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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

11月24日 モエレ沼公園

この日は天候に恵まれ風もほとんど無し、気温も15度と

鳥を観るには理想的な一日でした。

モエレ沼公園(札幌市東区)にカモ類を観察に行って来ました。

例年のこの時期であれば1千羽は居るはずですが今年は、とても

少なくて、少し残念でした。

水郷東大橋から北を望む

水郷東大橋から北を望む

ハシビロガモのご夫婦がゆったりと浮かんでいました。

右がオスで左がメスです。名前の由来ともなったクチバシが幅広く

て大きめです。

ハシビロガモ(右オス・左メス)

ハシビロガモ(右オス・左メス)

そして、ミコアイサのオスです。

真冬になると野生のパンダそっくりな色合いに変わりますので「パンダガモ」という可愛い愛称がついています。

ミコアイサ オス

ミコアイサ オス

図鑑 ミコアイサ

水面上に大きさが1メートルくらいの今まで見たことがない不思議な魚がゆったりと泳いでいました。

不思議な魚?

不思議な魚?

 

さて、何という名前の魚かな?

 

秋の実りと冬鳥たち

しっかりと晴れ渡った10月28日の朝、今年は、例年にも増して野山の実の成りが良いようです。

山ブドウやコクワ(サルナシの実)が木々にたっぷりと実っていました。

この実を食べにシロハラやマミチャジナイといった野鳥たちが次々と入れ替わって、食べに来ていました。

シロハラ

シロハラ 10月28日札幌市南区にて撮影。

シロハラ

ヤマブドウを食べにきたシロハラ

図鑑 「山野の鳥」(日本野鳥の会)からのイラスト

図鑑 「山野の鳥」(日本野鳥の会)からの

マミチャジナイ

ツルウメモドキの実を食べるマミチャジナイ

マミチャジナイ

マミチャジナイ

図鑑 「山野の鳥」(日本野鳥の会)からのイラスト

図鑑 「山野の鳥」(日本野鳥の会)からのイラスト

そこで私も、ちょこっとおすそ分けをいただきました。

これで美味しそうな山ブドウ酒を作ってみました。

山ブドウ酒

山ブドウ酒 2019年10月28日

どんなに美味しい山ブドウ酒になるのかな?

一ヶ月後に開封です。

 

 

 

報告会開催について ~日本の鳥の現状は~

過去(1970年代・1990年代)から現在までの鳥類繁殖分布調査の結果を比較して、日本や北海道の鳥の現状を報告します。

調査事務局の主体であるバードリサーチ(認定NPO法人)の方々による詳しい報告会です。

日本の鳥たちの未来について関心のある方は是非、ご参加ください。

日程や申し込み方法は以下のとおりです。

 

【日時】11月4日(月・祝日)13時30分から16時まで

【場所】かでる2・7 「510会議室」

札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センター

(札幌駅からは南西に徒歩10分程度)

【内容】・調査から見えてきた日本の鳥の現状と変化

・北海道の鳥の状況と全国傾向との違い

・各種鳥類の分布図の確認作業と意見交換

・終了後の懇親会(希望者のみ)

【参加対象】 調査に興味のある方(経験不問)。

【参加費】 無料(ただし懇親会は実費を徴収 )

【発表者】 植田睦之・三上かつら(バードリサーチ)

【定員】    40名(先着順)

会場の定員を超えた場合は参加できないことがあります。

【お申込み方法】①バードリサーチホームページ↓で直接申し込む。

https://www.bird-atlas.jp/other.html

②札幌支部にお名前、連絡先、懇親会参加の有無

を書いてメールか、Faxで申し込む。

【締め切り】10月25日(金)まで。

【お問合せ】 植田睦之 bbs@bird-research.jp 又は日本野鳥の会札幌支部

減少が顕著なウグイス(定山渓にて)

減少が顕著なウグイス(定山渓にて撮影)

苫小牧研究林サイトではウグイスが居なくなった

苫小牧研究林サイトではウグイス・コルリが減少し、アカゲラ、コゲラが増加している。

 

