会報「カッコウ」3月号
会員の皆さまのお手元に届いた頃かと思われます。
3月号の編集長であります柿﨑さんに代わりまして、特集「わたしの撮っておき」に掲載されました5名の方々の写真6点をカラーでご紹介(敬称略)いたしますので、どうぞお楽しみください。
※写真のコメントは柿﨑編集長です。
✳︎宙に飛ぶザリガニのハサミ
会員の皆さまのお手元に届いた頃かと思われます。
3月号の編集長であります柿﨑さんに代わりまして、特集「わたしの撮っておき」に掲載されました5名の方々の写真6点をカラーでご紹介(敬称略)いたしますので、どうぞお楽しみください。
※写真のコメントは柿﨑編集長です。
✳︎宙に飛ぶザリガニのハサミ
どこまでも青空の広がる申し分ない探鳥会日和です。公園管理事務所前いつもの電柱付属物にスズメのカップルでしょうか。仲睦まじや。
今日は2グループに分かれ出発。以降は池を時計回りの我が班の報告です。
月寒川で幸先よくカワガラス。7時台に公園駐車場に到着した時の外気温が氷点下15度でしたので、カワガラスもゆるくない。
好天とはいえ鳥影薄めで雪上の足跡観察。「ネズミの足跡、シッポがめんこい!」の声が上がります。雪と共に暮らす地域の人間が味わえる冬の楽しみ。
芝生広場のカラマツに堀りたてホヤホヤのクマゲラ食痕。嘴の横チョップ?痕も見られます。
山田班から「オジロワシ飛んでるぞ」の携帯情報をもらうも確認できたのはトビでしたが青空に優雅な舞。湿原を渡り山側へ移動すると突然クマゲラがキャラキャラと鳴きながら頭上を通過、一同あわわわ状態。こののち鳥に動きが出てヤマガラの囀りに春を感じつつ現れたアカゲラの♂、白くきれいな個体でした。
キバシリ、コゲラなど観察後、先ほど見損ねたオジロワシ成鳥が上空を旋回、肉眼でも真っ白な尾羽が確認できうれしい。山田班はオジロワシ幼鳥も確認できたそうでいいですこと。最後はゴジュウカラで締めくくり。
参加者30名でおつかれさまでした。2月とはいえ人間が強めの日射しを感じるくらいですから、おそらく鳥達はもっと春を感じていることでしょう。
オー、珍しく最後決まった!
合計:16種 天気:晴れ
あけましておめでとうございます。札幌支部2016年の探鳥会初めは、おかげさまお天気に恵まれ、ありがたやです。今冬の西岡やはり雪は少なめ。
支部長の年頭挨拶は申年にちなんで・・・マシコ(猿子)のお話。それを知ってか副支部長の猿子さんも参加です。
今日は1グループで出発。管理事務所前のいつもの電柱付属物にスズメ複数出たり入ったり、トドマツ梢にヤマガラなど。
「ジェージェー」の声の方角にカケスを探していると、出てきたミソサザイ。雪の上だと見つけやすいのですが、チョコチョコ忙しく双眼鏡に入れるのはゆるくない。とりあえずの証拠写真です。
芝生広場でツグミ観察。湿原トドマツ林でヒガラ、アカゲラ、さらにコゲラなど。
山側にあがり、だんだん近づくエナガを眺めつつ、ヒレンジャクが20ほど通過。最後に現れてくれたのはオオアカゲラ♀、腹部緋色の目立つ写真を選びました。
年初めの探鳥会としてはまずまずだったでしょうか。参加者31名で、おつかれさまでした。三が日だから今日も呑むとするか。
合計:17種 天気:晴
8:30集合場所のヤドリギにヒレンジャクばかり20以上。「みんな早く来ればいいのになあ」の願い通じ9:00頃までそのまま居てくれ、幸先良しです。
ご覧の通り食べたヤドリギの実はその場でトコロテン方式に排出されます。これはおそらくアカミヤドリギでしょうか?
ヒレンジャクを楽しんだ後、1グループで出発。道新朝刊の札幌積雪は11cmとありましたが西岡は軽く倍以上であります。
気持ち良い青空になり期待し歩き出すも、信じられない鳥影の薄さ。それでも、コゲラ、ゴジュウカラなど出ていただき嬉しいべさ。
湿原木道では間近にミソサザイも、いんでないかい。
芝生広場からフェンス際のコースを選択。私の仁徳か日頃の行いのおかげかこれがいかった。カラマツにクマゲラの新しい食痕観察後、上空を舞うオジロワシ成鳥の優雅な舞に一同歓声!いいわあー!
