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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

ダイサギ情報・中島公園Ⅱ

ボート遊びが出来る菖蒲池の水量は調整されているようですが、4月10日に行ってみたら水位は上がり始めていました。ダイサギは今日も居ました。

画面中央の白いのがそうです。

 

池の中央は深くなってダイサギは数日前と違って岸寄りで魚を獲っているようです。

 


「立つ鳥跡を濁さず」

 

 

 

 


立ち寄った先は公園内の日本庭園。

庭園は4月20日開園予定なのでダイサギを藤棚側の遊歩道から立ち木を透かして覗き見しました。

 


 

此処は水深がまだ浅いようで魚を獲りやすいのか小魚を獲ったようです。

 

 


 

画像を拡大して見るとやはりそうでした。

「食ってゆける」というのは生活が成り立つということで、中島公園も生活の場になっています。

 

 

 

 

北区 五戸の森緑地公園

アオサギのコロニーで知られる五戸の森緑地公園へ行きました。


住宅地に囲まれる人気の公園です。

アオサギの営巣が始まっているようです。

 

 


公園の小川にはカエルの卵が産み付けられていました。エゾアカガエルの卵だと聞きました。

 

 

 


アオサギの鳴き声が聞こえます。

製作途中の巣や抱卵準備の出来た様子の巣もありました。

 

 


カラスはアオサギにとっては迷惑でしょう。

近くの河川に沢山の魚がいて、子育てするには良い条件の場所だと思います。

 


 

 

思考するアオサギ

 

 

 

 

 


 

飛ぶアオサギ

 

春の活気がやってきました。

 

 

ダイサギ情報・中島公園

本州では当たり前のように居るという白い鷺の仲間のダイサギが北海道でも通年居るようになったようです。道庁舎前庭に現われて人々の注目を浴びたダイサギが数年前から中島公園にも姿を見せています。

公園の池の水は豊平川から引いているそうですが何かの理由で取水を制限していて、ダイサギにとっては魚が獲りやすいようです。

 

 

獲っている魚などは小さいようですが、盛んに獲っているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

公園での楽々バードウォッチングです。

 

 

 

 


 

野生の飛翔を目の当たりに出来ました。

 

 

 


 

 

ダンスのような軽快さで魚を獲っていました。

 

 


 

公園のベンチから、柔らかい春の陽を受けながらの時間を楽しませてもらいました。有難うございました。

 

 

 

 

 

長閑な菖蒲池のひと時でした。

ダイサギ情報・道庁池

ダイサギが3月25日から道庁池に現われて、hbcテレビの今日ドキッ!が翌26日に映像に撮った結果で野鳥の会札幌支部に取材申し込みが有りました。実は野鳥の専門的な知識は不足ですが、専門家の人手不足で暇なadaに急遽現地での立会いの依頼が来て、それを引き受けました。

TV番組、今日ドキッ!の取材ですが、今日27日も同じ場所にダイサギが来ていて良いタイミングでした。

鳥に遭えたので取りあえずカメラに収めてから、「フィールドガイド日本の野鳥」を開いて説明しました。35年前の図鑑なので北海道にはダイサギは居ない事になってました。

札幌のど真ん中です。

今日ドキッ!放映の時間が迫っていたので、取材のカメラは短時間で引揚げてゆきました。

珍しい光景だったので、一寸寒かったけれど、私は残って待ってたらダイサギが動いてくれました。


野生ですが人の居るのを承知でここへるのですから、こちらが静かにしていれば自然の姿を見せてくれるのだと思います。

 

 


 

 

池の小さな魚が動き始めたようです。

 

 

 

 

 


飛び込みました。

 

 

 

 

 


 

魚はトゲウオ?のように見えましたが、1時間の間に4・5匹を獲っていました。

鯉も居ると思いますが大きすぎるのか・・・

 

 


 

ほとんど鳴き声を発しないので、意識しないとダイサギの存在に気が付かないかもしれません。

中央に居ますが、双眼鏡で見るような感じに拡大すると・・・・


 

こんな感じでしょうか。

道庁池にはアオサギが時々来ていますが、ダイサギは初めてだと思います。

まさか!という鳥は数年前の渡りの時期のカワセミとアオバズクでした。

賑やかになってきたモエレ沼

沼の氷も緩んできました。水郷西大橋から4羽のオジロワシが確認できました。園内をウオーキングしていた方に訊くと5羽のアオサギに混じって1羽のダイサギが居たそうです。


ワシは体重があるので、小鳥のようには動きませんが、動くと迫力が有りますね。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


開いた水面に水鳥の数も増えてきているようです。

北へ帰るハクチョウも降りるかもしれません。

 

 

 

 

 

モエレ沼公園オジロワシ情報Ⅱ

無風快晴気温9℃のモエレ沼へオジロワシを求めて出掛けました。先週の沼の表面は薄茶色の氷に覆われていましたが、今日は一昨日の降雪で見事な白色でした。

水面が出始めた水門の近くにアオサギやミコアイサの姿が有りました。

 

 

 

 


今日もキツネが出てくれました。

キツネの向こう側の岸に若いオジロワシが居ます。

右のカラスはちょっかいを掛けに来ています。


 

