(10月11月支部探鳥会もコロナに阻まれて中止ですが)
近間の公園で一人探鳥会。
「中島公園で食べ放題」
中島公園菖蒲池にはウが時々やってきます。(ウミウかカワウか私には見分けがつきません)
魚を獲っています。
公園の池は食べ放題のビュッフェ?
此方はマガモ。水草を食べているようです。
ここも食べ放題です。
ひとしきり食べ終わったら、満足したのかゆっくり移動してゆきました。
近間の公園で一人探鳥会。
「中島公園で食べ放題」
中島公園菖蒲池にはウが時々やってきます。(ウミウかカワウか私には見分けがつきません)
魚を獲っています。
公園の池は食べ放題のビュッフェ?
此方はマガモ。水草を食べているようです。
ここも食べ放題です。
ひとしきり食べ終わったら、満足したのかゆっくり移動してゆきました。
10月の探鳥会は中止させていただきます。
さらに11月の探鳥会も中止といたします。
新型コロナウィルス感染拡大により、北海道に「まん延防止のための緊急事態宣言」が出されており、状況はいまだに厳しいままです。
日本野鳥の会札幌支部の10月と11月の行事予定は、新型コロナウイルス感染防止のためすべて中止といたします。
私のまわりでも仕事の関係者が新型コロナでお休みのため打ち合わせが中止になりました、などの話しが増えてきました。
みなさまも体調に気をつけて、お過ごしください。
中止となる10月の行事
中止となる11月の行事
12月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。
直前の鳥日和でマガモの道路横断で車が止まる風景をアップしました。それで思い出しました。道交法第38条には信号機のない横断歩道で渡ろうとしている人が居れば車は止まらなければならないという条項が有るそうです。鴨の場合は人では無いので車は止まらなくとも違反ではありませんし、市の中心部の信号機は機能しています。そうではあっても鴨が信号の意味を理解するわけが無いので警察が動いた人情の交通規制でした。
私は歩行者にもマイカードライバーにもなっていて、歩行者の時には信号機のない横断歩道を渡る時は、車が50メートル位の距離から向かってくるときは通り過ぎるのを待っています。車が止まるかどうか分からないし4・5秒待って車を通過させた方が安心できるからです。当然、私が運転しているときは歩行者は車の通過を待っていると判断していましたが、実はそれは道交法違反行為でした。
横断歩道前に人が立って居て車止まるのは10%に満たないそうです。私のような意識のドライバーや無頓着なドライバーに道交法違反をさせないとすれば、横断歩道を渡る意思が無いことを示す態度、例えば後ろを向いて横断の意思が無いとするか、横断歩道前から下がるしかないのかなと思います。
ドイツに行った人から聞いたことですが、信号の無い横断歩道の前に立つと例外はあるかも知れませんが車は本当に止まるそうです。車先進国の習慣なのかもしれませんが、いずれ日本もそうなるのかなと思いました。
横断歩道と鴨を無理やり並べて、鳥日和にしました( ´艸`)。
先の(8月20日)鳥日和で札幌都心でのマガモ繁殖の始まりが「1986年の東急百貨店テラスから」と記しました。今では都心の中島公園、道庁前庭、円山公園、北海道大学構内など、北大構内ではオシドリも加わって当たり前の事になっています。
当時は都心の国道などを横断する雛を連れたマガモの行進は札幌マガモフィーバーとも言えるものでした。上記の写真は1995年5月12日、大通公園に面する西4丁目NTT札幌支社の植え込みです。歩道沿いの植え込みで抱卵するマガモがいました。この2年まえの1993年6月1日にここからマガモが雛10羽を連れた行進が道庁前庭池まで続いてニュースになり、翌年も同じ事が起こりました。この意外性が市民の興味を惹きましたが「もしや」の3年目の同年も同じ場所での抱卵が分かって、臨場感のある巣立ちの行進を待つマスコミ陣が張っていたことでした。数日前からこの状態は続いていて、「いよいよ今日か」という期待が高まっている時の写真です。
いよいよその時が来ました。北一条国道5号線沿いの道警札幌中央署へ、札幌支部からマガモの道路横断支援の要請が伝えられました。要請は信じられない速さで受け入れられて交通整理が行われました。金曜日の通勤時間帯なので交通量も多く有りましたが、マガモはその時間を狙って行動を起こしていたのではないかと想像します。目的地の道庁前庭まで、カラスの襲撃を人間の盾で防いだとしか思えません。もし人を避けるなら早朝を選ぶ筈ですから、私たちはマガモに利用されていたのかも知れません。