続いて針葉樹にキクイタダキ!これもいいわ!アカゲラ、カケスなど終盤盛り上がりました。
鳥合わせ中、上空にノスリが現れ、鳥合わせどころでないべさ。
参加者22名。おつかれさまでした。先頭雪踏みで股関節なんだか痛し。
合計:17種 天気:晴れ
集合30分前、オオハクチョウが鉤になりコーコーと鳴きながら南の方角へ渡って行きました。数えてみますと42、道中お気をつけてね。
いい天気の予報ですが、皆さんガッチリ着込んでいらっしゃいます。
秋深まる西岡それが正しい、2グループに分かれて出発!
と思いきや、リュックを忘れ気恥ずかしそうに取りに戻るYさん。
我グループは池の左回りコースを選択。まずはホオジロガモのオス3羽を観察、望遠鏡に入れると潜ってしまうシャイな方達です。
ズミの実をついばむヒヨドリ。わかりづらい写真ですが、ウロコ状の下尾筒が美しくて、いいわあ。ズミの実がどれほど美味いものか人間も食すと、小ちゃいボケリンゴという感じ?
池には、コガモ3、カワアイサ♀など。マガモはエクリプス終了、写真は岸辺でくつろぐカイツブリの幼鳥。結氷前までに飛べるよう頑張んなさいよ。
この時季、遊歩道のカサカサ落ち葉を靴で蹴り上げ歩くのは楽しいんです。
なんだけど、みんなで歩くと実は結構やかましい。
写真ヘタですが、芝生広場のツルウメモドキ見事でした。
参加者36名、おつかれさまでした。今日はいい日和で、これが平年並みだそう。この調子でお願いしたい。
合計:17種 天気:晴れ
早朝気温7℃で湖面に朝霧立ち込める西岡水源池でありました。モモヒキ履いてきていかった。
肌寒さも残りますが、まずまず青空で期待できそう。2グループに分かれ出発、我が班は池を左回りにコース選択。
ハシブトガラス食せずでしたが、黄も赤もヤドリギの実、いい感じに生ってるねと眺めているそばの上空をハイタカ通過。
池にはコガモ、マガモ、カイツブリ、キセキレイなど、訪れたカラ類混群にしばし足踏み。
キバシリも混じっております。
ヤマモミジ、ヤマウルシの紅葉を横目に、湿原では渡り準備のアオジがせわしない様子。見上げる先にはオオタカも。
パーゴラ広場で再びカラ類混群に遭遇。やっとお目当てのエナガに会え、皆さん満足気な表情でありました。カケスの声も聞こえます。
参加者38名、おつかれさまでした。心配していた雨にもあたらず、秋の西岡水源池いかったんでないかい。
2015年10月4日 西岡水源池定例探鳥会
合計:27種天気:晴のち曇
8時前なら長袖でも肌寒い西岡水源池であります。ホント寒い。
集合時間中クマゲラがコロコロコロと鳴きながら、頭上を南の方角へ飛び去って行きました。幸先いいんでないかい。2班に分かれて出発。
八つ橋付近で、キビタキ♂♀、アオジ、コゲラなど観察。私はキビタキ見逃しました。情けなや。
池に上がって、ウミウ、アオサギ、カイツブリ、マガモなど。カイツブリは若いものも含め6羽くらい いたかしら。
カワセミ出てくれないかなあとねばった甲斐あり、はるか遠く湖面倒木の枝に♂が停まってくれ、まずは皆一安心という感じ。
あまりに遠くで写真は朝の下見時に撮影したものです。あしからず。たぶん同じ方だと思うのですが?
湿原トドマツ林から「ジェージェー」とカケスの声。もう9月ですもね。
池のえん堤付近、リンドウも今が盛りでした。
参加者26名で、おつかれさまでした。秋の気配の中、夏ゼミ鳴いておりました。ということはビールか。
合計:21種天気:晴れ
気温は上がりましたが、木陰を抜ける風が心地よい西岡水源池でありました。すでに夏ゼミ大合唱のもと2つのグループに分かれ出発。
このハシブトガラスは何を狙っているのかと言いますと?
答えはセミでした。写真はハシブトガラスが捕らえ損ねたコエゾゼミです。セミだってやっと羽化できたんだから捕らえられまいと必死です。
池ではエクリプスのマガモやオシドリ。他にカワセミ、ハリオアマツバメ、カイツブリ、アオサギ、ウミウなどを観察。
芝生広場のハルニレにゴジュウカラ。北海道のはお腹が白いです。
湿原木道でコゲラ、ハシブトガラなど観察中、もう1班とすれ違い合同でメジロ観察。狭い木道に数十人でこれが本当の目白押し。なんちゃって!
メジロは緑色の葉と同化して、双眼鏡に収めるのはなかなか難しい。
湿原トドマツの枯れ枝で囀るホオジロ。望遠鏡で全員観察終えるまで囀っていただき、ありがたや。山の方角からクロツグミの声も聴こえます。
別グループは他にキビタキ、アオジなども観察されたそうで、心配していた夏ゼミの鳴き声はそれほどでもなく助かりました。参加者35名、おつかれさまでした。やっぱり夏は暑いわ。
合計:23種天気:晴れ