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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

鳥日和 オオワシ、飛んだー!

鳥日和は十数人の担当者が「お気軽日記」風に書き込む一方通行のWEBです。その御一人うすちゃんカンパニーさんは画像に短歌を添える独特のメンバーです。ファンもいらっしゃると思うので代わりに短歌は詠めないadaが反応してみます。詠めなくても勝手な感想を述べる事は出来るのです。

「我は見たり 雪原の風 オオワシの白き羽斑と 金の嘴」

「我は見たり 雪原の風」、うすちゃんさんは冬の日高山中を飛ぶオオワシを近々に見た感動を出だしの言葉にしたと想像出来ます。オオワシのモデルさんともいえるような形が青空に羽を広げています。これが知床の海だったらこのような息をのむような表現にならなかったと思います。冬の知床の海のオオワシは作者もご存じの風景と思われますから驚きは別の表現になったと思います。

この時期から早春かけて札幌市内にもオオワシを見かける事が有ります(モエレ沼公園や茨戸など)。でもそれは幼鳥や老鳥が多いと聞いたことが有ります。菱形の白い尾の色あいがはっきりしなかったり、綻びや汚れが目立ったりしているようです。

「我は見たり」のオジロワシの尾の先が赤く見えるのは、日高の山中で鹿の肉などを食べた時に付いた汚れと想像すると、オオワシの力強さや逞しさに思い巡らすこともできて、金の嘴の色あいも深みを増しそうです。

 

2021カレンダー届きました

「2021 THE WILD BIRD calendar野鳥も人も地球の仲間 」公益財団法人 日本野鳥の会 注文していたカレンダーが札幌支部から届きました。

表紙にあたるカレンダーの写真が面白いのでアップしました。

蓮の花の中に包まれるようにスズメが居ます。普段には無いだろう面白い光景です。なぜスズメが此処に居るのか想像を逞しくして楽しませてくれます。撮影したカメラマンも予想していた場面かどうか、これに思いめぐらせるのも楽しいです。

1月の写真は人気のシマエナガ。撮影地は私たちの札幌市内という事で、これも嬉しい事なのでアップしました。来る年はパーッと明るい年になりますように。(一寸苦しい。コロナは来るなのおやじGも笑えなくて今年も暮れる)

 

12月号「カッコウ」カラっと 格好よく

会報「カッコウ」は創刊時のガリ版刷りから表紙や構成などの変遷とともに42年間休まず続き、この12月号から装いが新しくなりました。ページ数は16ページから12ページへなりましたが、従来の普通紙からカラー写真が映えるアート紙になりました。

カッコウ通信欄で「あなたの野鳥写真、支部報(カッコウ)に使わせて」と呼びかけています。支部報の紙面の空いたスペースなどに使わせて下さいということで、皆さんの賑やかな参加を待っています。送り先は cuckoo@sapporo-wbsj.orgカッコウ編集部あてです。「あなたのお名前、鳥の名前、撮影場所とその年月」サイズは2MB以下でということでした。

 

秋と冬とのバトンタッチ

11月23日勤労感謝の日(昔の新嘗祭)、朝起きると雪が積もっていました。これは秋と冬の境目です。秋といえば落ち葉の連想、冬と言えば雪でしょう。

落ち葉と雪で、季節の節目を象徴したくて近くの北大構内へ行きました。

正門を入ると朝日をうけた黄葉が迎えてくれました(勝手な想像です)。

ヤマガラやシジュウガラが樹の幹に飛びついていましたが、今日は下を向いて歩きました。

 

 

 

 

 

雪の地面に落ちた枯葉に水玉が乗っていて、落ち葉が輝いて見えました。

 

 

 

 

 

北大構内中央ローンの入り口に、アカナラの葉が雪に立っていました。

落ち葉が元気に見える秋と冬とのバトンタッチの場面だとしてください。

西岡水源地 再放送予告ありがとう

NHK さわやか自然百景 に西岡水源地が取り上げられる事を鳥日和で知らされていましたが見逃していました。再放送がBSで放送されることを鳥日和で知らされて、今度は録画予約して楽しむことが出来ました。予告有難うございました。物忘れが多くなっているので今回も助かりました。

思えば、西岡水源地は札幌市の公園としてボート乗り場の計画もありましたが、日本野鳥の会札幌支部前会長の山田三夫さんが中心になった強い現状保全の働きかけで、現在は貴重な札幌市の財産になっている事を知ります。

西岡水源地で飛びながら水浴びをしたり水を飲んだりするハリオアマツバメは、時にはススキノ上空や北大の上空に輪を描いて飛び交ったりする事もあると聞きますが西岡水源地からの飛来かも知れません。

 

えっ?トンボが?

