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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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2022年 新年のご挨拶

支部長 猿子正彦

新型コロナウィルス感染防止のため一年以上の長きにわたり、中止を余儀なくされていた支部探鳥会を先月から再開いたしました。この間、会員の皆さまには、多大なるご不便をお掛けしてしまい、大変に申し訳ありませんでした。深くお詫びする次第です。

昨年12月に入ってからは札幌の感染者数も一ケタ台まで下がり、以前よりは多少、安心して探鳥会を開催できるまでになりました。しかし、油断は禁物です。引き続きマスクの着用、手指の消毒、人と人との適正な距離の確保など感染防止対策を行ったうえでの開催となります。皆さまのご協力をお願いいたします。

新型コロナが猛威をふるう中では一人で鳥見をする機会が多くありました。慣れ親しんだ観察地に出かけ、いつものように鳥を見ていますと、変わらない自然界の営みがあって、人の世のコロナ騒動とはかけ離れた時間を過ごすことができました。野鳥が暮らす世界は人とはある程度は切り離された別世界ですから、人の世の騒ぎも、落ちついて考えて見ていることができました。

鳥を観る、自然と触れ合うことの大事さを改めて知ることとなりました。

本年も皆さまのご健勝と益々のご発展をお祈りいたしております。

トラのイラスト