そこへ成鳥のオジロワシも飛んできました。

 

 

 


上空には、これも若いオジロワシのようです。

 

 

 

 

 


トビも遣って来ました。

雪原の照り返しを受けて羽の内側の模様が楽しめるのもいいですね。

 

 


ネコヤナギの芽というのでしょうか、それが膨らみ始めていました。

向こうの二つの影はオジロワシのカップルです。

 


 

今日もオジロワシファンがいらっしゃいました。開いた水面から魚を獲るオジロワシが狙いのようでした。狙いが叶う事を期待します。東区に住むものとして、このモエレ沼に様々な鳥たちが姿を見せてくれることは嬉しい事です。特に、この時期に人気のオジロワシが高い確率で見られるのは特筆すべき事だと思っています。

 


21日は札幌支部主催のウトナイ湖水鳥探鳥会が行われます。

スケールの大きな探鳥ポイントです。楽しんでくださる方々の幸運を期待します。

 

 

 

 

 

 

 

 

モエレ沼公園オジロワシ情報

モエレ沼公園へオジロワシを求めて行って来ました。

オジロワシ観察ポイントの一つの北側遊歩道は5・60cmと思われる積雪でしたが、硬く締まっていて短靴の歩行が出来る状況でした。

近日中に除雪作業があると思います。

外周の沼を注視している方はオジロワシを待って居るようです。


水門の辺りに水面が現われています。

氷が緩んできてオジロワシが現われることでしょう。

遠くから「カッ カッ カッ」と首を伸ばして啼くワシの声が聞こえたようでしたが・・・。

 

トビが飛んでいました。

 

 

 

 


 

上方から飛ぶ鳥を見ることも出来ます。

 

 

 


 

アオサギが氷の下の魚を捕らえたようです。

 

 


 

狐が現われました。

 

 

 

 


 

緩んだ氷の上を渡って行きました。

 

9:00am~11:00amまでは、残念ながらオジロワシが見られませんでした。

今日は円山公園定例探鳥会が行われているはずです。間もなくその様子がアップされる事でしょう。それを私も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出の笑えたⅡ

17年前(2002)3月25日のモエレ沼公園。

緩み始めた沼の氷を一心不乱に突いているカラスくん。

 

 


長い間の努力が実りました。掘り返した跡は魚が何かの理由で広範囲に動いていたように見えます(氷の下の魚が生きていたのか、水流の具合かで・・)

 


 

突然、何かが迫り来る気配。トビが急降下して来ました。

背後からの危険を感じて飛び退くカラス。

 


トビは舌なめずりしながらこの時を待っていたのでしょう。

 

 

 


魚はフナのようです。

トンビに油げさらわれた骨折り損のくたびれもうけのカラスでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出の笑えるハプニング 中島公園の朝

笑いを誘った11年前の思い出のハプニングです。

2008年5月16日の早朝。中島公園です。ここは数年前から札幌市街地にも姿を見せるようになったアオサギが身近に見られるポイントの一つでした。

朝の6時30分、ラジオ体操で身体をほぐして、ベンチで休んでいたらお目当てのアオサギが来てくれました。

公園の朝の静かな佇まいです。貸しボート受付小屋の床下を宿にする野良猫カップルも顔をだしました。

アオサギもボートの上で水面を睨んでいます。


 

 

アオサギが狩りの姿勢を見せました。

 

野良猫も気付いたようです。


 

 

アオサギが飛び込みました。

 

 

 


 

アオサギ側の私の期待通りにウグイをゲットしていました。

 

 

 


飛び込み台のボートまで戻って来ました。簡単に飲み込める大きさではなくて、足場の良い出発点に戻ったのでしょう。そこは野良猫のカップルの目の前です。彼等の表情から驚きと羨望が読み取れます。

数十秒で魚はアオサギのお腹に収まりました。

 

アオサギ「失礼致しました」

野良猫「恐れ入りました」

次の朝食を求めて飛び去るアオサギとその場に残された野良猫カップルそれぞれの思いが公園の朝の空気の中で笑いを誘った場面でした。

 

 

 

春の足音

東京オリンピックの1964年頃に中島公園に隣接した6000坪に出現したのが三愛ホテルでした。現在の札幌パークホテルの前身です。現在は札幌市と組んで3・4年後に1000人規模の国際会議が出来るホテルに建て替える計画が進行中だそうです。ホテルのロゴマークに使われるSHが前身の三愛ホテルのそれを継承しているのかなと思います。

一階のテラスレストランピアレでランチにしました。お食事券という強い味方が手に入り、先日のダイサギを見付けてくれた同行者へのお礼に招待しました。

 


公園の雪面には春を呼ぶように木々の陰が面白い形を見せてくれていました。

 

 

 

 

昨年のこの日(二月二十一日)の印象的な樹の陰です。重要文化財の豊平館の修復が4年掛かって出来たばかりでした。(ここのトイレの素晴らしさはこのブログでも紹介済みです)

右に見える凸型のビルが現在の札幌パークホテルです。

この日、履物は短靴でした(ホテルのレストランでランチをする意識で長靴はやめていました)ので、このような交差点を渡るのはやや苦労しました。

三寒四温というのでしょうか、春の足音が聞こえてくるようでした。