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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

アオサギの季節Ⅱ

モエレ沼に来たアオサギの画像を調べていて、「アオサギの季節」で紹介した婚姻色が現れているアオサギに比べられるアオサギたちがいました。

季節Ⅱで紹介する二羽のアオサギたちの目を見てください、「季節」のアオサギよりも目の赤みが濃いです。特に手前の彼(彼女?)の目は明らかに婚姻色の特徴を増しているようです。彼らはこれから一緒になって巣造りをする雰囲気です。そんな想像をするのも春の鳥見の面白さかもしれません。

直前にアップされたちびけんさんの西岡水源池定例探鳥会での言葉を借りて>ちらほらと春の雰囲気・・・ もうチョイ、もうチョイ。>カップルアオサギ_edited-2

西岡水源池定例探鳥会 なんぼなんでも

この天気ではね。3月に続き、4月も残念ながら中止といたしました。どんなに大雪や大雨でも、必ず2、3人の猛者が集合場所に現れるのですが、さすがに今日は、どなたもお見えになりませんでした。池の氷は、まだぶ厚く張っていますが、やや青みを帯びてきました。

DSCN4834池の水位は、通常より80センチほど高いと思われます。この雨と雪解け水の両方ですからね。
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それでも、ちらほらと春の雰囲気・・・ もうチョイ、もうチョイ。
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アオサギの季節

「北海道のアオサギは、いま一番美しい時期を迎えています。くちばしや脚は鮮やかな朱色やオレンジに、目先の部分は紫やすみれ色に染まります。顔をアップで見ると、その配色の派手派手しさに本当に日本の鳥なのかと疑ってしまうほどです」

アオサギに特化した全国的に人気のサイト「アオサギを議論するページ」4月1日のホームページにあります。モエレ沼にも姿を現しているアオサギも正にその季節を迎えようとしています。カップルが成立する頃には目も赤く為っているのを望遠鏡で確認した事があります。長い脚も赤くなって胸の飾り羽も豊かに婚姻色といわれる赤色が鮮やかさを際立たせます。

アオサギを議論するページの4月1日の記事はエープリルフールに絡ませたもので本当かどうか疑問の方はご覧になって判断してくださいね。DSC_0912_edited-1

 

そうそう、その感じ!

道に薄く張った水を飲むハシボソガラスの写真をアップして「異聞」を補強して下さったちびけんさんに感謝します。

話題一転します。

2011年12月号カッコウ特集「モエレ沼に春を告げるオジロワシ」筆者として、今年のモエレ沼の春を調べに行きました。

4月5日午前9時から11時には、モエレ沼にオジロワシの姿はありませんでした。晴天、微風、沼の氷も緩み始めた状況で、氷の下の死んだ魚を掴みだす様子も見られるかという期待は見事に外れました。この時期にオジロワシを見に来る人たちもいて、今日は3人の人たちに情報を訊きました。

3月29日には8羽(成鳥2幼鳥6)が雪に覆われた沼にいたそうです。昨4月4日にはお昼頃に2羽が沼とモエレ山の頂にいたそうですが、残念ながら今日のこの時間には居ませんでした。石狩湾から茨戸湖を周回してモエレ沼に下りる行動をしているようなのでタイミングが合わなかったと思います。降りてくれれば数時間は居続けるようです。モエレ沼全景

氷の状態はかなり緩んでいて、水郷西大橋からの光景です。

右の小高い丘が「プレイマウンテン」画面を外れた右側に似た高さで「モエレ山」。

    キツネ2現れたのはキツネでした。遊歩道 (1)主な遊歩道の除雪はおわっていました。街路樹の選定も進んでいるようでした。枝打ち

こんな感じ?

adaさんの絵が上手だったので、この写真を思いだしました。鶴ではなくハシボソガラスですが、駐車場水たまりの水を飲むの巻。
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「狐と鶴のごちそう」異聞

イソップ童話「狐と鶴のごちそう」は、意地悪好きのに「ご馳走するからいらっしゃい」と招待し、やって来た鶴にわざと平たい皿に入れたスープを差し出す。鶴はクチバシが長いため飲めない。それを見ながら狐はおいしそうにスープを飲む。というお話です。

でも、異聞によると鶴は平たい皿のスープをおいしそうに飲んで帰っていった、というものです。ハチドリでなくてもヒヨドリも嘴の先から蜜を吸うことが出来るようです。鶴だって嘴は長いけれど出来ないことはない。合わせた嘴の隙間は舌で塞いで嘴の先をストローのようにスープに漬けて啜ることが出来るはず。皿のスープが少なくなったら嘴の側面を寝せてスープを吸い込む技もあるというものです。

嘴の側面から吸う(なめる)というのは、樹液を舐めるヒヨドリやゴジュウカラの様子からも合点が行きます。

童話では、意地悪された鶴が今度は狐を招待して壷に入れた肉を差し出して意趣返しをするというものですが、異聞によると狐は鶴の技に敬意を表してそれからは意地悪しなくなったというものです。

異聞による、狐の裏をかいた鶴の技をイラストにしてみました。笑ってください。img039

円山動物園雪景色2

シロクマ親子は元気いっぱいです。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

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はーい!こっちだよー!

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 よいしょ、よいしょ!

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おそろいで、はいっ!ポーズ!

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

円山動物園雪景色1

雪解けシーズンの円山動物園です。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

ちかごろ、ずいぶん暖かいねー!

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ほんと、ほんと!

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いやいや、まだまだ、ぶるぶるー!さむいー!

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はーるよ、来い!

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

大通公園。あまーい早春の味わいⅡ

一日置いた4月1日、大通公園のサトウカエデに会ってきました。天候のせいか先日よりも多い樹液が出ていました。樹液の甘さは一昨日より淡くなったような気がしましたが、連れ合いの感想も「ほのかに甘い」というものでした。どちらにせよ甘い感想です。

DSC_0844味見は樹液を啜りにくるヒヨドリたちの来る合間をみてしたものでした。彼らは頻繁にくるかというと、そうでもなくてしばらく来ないこともあって、鳥たちはあちこちを巡り歩いて(飛んで)いるのかも知れません。

樹液を啜りにくるのはヒヨドリばかりではなくて、カラの仲間もやってきていました。ゴジュウカラは幹を上下しながら。コガラかヒガラか私には判断が付かないカラは枝を渡り歩いて樹液を舐めているように見えました。

でもやっぱりヒヨドリの情熱的な樹液への愛着には敵わないようでした。ヒヨドリなめるカラゴジュウガラ

 

モエレ沼の様子は

3月31日、モエレ沼の様子を見てきました。今年の大雪で、遊歩道の一部は雪で覆われていて除雪中でした。散歩の人たちに訊くとオジロワシは時々来ているようです。沼の氷が緩むと姿を見掛ける機会が多くなると思います。氷がなくなるとワシたちも移動して行くのが例年の様子です。

春の常連のお客アオサギも、開き始めた僅かな水面の魚影を睨んでいるようでした。

トビの鳴き声を楽しんでいたら、突然上空から輪唱のように白鳥の声が降ってきました。画像で数を数えたら62羽の北への旅立ちでした。

 

  雪の遊歩道除雪中62羽ハクチョウ北帰行

                                                                                 休むアオサギカモメとアオサギ