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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

円山公園のオシドリ

山田さんのフォトでお馴染みの北海道神宮の鳥居の近く、地下鉄円山公園駅からも近くの池に、オシドリが居て人々を癒してくれています。

 

着いたとたんに、秘め事ともいわれる情熱と神聖さが入り混じった感動的な場面に出会いました。

今年も明るく賑やかで希望あふれる雛たちの光景が見られることでしょう。

今日も水鳥のファンが入れ替わり立ち代り訪れていました。

札幌大学の学生グループが先生と一緒に野鳥観察に来ていました。

 

枯れ葉が動いているような風情でオシドリのカップルが散歩している場面に遭遇してラッキーでした。エゾリスも走っていて、都会のオアシスと言ってもいいと思いました。

明日29日は北大構内初心者GW探鳥会です。

 

恐ろしや!銭函(ぜにばこ)風力発電建設計画

4月23日(日)15時から花川北コミュニティセンターにおいて小樽市銭函(ぜにばこ)海岸に建設予定の発電用風車3400KW(羽根直径108m)×10基の事業者(銭函ウィンドファーム)説明会(2回目)があったので参加した。

1回目の説明会は揉めて、事業者からも誠意のある回答がなかったため、参加者が途中で退席する事態になった、そうな。↓

https://blogs.yahoo.co.jp/isokomorigumo/folder/1244667.html

建設場所はこちらです↓(事業者配布資料から)

発電風車10基位置図

発電風車10基位置図

以前から、この計画には野鳥や自然、さらには地域の人々への健康に重大な悪影響が出るので中止するよう住民や野鳥の会、自然保護関係者などが強く反対要望している事業計画です。

野鳥の会としては

・北海道に渡来する渡り鳥の主要な通過ルート上である。

・多くの貴重な野鳥がここを利用している。

・オジロワシやオオワシが多数渡来して、西の新川河口から東の石狩川河口で魚を採食する場所として利用し、行き来を繰返しており、特にオジロワシは頻繁に行き来を繰り返しており、衝突死(バードストライク)に至る危険が大きいこと。

・日本では、ほとんど無くなっている砂丘林(カシワ林)と海岸砂丘が一体化して残っており北海道環境保全指針にも残すべき貴重な自然であるとして指定されている。

・エゾアカヤマアリのスーパーコロニーに多大なる影響が出るし、コロニーを移植するとしているが無理である成功例がないこと。

・世界でも、ここにしかいないとされるキタホウネンエビの生息地に極めて近い。

などなど。

事業者側が提示した当日資料↓の結果からも明確に示されているのですが。

動植物調査結果(含む重要な種)

動植物調査結果(含む重要な種)

猛きん類調査結果(事業者資料)

猛きん類調査結果(事業者資料)

渡り鳥(一部)調査結果

渡り鳥(一部)調査結果ー説明会資料

エゾアカヤマアリのコロニー移植させる?成功例は?無しです

エゾアカヤマアリのコロニー移植させる?成功例は?無しです

 

なお、当日の説明会へのマスコミ関係者の出席は拒否されました。理由は誤解を招くからとのこと。なんの誤解?かと聞いたが明快な返答は無し。新聞やテレビなどで内容が報道されるとまずいらしいです。

その理由は、これか↓

当日、反対される方々が専門家に依頼した調査の結果です。

数字上は405人もの人に健康被害が出ると予想している。

周辺住民、事業所勤務者や、保育園の子どもたちに健康被害が発生すると

予想している。

北海道大学の松井先生による低周波被害予想図

北海道大学の松井先生による低周波被害予想図

銭函風力発電事業計画第2回説明会

多くの質問が途中で打ち切られた
銭函風力発電事業計画第2回説明会

 

西岡水源池 あたたか 

モモヒキ履かなくてもいいくらいの陽気、増水月寒川の流れはドオドオと、 湿原にはミズバショウ、ちらほら。
朝方、半分以上張っていた池の氷が、昼頃には2/5ほど。
氷は本日中にきっと無くなりそうで、まもなくカワセミやって来る。

4日前のタンポポは・・・

北大構内の情報基盤センター南館裏や農学部校舎の南壁面下に咲いていたタンポポは雪に埋もれているでしょう。

北大校舎の南側壁面下は、日当たりが良いせいなのか、毎年の四月中旬にタンポポが咲いています。今年は四月九日にその光景をデジカメしていました。

 

 

 

ところが、今日四月十三日の時ならぬ吹雪でした。タンポポは雪に隠れているでしょう。

さてこちらは大通公園です。

今日のお昼頃には花壇整備作業が行われていました。

 

 

 

雪にまみれての作業や園芸種の花々にとっては、厳しい条件になったことでしょう。

 

 

3丁目の石川啄木像に雪が張り付いて趣が増して、添えられた歌碑には「しんとして 幅広き街の秋の夜の とうもろこしの焼くるにほひよ」と読めます。

 

 


バレーシューを履いたタイツ姿の若い女性が、伸びやかに空を仰ぐ「泉の像」も吹き付ける雪で陰影が増して、雪国の野外彫刻を引き立たせていました。これは本郷新の作品で、片や石川啄木の像は坂 坦道と知りました。

 

 

 

4月、円山公園定例探鳥会

4月の円山公園定例探鳥会です。

会員の、山田甚一さん、Mさんから素敵な映像が届きました。

集合場所にアカゲラ登場!皆さん注目!(Mさん)

園内では、いたるところでシジュウカラのさえずりです。(Mさん)

