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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

探鳥会アンケート中間報告

アンケートはもうちょっと続けますが、ここで少しだけ中間報告を。
今回のアンケートはGoogleのサービスを使って実施しておりますが、集計結果なども自動でまとめてくれるので大変便利です。
グラフは、回答者の年齢構成。

年齢構成グラフ

今のところ年齢以外では、男女比はほぼ同じ。探鳥会に参加したことがある人は40%くらい。好きな鳥はシマエナガ、見たい鳥はクマゲラがトップです。

アンケートは引き続き受付中!
果たしてシマエナガの牙城を切り崩す鳥はいるのか!(ちょっと大げさ)
お暇な方、ぜひご協力を・・・
アンケート結果は探鳥会など今後の札幌支部運営に役立てていきます。

アンケートはこちら → アンケート調査実施中

このアンケートは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

冬にジョウビタキ

会員のSさんから珍鳥の情報が届きましたのでお知らせします。お正月早々Sさん宅の餌台に冬としては珍しくジョウビタキの♀がやって来たそうです。
ここからはSさんからのお便りです。

「今日も自宅の餌台に11種類の野鳥が訪れております。窓越しですが、この寒波に関係なく室内からバードウオッチを楽しんでおります。ここ1カ月前からジョウビタキのメス一羽がこのごろ では単独で日に4回 から5回訪れてくれて目を楽しませてくれています。ジョウビタキのメスの特徴である全体に灰褐色と下尾筒の赤橙色そして次列風切基部の白斑がとても目立ちます。何よりもアイリングがとても目立ち愛らしさを伝えてくれております」

ジョウビタキ

ジョウビタキ(Sさん撮影)

春近しを告げる陽光

西岡水源地定例探鳥会での支部長のお話では「野鳥たちは、気温ではなく日の長さや高さで春を感」ずるそうで、成るほどと思います。鈍感な私とて窓からの陽光で微かな春の足音に気が付きます。

円山公園のエナガが陽光に溶け出したような樹液を啜る場面が弾ける様な春の到来を予告します。甘い樹液はサトウカエデが知られますが、この木もサトウカエデでしょうか。

インドアーからも、春を予告する日の光を楽しむ事が出来ました。窓辺に並んだ100円ショップのグラスたちが朝の陽を受けて微かな七色に輝いていました。

 

西岡水源池定例探鳥会 節分

週間天気予報はいい方に外れ、なんとか持ちこたえてくれた感じの西岡です。野鳥たちは、気温ではなく日の長さや高さで春を感じますと、支部長のお話。
この日は、札幌国際スキーマラソンと重なり、通過選手やらスノーモービルの走行など、午前中の公園内は賑やかな様子で、鳥たちの出現も遠慮がち。

比較的新しいクマゲラの食痕を発見。今度は本人にお目にかかりたい。カラ類の囀りなど、小さなことにささやかな春を感じたい北海道の人間であります。
参加者16名。おつかれさまでした。無病息災。

2013年2月3日 西岡水源池定例探鳥会

  • アカゲラ
  • コゲラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ハシブトガラ
  • ヒガラ
  • ヤマガラ
  • シジュウカラ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • カケス
  • ハシブトガラス

合計:12種

春近し

間もなく立春ですね。真冬の円山公園にかすかな春の気配です。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

一月の定例探鳥会でも愛嬌をふりまいてくれたエナガです。

おや?おいしそー!

ちょっぴり春の味がします、甘露甘露。

みんな、見に来てねー!

【撮影は、会員の山田甚一さんです】

旧作の一首を思い出しました。

         舞ひ降りて 小さきつばさは 雪に遊ぶ

         エナガよエナガ 無垢の瞳よ

何となくですが

街路樹のスズカケノキの傍を通りかかると、頭上から懐かしい(思わずそう感じました)スズメたちの鳴き声が聞こえてきました。丁度カメラを携帯していたので写せました。鳥は特に小さな鳥は写しづらい事を実感します。またそれが楽しいという変な世界でもあります。

何となくですが、一時期姿も声も遠のいたスズメが最近街に戻ってきているような気がするのです。

私たち事ですが

1977年札幌支部発足以来「由緒正しい新年会」が恒例だそうで、今年も円山会館で行われました。

支部長挨拶の大切な儀式や、活動後援者への感謝状贈呈などは、日和見主義のadaが無視してメーンイベント交流の一端をアップします。

カッコウ誌の行事案内にあった「コウモリと野鳥」のテーマで中島宏章さんの講演がありました。今まで知られていなかった北海道のコウモリの不思議さと面白さに盛り上がりました。撮影地の環境も分かる写真も興味を倍化させ、コウモリの長命さや、人間に例えれば一日にカレーライス40皿を平らげる大食漢、枯葉に包まったり雪の地面穴で眠る笑える様子に感嘆の声もあがりました。新年会の様子は3月号カッコウ誌で報告される事でしょう。

