉は花の色で少しづつ変わるようで、紫色は「貞節・愛」を意味するとか。

 

RE 夕張にエナガ現る

楽しい発見を楽しませていただきました。支部長が日本野鳥の会、野鳥観察改訂図鑑で捕捉説明を足してくださったのも判り易くて良いものでした。北海道のシマエナガはエナガの亜種だそうで、生物分類階級では種の下位に置かれるものだそうですが、表情の可愛さでは負けていませんね。

話題変わって、春に欠かせない花見に行ってきました。

新型コロナウイルスで人出が少なくて遊べるところ(中島公園)へ行って、百均で求めたシャボン出し具で気晴らしをしてきました。

 

 

開いた花の蜜を吸いにヒヨドリが来ていました。

スズメも来ましたが、シャボン玉発生作業が忙しくてカメラを向けることが出来ませんでした。

北大構内さんぽ

北大正門の北300メートルほどの小さな門から構内へ入ると

歩道の横に春の花が迎えてくれました(勝手に思っています)

スノーフレークという名で、似たものにスノードロップという花もあると知りました。

 

 

ニオイスミレも咲いていました。

外来種のスミレらしいのですが、北大構内には多いそうです。

西洋からの学問と一緒に来たのかも知れません。

 

弓道場近くにキスミレというのでしょうか、華やかな雰囲気を漂わせています。

 

 

 

大野池の横を流れ小川にミズバショウが咲いていました。

 

 

 

ミズバショウは私の中では春の花ですが、尾瀬では「夏が来れば・・」と歌に歌われています。

 

 

 

どこかでフイフイフイというゴジュウカラの声が聞こえていました。カモたちの姿はありませんでしたが、間もなく来るでしょう。

北大農場には牛が放牧されていました。

羊もどこかに居るそうです。

 

 

空にヒバリが鳴きながら浮かんでいました。

牧場のどこかに巣があると思います。

子供のころヒバリの巣を捜したことがありましたが、足元にあっても判りづらいものでした。

 

楡の木の洞です。そこにタカが居るように見えませんか?昨年に一瞬「エッ」と思ったものでしたが、今年も楽しませてくれています。

 

 

篠路、五戸の森緑地公園のアオサギ

会報カッコウの新年号特集でしるされた難民化して漂流するアオサギ、篠路の大規模規模コロニーへ4月7日に行ってみました。

「新たに選んだこの引っ越し先も、決して安住の地とはならないでしょう」と特集記事執筆者の松長克利さんが憂うように、住宅地に囲まれた公園には懸念される過度に密集した巣作りが始まっていました。

 

アオサギのコロニーの事は良く分かりませんが、街中の公園でこのようにアオサギの巣が密集してあることは少ないだろうとは容易に想像できます。

 

公園に帰ってくるアオサギの嘴には例外なく巣材の木の枝が咥えられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオサギの巣は遊歩道の上にも作られてもいます。

 

 

 

この直後、大粒の雨が降る音がして、何かが落ちてきました。アオサギの糞でした。

アオサギに好感を持っていれば大声を出してアオサギを驚かせません。

コートについた物体を「ウンが付いた」と思うことにしました。

カッコウ特集記事では昨年までには此処で270もの巣がひしめいていたといいます。

今年もその状況は変わらない事を思わせます。

これからどうなる事でしょう。

 

公園の横を流れる小さな川にエゾアカガエルの卵が産み落とされていました。

カエルが産卵する動画は「野幌自然公園エゾアカガエル」と検索すると見られます。