本日のハイライト、オシドリ。(山田さん)

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もう一つのハイライト、ヤマゲラ。(山田さん)

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そして、マヒワも地上で採餌。(Mさん)

多い残雪により、極力雪の無いところを歩きました。(山田さん)

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それでも、そこここで春の風情を楽しめました。(山田さん)

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【撮影は、会員の山田甚一さん、Mさんです】

2017年4月9日 円山公園

  • オシドリ
  • マガモ
  • トビ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ヤマゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ゴジュウカラ
  • ツグミ
  • スズメ
  • キセキレイ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • ウソ

合計:20種天気:晴

円山公園、オシドリ来ました。

例年になく、まだまだ雪深い円山公園ですが、オシドリ来ました。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

マガモも来ました。

樹上では、コゲラが元気に活動中です。

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雌のオシドリもあでやかに・・・

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いつものように、雛たちを連れた姿が楽しみです。

(昨年は、6月17日に当ブログに登場しました)

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

西岡水源池定例探鳥会 4月

澄川駅からの外回り西岡循環バスに乗ると管理事務所前バス停付近から見える4月の無意根山。山の名の由来はアイヌ語の「ムイネシリ・箕のような山」から、ほれぼれです。

管理事務所前のいつもの電柱にスズメが2羽、カップル成立でしょうか?
今年も繁殖がうまくいきますように。
去年の池の氷が落ちた日は4月10日でした。春の陽気なのに、この光景は残雪というレベルでありません。2グループに分かれ出発。

陽気に誘われてかカラ類が盛んに囀り、カワラヒワのビーンも聞こえます。
この外装にシラカバ樹皮をまとった古巣はヒヨドリのものかしら?

池の上流側わずかに開いた湖面にコガモ♂2♀1、真っ黒けの写真だけど、水辺の鳥お久しや。

いい天気のわりには鳥影薄しでしたが、アカゲラのドラミングに春を感じ、ミソサザイも岸辺をチョロチョロと。管理事務所前でヒガラを観察。


ザラメ状の雪に足をとられ歩き疲れたけど、ヤナギの花めんこい。

参加者46名、おつかれさまでした。この先の夏鳥、楽しみにしましょっと。

2017年4月2日 西岡水源池定例探鳥会

  • コガモ
  • トビ
  • ノスリ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • ミソサザイ
  • スズメ
  • カワラヒワ

合計:16種天気:晴れ

行って来ましたモエレ沼公園

札幌市内のモエレ沼にも、体力が落ちると出かけるにも精一杯の努力が要りますので連れ合いと一緒に出かけました。そんなわけで「行って来ました・・」でした。

27日微風快晴の好条件。

遊歩道の除雪もOKの雪上にノウサギの足跡がありました。

キツネも来る公園にノウサギも来るとは驚きでした。


正午頃、待ちに待ったオジロワシが来てくれました。

野鳥ファンや散歩に人たちも入れ替わり立ち替わり足を止めていました。

 

 

青空を飛ぶオジロワシの勇姿に満足しきりでした。

 

 


 

尾がまだ白くないので幼鳥だと思います。地面の雪の照り返しで羽の縞模様もはっきり見える早春の鷲ウオッチングが出来ました。

 

 


緩んだ氷に閉じ込められていた魚を掴みだすパフォーマンスでしたが、一瞬の事なので拡大写真で確認が出来たのでした。

 

遅ればせながら、ウトナイ湖探鳥会

例年、春分の日に行われているウトナイ湖探鳥会です。

会員の、Mさんから素敵な映像が届きました。

ウワーッ!まぶしー!無風、快晴のウトナイ湖です。(Mさん)

陽光をあびて・・・ハンノキは春を迎えていました。(うすちゃん)

春がすみにけむる遠くの山並み(Mさん)

周辺の耕作地ではマガンが飛び交っていました。(うすちゃん)

【撮影は、会員のMさん、うすちゃんです】

2017年3月20日 ウトナイ湖

  • ヒシクイ
  • マガン
  • コブハクチョウ
  • コハクチョウ
  • オオハクチョウ
  • ヨシガモ
  • ヒドリガモ
  • マガモ
  • オナガガモ
  • トモエガモ
  • コガモ
  • ホオジロガモ
  • ミコアイサ
  • カワアイサ
  • カワウ
  • アオサギ
  • ダイサギ
  • シロカモメ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • オジロワシ
  • オオワシ
  • ノスリ
  • カササギ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • スズメ
  • マヒワ

合計:33種天気:快晴

モエレ沼の氷が緩むころⅡ

昨年のモエレ沼の氷は例年より早い3月28日に解け去ったそうですが、今年はどうなることでしょう。では、2005年4月3日のモエレ沼でのハプニングをアップします。

My beautiful picture

氷に閉じ込められていた魚をオジロワシが掴みだしました。


 

そこへアオサギがやって来ました。氷の緩んだこのエリアで同じように餌を獲りたいと願ってのことでしょう。

 

 

恐る恐るお目当ての場所へ近づくアオサギですが、大胆さに恐れ入ります。でも、こういう場合は腹が減っている方に迫力があるようです。

と、アオサギが何かを見付けたようです。

おおっ、それはわしの縄張りの餌じゃー、勘弁ならん、こらーあああ・・というようなオジロワシ。

その魚を返せ戻せー。

必死のアオサギの遁走にオジロワシは追跡を諦めました。いいじゃないですか氷の割れ目にはまだ魚が閉じ込められているのですから。