マガモの愛らしい雛たちを庇う人たちがカラスの襲撃を防ぐ鉄壁の防護になっています。マガモたちの移動を支援する野鳥の会支部事務局長の姿も写りこんでいます。
背景の木立ちが今回の目的地、道庁前庭エリアです。行進の一区切りがつくところです。札幌支部の要請にすぐ対応して下さった中央署の皆さん、ありがとうございました。マガモに代わってお礼申し上げます。
懐かしの札幌都心マガモフィーバーの一コマでした。
野鳥の特徴のひとつに、数千キロの距離を毎年移動するという事があります。ツバメや白鳥や雁などの生態に驚く事があります。
札幌市街地や郊外に彼らの姿を見る事がありますが、人が趣味の世界でも長距離を移動する事を知ります。
20年前に兵庫県からという若い女性が北海道でのバイクツーリングを楽しんでいました。バイクに積まれた荷で、野営する事も窺えます。バイクも200㎏近い重量のアメリカ製バイクのようです。非力な女性が操作する事に驚いて、写真を撮らせて貰ったものでした。今もお元気でしょうか。
都市に棲む鳥・札幌の代表格はカラスとスズメ。猛禽類はあまり水を飲まないそうですが、カラスやスズメが水を飲むのはよく見かけます。大通公園には3・4・5丁目にそれぞれ形の違う噴水が有りますが、ここ5丁目の聖恩碑が彼らには人気の水場の様にみえます。シャワーも楽しめます。嘴の根元が黄色いので、今年生まれのスズメでしょう。シャワーを潜ってやってくるのも居ます。聖恩碑の三面のそれぞれ違う鬼の口から噴水が出ていますが、怖い顔も鳥たちと顔なじみです。
飛び入りの話題です。
聖恩碑の南西角にある水飲みを利用しました。街中にある素敵なサービスです。驚いたのは通水ハンドルの回し方が普通と逆になっているのです。右(時計回り)に回すと水が出て、左回しで水が止まるというハンドルでした。
外国の人が「日本の水道ハンドルは違う。右回しで出て左回しで止まる」。なんて決めつけないで欲しいです。理由は分かりませんがこの水道ハンドルは例外です。
札幌市の都心部での鴨の繁殖は1986年5月31日が嚆矢となります。東急百貨店テラスから親に連れられた9羽の雛たちが駅前交差点を横断しました。翌1日の道新紙面に読者が撮った写真が載りました。交差点で止まったバスの前を歩行者に守られながら横断するカラー写真が印象的でした。それ以後は毎年の初夏には、大通のNTT札幌支社の植え込みや道庁前庭やグランドホテルの池などから初夏に雛たちが現れるのが普通になっています。
1994年7月中旬、南7西4の鴨々川です。
左下の草が生えている所が今回のポイントです。
此処にマガモが抱卵しているらしい事を見つけました。
分かりますか?マガモが居ますね。
じっとしているこの姿勢から抱卵の可能性があります。
7月21日午前6時30分頃、予想通り巣立ちの瞬間に出会うことが出来ました。後から考えれば偶然のタイミングではありました。
親が出て、それから次々に雛たちが巣立ちを始めました。巣の存在がススキノのカラスたちに知られていなかった幸運も有りました。
7羽の雛が生まれましたが、普通は10羽から12羽前後らしいので環境に合わせた卵の産み方をするのかなあとも想像します。
鴨々川という名の川で鴨が生まれるという面白さも有りますが、ここ国内屈指の歓楽街ススキノのど真ん中で小さなドラマを記録する事が出来ていました。ご覧いただく幸運を感謝しています。
札幌では見かける事が少なかったダイサギが近年姿を見せるようになりました。数年前までは郊外の水辺でしたが昨今では都心の豊平川や創成川に居る事があります。恐れを知らぬ若い個体なのか、冒険心溢れる開拓者か分かりませんが、人を恐れぬ勇気ある彼らの象徴的な姿をご紹介します。2021年4月23日11:30am頃の中島公園です。重文、豊平館前の池にダイサギが居ました。浅い池にいる魚が目あてに違いありません。以前から時間をかけて公園の人々の様子を観察していて「安全な猟場」と認識した上の行動と思います。
来園者の目の前でも臆する様子が有りません。郊外であればこのような行動は無いように思います。積極的に人工物や人影を画面に入れて彼らの大胆な行動が分かる様に写してみました。
このダイサギまでの距離は2m50㎝程ですが、この距離は今までの経験では想像出来ないものでした。彼(彼女)が公園に居る人間の生態を知った上での落ち着いた様子でしょう。
一方、写す私はこの距離感に興奮しながらも逃げられないように硬直してシャッターを押していました( ´艸`)。
この日は、4羽のダイサギが来ていて2羽が豊平館前に降りました。
何とか2羽も同じ画面に・・と欲張りましたが、残念ながら叶わなかったダイサギ来園のハプニング画像でした。