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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2018年1月の行事案内

1月7日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・オオアカゲラ、アカゲラ、エナガなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2017年1月1日 西岡水源池


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1月14日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ウソ、ミソサザイ、カケスなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2017年1月8日 円山公園


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1月21日(第三日曜日)真駒内公園冬鳥探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・サケ科学館前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「真駒内駅」からじょうてつバス「南90,95,96,97,98」に乗車「真駒内競技場前」下車、乗車時間約7分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ヒレンジャク、キレンジャク、カワアイサなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2017年1月29日 真駒内公園

1月の由緒正しい新年会は3月に振替です

「支部創設四十周年を祝う会」として3月に開催することと変更させていただきます。

※ 詳細は追ってお知らせいたします。

「新年会」を「四十周年を祝う会」として実施します

会員の皆さまへは、当支部の今年度事業として2018年1月28日に「新年会」開催することをご案内しておりました。

さて本年度は札幌支部の創設40周年にあたり、5月にはバードソン2017を実施し、集まった寄付金等で野鳥写真展を開催することとなっております。

以上のことに鑑み、2018年は、「新年会」同様に「支部創設四十周年を祝う会」として3月に開催することと変更させていただきます。
詳細は会報3月号およびウェブサイトにてお知らせし、3月吉日をもって開催いたします。多くの会員の皆さまのご参加を期待しております。

札幌支部40周年記念 野鳥写真展

先日、「探鳥会へ行こう!」のページでもご案内しましたが、改めてお知らせいたします。
新年早々に札幌支部の開設40周年を記念して、野鳥写真展を開催します。
みなさまお誘い合わせの上、ぜひともご来場下さい。

写真展のお知らせ


  • 開催期間:2018年1月5日〜18日
    8時45分〜22時00分(18日は午前で終了)
  • 開催場所:札幌エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目)
    2階 交流広場

会員のみなさまから寄せられた野鳥の写真を30点ほど展示します。もちろん入場無料です。どうぞご鑑賞下さい。

タンチョウ保護のこれから

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ開設30周年記念シンポジウム

タンチョウ保護のこれから(PDF)

(公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリからのお知らせです。
開設30周年を記念して2018年1月21日、記念シンポジウムが開催されます。
詳しくは、右のチラシ(PDF)をクリック。


  • 日時:2018年1月21日(日曜日)
  • 会場:札幌国際ビル8階 国際ホール
  • 定員:200名(先着順)
  • 申込:2018年1月14日(日曜日)までに参加される方全員の氏名をお伝え下さい
    • (公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤サンクチュアリ
    • 電話:0154-64-2620
    • E-mail:tancho_sanc@Wbsj.org

お問合わせも上記 (公財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤サンクチュアリ までお願いいたします。

鳥の見る夢?

札幌科学技術専門学校  興野 昌樹

昆虫の触角は、科や目といった上位のグループの特徴を示すことが多く、見間違えがちなアブとハチとを識別するポイントの一つにもなっています。ハチの触角が太目で長いのに対して多くのアブのそれはかなり貧相で、違いは遠目にも見てとれます。ここはアブがハチに擬態する上での弱点なのか、ナガハナアブの仲間には太く変形した前肢を頭の前に掲げて触角を偽装するものがいて、その苦しい工夫には思わず笑みが浮かびます。

今年になって、このナガハナアブが飛翔中も前肢を掲げていることに気づきました。これはもう鳥向けの擬態であることに疑問の余地がありません。
昆虫の擬態については鳥が意識されることが多くて、フィリップ・ハウスの美しい本「なぜ蝶は美しいのか」の中でも鳥の視覚について論じられています。他の捕食者の影響だって間違いなくあるはずですが、前肢を伸ばして飛んでいるアブのけなげな姿に鳥の影響の強さを実感した次第です。

シャチホコガ(幼虫)

擬態には驚くほどモデルに似ている例が目立ちます。しかしモデル不明、でもいかにも怪しい姿をしているものもたくさんいます。中でもシャチホコガの幼虫は、際立って長い胸肢、大きな頭、かぎ状のいぼ足、尾端にふくらみと1対の突起を備えた異形の生物である上、刺激を受けると体をそらせて長い肢を震わせ、さらに体側面に隠されていた2対の眼状紋を開閉させます。この怪物のモデルの有害生物がいたらもうパニックものです。

この幼虫について前述のフィリップ・ハウスはサテュロス型擬態(いろいろな生き物のパーツに見えるものが混在することで、見る側を混乱させるタイプの擬態)の例として取り上げています。鳥の視覚にはヒトやサルとは違って全体像よりも部分の影響が強いという特性があって(たとえば動物心理研究という学会誌。ネットで読めます)、この擬態の概念には裏付けがあるのは確かです。でも鳥が混乱している隙に飛び去ることができる成虫なら知らず、動きの鈍いイモムシは敵を追い払わなければなりません。混乱程度ではなく相手が逃げ出すくらい「恐がらせる」必要があるはずです。

