*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

Home

(仮称)石狩・厚田洋上風力発電事業に係る事業説明会について

石狩湾の沖合7,8キロの海上に巨大な風力発電用の風車を140基建設する計画が出されました。

風車1基の大きさは、高さ250m、プロペラの直径が最大220mといった回転する面積はサッカー場が5面も入るほどの超巨大な発電用風車を海上に140基建てようという計画です。

これに関する事業説明会が下記の日程で3回行われますのでご参加ください。

(1回目)

・日時:令和2年8月21日(金曜日)午後1時15分から

・場所:札幌エルプラザ環境研修室(札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ2階)

(2回目)

・日時:令和2年8月21日(金曜日) 18時から  

・場所:花川南コミュニティセンター(石狩市花川南6条5丁目27番地2)

(3回目)

・日時:令和2年8月22日(土)午後2時00分から

・場所:小樽市民会館一号室(小樽市花園5丁目3番1号)

既に欧米などでは風車による健康被害や生物多様性保全の観点から陸地から40キロ以上離れた海上に計画されるのが一般的になっています。

このため、あまり評判の良くない風車ビジネスは下火になりつつあります。

石狩湾は環境省が「生物多様性保全の観点から重要な海域」として指定されている場所です。↓

サケやマスなど魚介類の宝庫として、また、一年を通じてオジロワシやオオワシ、ミサゴや冬期はウミガラスやウミスズメ類など沢山の海鳥が暮らす海域です。

この場所に風車が建設されますとこれらの野鳥たちにバードストライク(衝突死)や生息地放棄など多大な影響が出ることが懸念されます。

札幌支部でも建設反対の立場からの意見書を提出する予定でいます。

 

・建設計画の内容はこちらから閲覧できます。(但し、8月28日まで)

http://influx-ishikari.com/index.html

 

ミサゴ(石狩湾を飛行する)

ミサゴ(石狩湾を飛行する)2020年8月18日撮影