2020年11月7日 札幌市の最高気温が18,5℃と知りました。11月中旬の気温としては珍しい事だと思います。

その日、adaは中島公園のダイサギ飛来情報で現場に居ました。そして、望み通りにダイサギに会えて写真に収めることが出来ました。その画像の中に何とトンボが写りこんでいました。しかも繁殖行動中の繋ぎトンボと呼ばれるトンボでした。この時期にそういうトンボが飛んでいることに小さな驚きを覚えたのでアップします。ではまた。

都心にダイサギ大集合!(中島公園)

中島公園11月7日午前9時15分頃。ダイサギ来ました。(4日前にダイサギ情報で中島公園へ行きましたが寒くて逃げ帰っていました。)今日は予報では19℃まで上がるという絶好の日でした。

 

黄葉の公園です。松の木の先端(左上)に一羽が止まりました。

 

 

 

 

 

止まり場所でしばらく落ち着きませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

お互いの位置を決めるようなダンスの交歓?。

 

 

 

この公園では常連になっているアオサギもやってきました。

 

 

 

 

若いアオサギですが、お気に入りの枝にいるダイサギに抗議するような仕草をしました。

 

 

 

 

この騒ぎにカラスも参戦しますが多勢に無勢で引き下がって行きました。

 

 

 

 

収まった場所取でした。

先に記したように11月3日にダイサギに逢いたくて中島公園に来ていましたが、防寒着を着ていても寒くて逃げ帰っていました。

今日は11月にしては暖かくて出てこれました。

 

 

ダイサギの優雅な飛翔が都心で見られる楽しさです。

 

 

 

 

 

今日の中島公園では、アオサギ2羽、ダイサギ4羽が同時に飛来していました。

公園に詳しい散歩中のオトーサンの話では、11月1日にも6羽の鷺が来たけれど、今日の様に一緒に見る事が出来るのは珍しいということでした。

私はラッキーでした。

 

 

 

ダイサギが集まっていた位置が分かるように移動して写しました。

ダイサギ4羽は左上に止まっています。落ち葉のじゅうたんの上を歩く人たち(右下)もお分かりでしょうね。

 

カワウだと思いますが何度も潜水して魚を獲っていました。

このあと、蒼い背の小鳥(カワセミ)が水面を横切ってい行きました。

秋の中島公園鳥日和でした。

北大構内、鳥居るよね?Ⅱ

2020、11月西岡水源地定例探鳥会の様子を直前のwebで知りました。西岡水源地フィールドの底力を見る思いでした。この日(1日)adaは北大構内を鳥たちを捜しに出かけました。

居てくれました。

ヤマガラが落ちたまつぼっくりの実を採って松の枝とを往復していました。

 

 

 

 

 

構内は紅葉と落ち葉の風情を楽しむ観光地の様相でした。

 

 

 

草花園の新戸部稲造博士像に、ドングリが並べられてあって、観光客が遊びを楽しんでいった事でしょう。

 

 

 

 

人気のイチョウ並木にはインスタ映えの風景を撮る人たちが大勢いらっしゃいました。

結局、鳥を探すより観光客の仲間になっていた事でした。

北大構内、鳥居るよね?

今日は正門の近くの南門から構内へ・・・。

ヒヨドリの声と群れが木々の彩に溶け合っていました。

 

 

 

 

マガモが居てくれました。

 

 

 

 

 

 

鳥たちは姿かたちで、風景で、囀りで、お付き合いで、私たちと一緒です。

 

 

 

 

大野池です。紅葉が始まっていました。

(すぐそばの人気のイチョウ並木は黄色のトンネルが出来ていました。そこは構内への車の主要通路なので、歩道と車道の間にロープが張られていました。週末にはイチョウ並木や構内の紅葉を楽しみに来る人たちで賑わう事でしょう)。

「リスが居る」という声が聞こえてきましたが、確認できませんでした。

 

 

大野池の遊歩道です。

朝の雨が落ち葉に乗って

秋の風情を演出してくれていました。

 

 

 

朝里ダムで・・

その前に「やっぱりそうでしょ 札幌のカラス3」が刊行されたそうです。三年前の「なんでそうなの 札幌のカラス」が好評で第二部に続いて著者も想定していなかったという第三部が刊行されたという情報でした。カラスのイメージは善くも悪しくも昔から人々の関心を呼ぶ鳥ですが、童謡では可愛さが唄われているものの現在ではやや嫌われる處もあります。でも哲学的な雰囲気も含む不思議な鳥です。研究者の中村真樹子さんの独特のヘアースタイルはフィールドでも遠くから認識出来るものでした。札幌のカラスへの思いがとうとう第三部作になった事を知りました。興味のある方はどうぞ著書をお求めになって下さい。

さて、タイトルの「朝里ダムで・・」です。

10月11日(日)さっぽろ湖展望台を経て札幌国際スキー場から朝里ダムを巡りました。

朝里ダムでは一瞬の鳥影でした。ヤマセミだと妄想しています。

さっぽろ湖展望台では放水の飛沫に出来る虹を楽しみ私の専属モデルさんにも登場してもらいました。

 

 

 

札幌国際スキー場のゴンドラから小樽港を見ました。山の紅葉も始まっていました。

 

 

 

 

中央に見える行列は札幌国際スキー場のゴンドラ搭乗を待つ人たちです。私たちは35分待ちました。6人乗りのゴンドラには1~3人の利用でした(家族連れなどは別)。新型コロナが此処にも影響していました。

この日の国際スキー場では秋祭りのイベントだったようで、スキー場に設けられた屋台の鹿の焼き肉700円を待つ行列には参加できなくて残念でした。