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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

衝突

mashiさんがNHK札幌のほっとニュース北海道を見てね、とPRした建造物に衝突する野鳥のテレビでした。窓ガラスに衝突して歩道でもがく鳥のようすや、風車のブレードに叩き落される鷲の様子は衝撃的な映像でした。

支部長さんから、放送資料の提供を依頼されてadaも画像をNHKに数点送っていました。使われることは有りませんでしたがその中の一点をここでご披露します。2017年、然別温泉ホテルの展望喫茶室大型ガラスに鴨と思われる衝突痕です。鴨はガラスに映る湖上を飛んでいると思っていたでしょう。とんだ災難とダジャレはいけませんね。バードセイバーの貼り付けを提案してきましたが現在はどうなっている事でしょう。

4月29日北海道大学構内初心者探鳥会は中止

新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となりました。

集合場所である北海道大学正門前は春の、のどかな様子です。

北海道大学正門

すぐ横にあるインフォメーションセンター「エルムの森」は開店中です。

手前の花壇に春の花が咲いてました。

正門横 インフォメーションセンター「エルムの森」

インフォメーションセンター「エルムの森」

シロバナノエンレイソウ (エルムの森)花壇 

シロバナノエンレイソウ エルムの森花壇

フッキソウ (エルムの森花壇) 

フッキソウ (エルムの森花壇)

夏鳥をさがしているといらっしゃいました。

コムクドリのオスです。

コムクドリ(オス)

コムクドリ(オス)

お帰りなさい・・・ですね。このすぐ上の枝先には奥様(メス)も止まっていました。

桜が満開でした(北大構内)

桜が満開でした(北大構内)

春が一気にやって来た!そんな北大構内です。

コロナウィルスなんぞに負けては居られませんね。

しっかり防御して、知恵で乗り越えましょう。

北帰行その5

そして先週末の日曜日、ふたたび宮島沼です。

沼の至近距離にハクガンと・・・

マガンのバフ変個体です。

こちらは、コガモ。おしゃれに装いました。

真上をハクガンが飛びます。

さらに、マガン、ハクガンの飛翔を・・・

何度も楽しみました。

突如!水鳥たちを狙ってオジロワシが飛来!

水鳥たちは一斉に避難。狩りは失敗でした。

 

 

北帰行その4

先週末の土曜日、マガンをはじめ鳥たちは宮島沼に集まっていました。

この日は、ハクガンを何度も確認することができました。

美しい、飛翔する姿です。

何度見ても見飽きません。

相当数のハクガンが沼を訪れていました。

いささか、興奮状態になりました。

北帰行その3

今月上旬には、鳥たちはかなり北上していました。

ハクガンとマガン、北村付近の耕作地です。

シジュウカラガンもやって来ていました。

ただし、長沼町で見られた大群は別コースをたどったようです。

こちらのシジュウカラガンは比較的少数でした。

 

北帰行その2

続いて先月下旬、栗沢町の耕作地にてコハクチョウ(Tundra Swan)と

オオハクチョウ(Whooper Swan)です。

一首うかびました。

ふりそそぐ春陽の中に真白にそ わたるツンドラスワンかがやく

そして、マガン。

地上間近にはカリガネと・・・

ハクガンです。

すっかり堪能致しました。

北帰行その1

先月から今月にかけて、北へ帰る渡り鳥たちを訪ねました。

まずは先月中旬、長沼町にてシジュウカラガンの群れです。

一斉に飛び立ちます。

思わず、眼を見張りました。

 

 

 

旧作の一首を思い出しました。

おお!あれはシジュウカラガン たくましき健けき翼は春を連れ来る

付近の地上にオオタカが・・・

 

あたりを睥睨していました。

野鳥で幸せになる人々が多い

野鳥で幸せになる人々が多い事は、野鳥の不幸を悲しむ人々も多い事を窺わせて、NHK室蘭放送局の今回の企画に札幌支部が蔭で協力したのが納得できます。支部長の依頼でadaも番組には有りませんが大急ぎで資料を放送局へ提供したものでした。

風車の羽根に鷲が当たるとイメージしていましたが、映し出された動画で良く分かりました。風車の回転がゆっくりなのでその空間へ鷲がゆっくり入った瞬間に風車の翼が鷲を袈裟懸けにする瞬間が記録されています。

風車で片羽を切り落とされたオオワシや交通事故で嘴がもぎ取られたオジロワシの顔はひょっとこに似て哀れさが倍加します。獣医師が「彼らを助けるすべが無い」もどかしさを口にしておられました。

都市公園に飛来する大型の水鳥で幸せを感ずる人々をご紹介します。中嶋公園菖蒲池のダイサギです。観察者の情報に依ると3羽のダイサギと1羽のアオサギがよく一緒に居るようです。

西岡水源池のカワセミ

池の氷、今年は4月1日に落ちまして天気の良い日にゆるく通い、今朝やっとお会いできました。枝かぶりでピントも合っていませんが、逆に説得力があるという言い訳。オスのようでした。
今年も繁殖がうまく行きますように。

4月27日(火)の放送を見逃した方は

こちらで1週間ほど見ることが出来ます。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210427/7000033416.html

それにしても発電用風車で翼が切断されていたり、クチバシを交通事故でほとんど失ったオジロワシを治療する齊藤慶輔獣医の苦渋に満ちた顔を拝見すると頭が下がる思いです。