プロジェクターでコウモリの飛翔の形も参加者を楽しませました。

 

 

 

 

人気のオークションでは羨望のツアイス双眼鏡が競り落とされました。

 

 

意外さや不思議な愛らしさに満ちたコウモリに関心が集まり、数冊のエッセイと写真の著書紹介の求めに応ずる中島宏章さん。

 

今年も皆さんの良い年でありますように。

 

 

 

 

 

 

 

アンケートにご協力を・・・

只今、バードウォッチング(探鳥会)に関するアンケートをやってます。

特に、会員じゃない方、「探鳥会って何?」っていう方、ピッピッと選ぶだけ(記入部分は書いても書かなくてもOK)簡単なので答えてくれるとうれしいです。

アンケートはこちら → アンケート調査実施中

このアンケートは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

ネットラジオで1日中鳥の声を聞く

デジタルバードウォッチング 連載第3回

今回ご紹介するのは、インターネットラジオです。

中学生の頃、短波放送で世界のラジオ局を聞くのが流行っていました。当時、BBCのビッグベンの鐘の音やラジオ・オーストラリアのワライカワセミの鳴き声を楽しみに聞いていた人も多かったと思います。私も部屋で一人聞き耳をたてながら、ワライカワセミってどんなセミなんだろう?(てっきりセミだと思っていた)と遠い海外に思いを馳せていました。

最近ではラジオのスイッチを入れることも滅多に無くなりましたが、ネットラジオはよく聞いています。「インターネットラジオ」で検索するとたくさんのラジオ局がヒットします。便利になったものです。
ネット環境があればどのパソコンでも聞けますが、私は、iTunesの「ミュージック」>「ラジオ」で聞いています。英語ですが世界中のラジオが登録されていて、実に様々なジャンルの音楽が聞けるようになっています。

ず~っとビートルズだけを流し続けている局とか、クラシック、ジャズ、ロック、年代別ヒット曲など特定のジャンルに絞って曲を流しているのが特徴です。ネット版有線放送みたいな感じでしょうか。私は仕事をしながらBGMとして聞いています。

そんな中に一体何を考えているのか、一日中鳥の鳴き声だけを流しているラジオ局を発見しました。「birdsong radio」と「Brazilian Birds」です。朝から晩まで野鳥だけ。海外の放送なので日本で聞く鳥の鳴き声とは、ちょっと違う感じもしますが、鳥好きの人のBGMにはいいかも。
ただしあまりマニアックな人は、「この声は何々だ」とか「日本の何々とは鳴き方が違うぞ」とか、いろいろ考えて仕事の効率が落ちそうだからやめたほうがいいかもしれません。


Birdsong Radiobirdsong radio
http://www.birdsongradio.com/
小鳥たちの夜明けのコーラスです。

iTunesは、「ミュージック」>「ラジオ」>「Ambient」>「Birdsong Radio」です。


ウェブサイトでも聞けますが、↑ 再生用のプレーヤーをサイトに埋め込めるようになっていたので、試してみました。再生ボタンを押すと聞けます。


Brazilian BirdsBrazilian Birds
http://www.brazilianbirdsradio.com.br/
こちらは、ブラジルの小鳥さんたち。
ウェブサイトを開いて、サイトタイトルの少し下にある「Click here to open player」をクリックすると聞けます。

iTunesは、「ミュージック」>「ラジオ」>「Ambient」>「Brazilian Birds」


ちなみに、当時セミだと思っていたワライカワセミは、20数年後にオーストラリアで実物を見ることが出来ました。でかくてヌイグルミみたいなカワセミでした。

炎のパフォーマンス

探鳥会の円山公園で、札幌神宮のどんど焼きの神事が行われたという鳥日和。画面いっぱいに燃え上がるどんど焼きの炎の画像。その左上の炎を見てください。分かりづらいかもしれませんが、うつむき加減の男性が大声で叫んでいる口元を思わせる形があります。大きな炎の写真の中によくこういう形があるので、探して面白がって居ます。この画像にもありました。

さて、我が家の仏壇の灯明に冬の陽が当たっていました。蝋燭の炎には、ほとんど影は出来て居ませんでした。これは私の素朴な発見で炎のパフォーマンスの仲間入りをさせました。