シギ・チドリ類調査講習会・北海道のお知らせ 

8月31日午後と9月1日午前に上記の講習会が開催されます。

興味のある方は、ご参加ください。

■内容
調査方法に関する講習およびシギ・チドリ類の識別に関する講習を行い、調査サイトにおいて観察・実地研修をおこないます(誰でも参加できます、講習参加費は無料です)。

日時と場所:
・日時 2019/8/31(土)-2019/9/1(日)
・場所 プレイン会議室
札幌市中央区北1条西8丁目2-9 丸二羽柴ビル4階

(STVテレビ局の道路向かいで1階はジャクソンビル大通キタ店)

講習会場地図

講習会場地図

 

 

 

 

 

 

 

スケジュール
・8/31(土)
14:00 ・趣旨説明
講師:守屋年史 (バードリサーチ)
14:05 ・モニタリングサイト1000の概要(仮題)
講師:環境省多様性センター
14:20 ・北海道で見られるシギ・チドリ類について
講師:先崎啓究氏 (道央鳥類調査グループ)
15:00  休憩
15:10 ・写真で解説する小型シギの識別
講師:高橋伸夫氏 (西三河野鳥の会)
15:50 ・モニタリングサイト1000シギチドリ調査の成果(仮題)
講師:守屋年史 (バードリサーチ)
16:20  意見交換・諸連絡
17:00  終了

17:30  懇親会(予定4000円程度)

・9/1(土)
9:00 現地集合(調査の実習、観察)
※開催地は石狩新港及び、いしかり調整池で調整中。

(荒天の場合は事前にご連絡します。下記よりお申し込みください。)

■お申込み・お問い合わせは、守屋 まで
電子メール(moriya@bird-research.jp)で
お名前・ご所属・ご住所・連絡先(メール・電話番号)をご連絡ください。
懇親会ご参加の方は〆切り8月25日

ソリハシシギ 銭函海岸5丁目 20190825撮影

ソリハシシギ 銭函海岸5丁目
20190825撮影

8月6日 銭函海岸(小樽市)から新川河口までの野鳥

バードウォッチング講座で小樽市の銭函海水浴場から新川河口までの海岸沿いを歩いて20種類の野鳥を観察しました。

ホウロクシギの群れや川に飛び込んで魚を採っていたカワセミなど20種類ほどが観察できました。

◎観察された野鳥
1、マガモ 2、カワウ 3、ウミウ 4、アオサギ 5、イカルチドリ

6、ホウロクシギ 7、トウネン 8、ウミネコ 9、オオセグロカモメ

10,カワセミ 11,ハシボソガラス 12,ハシブトガラス 13,ヒバリ

14,ショウドウツバメ 15,コヨシキリ 16,ノビタキ 17,スズメ

18,ハクセキレイ 19,カワラヒワ 20,ホオアカ

以上 20種類。

ノビタキ観察中の様子

ノビタキを観察中

イカルチドリ(幼鳥)?

イカルチドリ(幼鳥)?

ノビタキのメス(左)とオス(右)

ノビタキのメス(左)とオス(右)

銭函海岸に建設中の巨大風車群。ここはオジロワシや野鳥たちの重要な渡りルート上ですが反対もむなしく。残念な結果に。

銭函海岸に建設中の巨大風車群。ここはオジロワシや野鳥たちの渡りルート上です。建設中止の申し入れもむなしく。

浜辺には、新しいオオミズナギドリの死体が打ち上げられていました

浜辺には、新しいオオミズナギドリの死体が打ち上げられていました

コヨシキリの幼鳥

巣立ち間もないコヨシキリの幼鳥

幼鳥の母鳥が来ました

幼鳥の親鳥が警戒して飛んできましたので退散します。ごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンポジウム「危機に瀕する再生不可能な北海道の価値(風力発電事業は負の遺産となる)」

2019年6月16日(日)13:30~16:30 北海学園大学3号館2階20番教室において上記のシンポジウムを開催します。

参加費:500円(資料代)

