2019年10月のご挨拶
秋風が吹くと暑かったこの夏が懐かしくなります。暑さのせいか、多種の樹々の実もたわわに実っていますが、今年は何故か!夏ゼミが鳴かない物足りない夏でもありました。
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昨年に引き続き、日本野鳥の会札幌支部の会員限定で、SONY主催のデジタル一眼カメラ・デジタルスチルカメラ特別体験会が開催されます。
野鳥撮影に興味のある方は参加してみては、いかがでしょうか。カメラ選びの参考になるかもしれません。
詳細および応募はこちらから
↓
日本野鳥の会札幌支部の会員限定です。
野鳥撮影の際は、環境や野鳥に対してもマナーを守っておこなってくださいね。
北海道の森林面積は554万haで全国森林面積の約四分の一を占め、林種別では天然林が豊かである事が特徴です。「クマゲラ」活動は森林保全に係る普及啓発などを目的に市民、行政、企業などと連携し、厚田区千年の森や石狩市高岡五の沢などをフィールドに市民レベルでボランティア活動を行っています。平成15年(2003年)の設立以来、季節ごとに枝打ちや間伐等の手入れ、苗木里親運動募集し植樹活動や各学校対象に森林教室を行っています。
環境教育として
昨年9月は北海道胆振東部地震、厚真町などの自然大災害には驚きました。環境教育活用の場「五の沢」の森も強風による倒木などで森林学習散策コースも大変な被害でした。毎年、春秋2回石狩市立緑苑台小5年生対象に森林総合学習を実施していますが、危険な個所が多くなり今年度はコースを急遽変更し、春は花川南防風林、秋は野幌森林公園となりました。5月10日事前に校内授業で森林の仕組み(動物・植物・微生物)や、南防風林に生息している稀少植物や絶滅危惧種を含むクマゲラ、エゾリス、キタキツネなどを写真で紹介し普段林内へ足を踏み入れる事がない子供たちに森の大切さや楽しみ方など体験させたい主旨で実施。6月11日には南防風林に於いて森林散策や、丸太輪切りなど小学5年生にふさわしい木育授業だったと思う。
キノシュ木育里親運動制度とは 市民、道民が木の里親になり家庭の間で森づくりに参加できる地域緑化森林保全の意識を高めるための事業です。 ポットとドングリの種を用意し10月から翌年5月頃まで公共施設2か所に回収ボックスを設け自由に持ち帰り、戻った苗木を「森」へ植樹する。現在、「千年の森」などへ針・広葉樹8000本以上植栽しています。里親運動でご協力頂いた大切な木(苗)も森で現在順調に育っています。毎年一般向けのイベントとして専門講師をお招きし “春の森を歩こう山菜教室”や一般市民と会員も楽しめる “秋の森を歩こうきのこ教室” も開催し大変好評です。
ネマガリダケやとニセアカシアの多い場所にぶつかると地拵えも厳しいです。ササ刈後は翌年春に植林し2~3年後からは下草刈りから始まり保育の手入れ間伐へと作業は継続して行きます。設立当時から手入れの行き届かない森を健全な状態で後世へ残す事が我々の役目ですが、会員の減少、高齢化による人手不足、地球温暖化などで結果は直ちにはついてきません。「森」を育てるには長い年月と時間が必要です。会員の安全を第一に我々は日々努めています。
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電柱の下に紫色の鳥の糞?散策路の上には黒く小さな種がビッシリ詰まった動物糞も見られます。桜、桑の木には黒い実が熟して美味しそう。私達も早速頂くと指先、舌が紫色に染まりました。これだったんですね!
僕が初めて彼に出逢ったのは雨上がりの石垣島。夕陽を追いかけてやって来た西海岸近くサトウキビ畑に挟まれた小径を歩いていた時彼は突拍子もなく、それは手品師がシルクハットから鳩を出すようにポンッと目の前に現れた。一瞬怯んだ次の瞬間その彼の愛らしいフォルムに目を奪われ立ち止まってしまった。どちらかと言うと鳥類が苦手な僕だが、彼の姿カタチと立ち居振る舞いにすっかり一目惚れしてしまったと言うわけだ。
彼は右側のサトウキビ畑から左側のサトウキビ畑へ移動するのに夢中で、ここが車の通る道だから気を抜いたら一発で殺られるということを知ってか知らぬかは定かではないがとにかく一心不乱に目的地を目指して左右の確認や道路を縦断する時の猫のようにキョロキョロと周りを見てゆっくりと、それでいて警戒心を決っして忘れないというような動きとは正反対でただ、ただ一目散に駆け抜けて行くのだ。僕はもう堪らなくなり思わずその様子にニッコリとした。それからと言うもの僕は島を車で走る時には彼等の姿を常に探し、尚且つ万全の注意を払っているのだ。
彼等の余りにも真っ直ぐな生き方が災いを呼び、道端で息絶えている姿をたくさん目にすることになったからだ。
観光で来たドライバーにとって信号の少ないこの島はさぞや気持ちのいいドライブとなることだろう。まさか飛ばないでわざわざ道を渡る鳥がいるなんて思わないモンね。石垣島の天然記念物に指定されていない彼等は、「だからねぇ~」そんなにみんなから大事にされないかっ。哀しい姿はよく見かけるけどねっ。それは結構見慣れた風景だしっ。「だからねっ。」でも僕にとって彼等は愛すべき存在なのだ!だからあぁ少しでも彼等の事を知ってもらえさえすればいい。島に来た時には道の端っこにも注意して、都会にはない生きものの暮らしにも目を向けて、綺麗な海や美味しいものだけでなく命(ぬち)ぐすいの島にある全ての豊かさも旅の思い出として持ち帰ってさえくれたらいい。
現在、島に住まわせて頂いている僕ができる感謝の思いのひとつとしても、まだ石垣島の事も「ヤンバルクイナは知ってるけどシロハクイナを知らないな」って人たちにも伝えたい事があるのでまずは僕がこのTシャツを着て活動する事で彼等に興味を持ってもらうことから始めてみよう。
散歩の途中、海を目指して車を走らせている時、僕はいつも願うのだどうか彼等に出会えますように。愛よ愛よ…シロハラクイナ。
河川敷に出かけるとオオヨシキリがギョギョシ、ギョギョシと盛大!に鳴いています。その横ではコヨシキリも鳴いているのですが、オオヨシキリの声には敵わないようです。それにしてもコヨシキリの数が数年前に比べると少なくなっているのが気になります。
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家庭で使用する予定の無いテレホンカードを支部に寄贈をお願いします。
寄贈いただきましたテレカは切手に換金して、会報発送などに使用して行きます。
探鳥会でも受付中。ご協力よろしくお願いします。