ヒトやサルではうろこのあるヘビの姿と「恐れ」とが生得的に結びついているそうですが、異なる視覚認知特性を持つ鳥の場合、心の中に「うろこ+細長い」とは別の恐怖のイメージを持っている可能性があります。もしかしたらその恐怖のイメージを利用したのがシャチホコガ幼虫のあの姿であり、あのイモムシは「鳥が見る悪夢のかたち」がこの世に具現化した存在なのかもしれません。

シャチホコガの幼虫を見つけたらぜひつついてみてください。深夜、鳥が怯える「それ」があなたの夢の中に出てくる、かも・・・。

支部報「カッコウ」2017年12月号より

札幌支部40周年記念 野鳥写真展

  • 開催期間:2018年1月5日〜18日
    8時45分〜22時00分(18日は午前で終了)
  • 開催場所:札幌エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目)
    2階 交流広場

会員のみなさまから寄せられた野鳥の写真を30点ほど展示します。どうぞご鑑賞下さい。

2017年12月の行事

12月3日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・キクイタダキ、アカゲラ、オオセグロカモメなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2016年12月4日 西岡水源池


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12月10日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ヒレンジャク、ウソ、ハイタカなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2016年11月13日 円山公園


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12月23日(土・祝日)初心者向け・北大構内クリスマス探鳥会

公益財団 日本野鳥の会と連携で開催

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・北海道大学正門(北9西5)9時集合
  • 交通・・・JR/地下鉄「札幌駅」から徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、非会員300円
  • 野鳥情報・・イスカ、シメ、キレンジャクなど

去年は、ホワイトクリスマス(雪)のため中止でした
2016年11月13日 北大構内


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2018年版野鳥カレンダー販売中

ご購入は札幌支部または探鳥会で販売しています。
郵送をご希望の方は支部までに申し込み下さい。
E-mail:cuckoo@sapporo-wbsj.org

『春国岱』冬のみどころ

(公財)日本野鳥の会 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター
善浪めぐみ

春国岱の冬ならではの鳥との出会いと、春の耳より情報をお伝えします。根室への探鳥旅行を計画していただけると嬉しいです。

■ユキホオジロ

ここ何年かは目撃情報も少なく、見られたとしてもほんの数羽程度でした。それが昨年の2016年シーズンは、11月中旬に目撃されたのを最初に20羽程度のまとまった群で渡ってきて、地元や遠方から来られたバードウォッチャーを喜ばせてくれました。聞くところによるとユキホオジロが食べに来るハマニンニクは、30年以上前は、春国岱の海岸側の砂丘の先端に多く自生していたため、バードウォッチャーも風雪のなかを歩いて、彼らに会いに行っていたそうです。現在は砂丘の形が変化し、ハマニンニクが残っているのは幸か不幸か手前の駐車場周辺に集中しているので、お気軽に見ることができました。群でやって来て、ちょこっと穂先に乗って実を食べたり、仲間が落とした実を探してちょこまか歩く姿が、多くのバードウォッチャーを虜にさせてしまう所以なのだろうと思いました。ユキホオジロは、2月下旬まで観察されました。4、5日姿を見かけないことも何度かありましたが、完全に渡ったのではなく、根室半島内や春国岱の対岸の走古丹を行ったり来たりしているようでした。今シーズンもハマニンニクの生長は昨年並みだと思いますので、ユキホオジロの飛来に期待しています。

ユキホオジロ

ユキホオジロ

■春国岱・森林部散策路再開!

2014年12月に起きた高潮の被害により、森林部のアカエゾマツコースは閉鎖されたままになっていましたが、来春に約3年半ぶりに開通する予定です。管理する根室市に整備を要望する声が多く寄せられ、ふるさと納税を利用して散策路を修復することになったのです。現在は壊れた材木や倒木を、手押し車で運び出す作業をしています。ミズバショウが咲き、カラ類がさえずる季節の森に行くのが待ち遠しいです。

支部報「カッコウ」2017年11月号より

2017年11月の行事案内

11月5日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ツグミ、キバシリ、ヒガラなど

去年の探鳥会は、大雪で中止でした! → 2016年11月6日 西岡水源池


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11月12日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・エナガ、アカゲラ、マヒワなどなど

去年の探鳥会記録はこちら → 2016年11月13日 円山公園


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2018年版野鳥カレンダー販売中

ご購入は札幌支部または探鳥会で販売しています。
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E-mail:cuckoo@sapporo-wbsj.org