5人の講師が風力発電事業についての問題点をさまざまな観点からお話いたします。

現在までにオジロワシ・オオワシが50羽以上が衝突死(バードストライク)しています。他にも多くの野鳥が犠牲にされています。これらを防ぐ方法はあるのでしょうか。

風力発電事業シンポジウムチラシ表紙

風力発電事業シンポジウムチラシ裏面

円山公園鳥だより 5月8日

夏鳥と冬鳥たちが観られました。

ヒレンジャク 円山公園201900508撮影

ヒレンジャク 円山公園201900508撮影

コサメビタキ 円山公園20190508

コサメビタキ 円山公園20190508

オオルリ オス 円山公園20190508撮影

オオルリ オス 円山公園20190508撮影

オオルリ 水浴び中 円山公園20190508

オオルリ 水浴び中 円山公園20190508

他にキビタキさんも観られました。

カワセミさん来たよ

すっかり春らしい気候となりましたね。

先日12日、豊平川を散歩しているとカワセミさん

がおりました。

今年の初認(初観察)ですね。

カワセミ初認
豊平川

11月25日の野幌森林公園

久しぶりに野幌森林公園にバードウォッチングに行ってきました。

9月5日の台風で森がかなり被害を受けた、と聞いていたので心配

でもありました。

想像していた以上に森のあちらこちらにたくさんの倒木があって、

遊歩道沿いに高く積まれていました。

台風被害の倒木跡地

台風被害の倒木跡地

元に戻すには数百年はかかろうかといった被害の状況です。

悲しく切ない気分のまま、園内を散策しました。

ツグミたちの群れが次々と上空を通過していきました。

ちょうど渡りのピークのようでした。

ツグミ

ツグミ

しかしながら鳥たちは、いつも通りに元気よくキツツキ類が次々と

現れてくれました。

ヤマゲラ

ヤマゲラ

アカゲラ

アカゲラ

クマゲラ

クマゲラ

オオアカゲラ

オオアカゲラ

落ち込んだ気分を少しだけ和らげてくれました。

7月22日手稲区山口バッタ塚草原探鳥会

バッタ塚は今から140年前の1882年(明治15年)に全道的にバッタ(蝗)が大発生し、その群れは空が真っ黒く染まるほどの数。数億匹とも言われ、その様子は「8月10日ころ北東より蝗(こう)飛び来たり、農場および茅(かや)、笹原一円群集し、茅、笹葉一枚も無し」と農作物や草木などを全て食べつくして移動する群れで毛布や座布団を群れの中に放り込むと、それまでも食べつくしたと言われるほどの大きな被害が出た。バッタと戦うために政府は本州から相当数の囚人を送りこんだり、屯田兵などを動員して大砲も撃ったが効果なし。冬の寒さで死滅するかに思われたが卵やサナギは生き残って越冬し、これを駆除した卵や幼虫を買い取って埋めた跡が小高い丘(塚)となって残っている場所です(続・札幌市北区エピソード史から抜粋)。森林の鳥たちは子育てをほぼ終えていますが草原の鳥は今の時期が一番子育ての忙しいときです。海に近い草原は樹木なども少なく平らな場所なので初心者にも鳥が見つけやすくバードウォッチングには最適なところです。今回も雨の中で懸命に子育てする野鳥たちを邪魔をしないように気を配りながら、しっかりと観察できました。参加された49名の皆さま、雨にも負けず大変にありがとうございました。

 

雨でしたが足もとには可憐な花たちが咲いて

雨でしたが足もとには可憐な花々もたくさん咲いてました

ホオアカ オス

ホオアカ オス

ホオアカ 子育て奮闘中

ホオアカ 子育て奮闘中

ニュウナイスズメ メス(右)オス(左)の番い

ニュウナイスズメ メス(右)オス(左)の番い

ニュウナイスズメ オス 子育て中

雨にも負けずに鳥を観る

雨にも負けじと鳥を観る

ノビタキ (幼鳥)

ノビタキ (幼鳥)

カワラヒワ 

カワラヒワ

2018年7月22日 手稲山口バッタ塚探鳥会

  • マガモ
  • キジバト
  • アオバト
  • カワウ
  • アオサギ
  • カッコウ
  • ハリオアマツバメ
  • ウミネコ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • チゴハヤブサ
  • モズ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • ヒバリ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • エゾセンニュウ
  • コムクドリ
  • クロツグミ
  • アカハラ
  • ノビタキ
  • ニュウナイスズメ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ
  • ホオアカ
  • アオジ
  • 合計:29種
  • 天気:小雨
  • 地域メッシュ:6441-514