11月23日風力発電問題シンポジュウムが開催されます
私たちの住む北海道に3000基もの発電用風車が建設予定です。
発電用風車周辺では人的な被害や野鳥への被害(バードストライク、営巣地の放棄など)も多く発生しており、その必要性も疑問視されている現状です。
今回は多くの専門家の方々により、その問題点について講演していただけます。
・日時 11月23日(水・祝日)13:20~16:40(開場:13:00)
・場所 札幌エルプラザ4階大研修室
住所 札幌市北区北8条西3丁目
2022.11月西岡水源池定例探鳥会
晩秋の西岡、明方は0℃付近まで冷え込みましたが、いい日和に恵まれましたおかげ、11月としては大勢の方々にご参加いただきました。
西岡の池では珍しいお客さまのオオバンです。写真の左、堤防岸辺に見える黒い塊、わかるかしら?
寝てばっかり?(ゴメン)のキンクロハジロが2羽。コガモもたくさん観察できました。マガモ、カイツブリ、オシドリも。
園路に積もる落ち葉を蹴り上げ歩くカサカサ音は心地良しですが、集団となるとやかましくて悩ましい。
湿原木道上空に突然現れたレンジャクかな?50ほどの群れに「あれ、なになに?」の声が飛び交いました。直ぐさまその群れを追うハイタカが現れ、一同状況をなるほどと納得のシーンでした。「となると、レンジャクどっちなの?」の疑問にその場のカメラディスプレイで尾羽の緋色を見せてくれた市橋さんのおかげで、鳥合わせはヒレンジャクとなりました。
帰宅後、市橋さんから送っていただいた写真のコメントに、
「よく見るとキレンジャクも混じっていました」ということで、確かに!
おかげで1種増えました。
参加者49名+スタッフ5名でおつかれさまでした。
2022年11月6日 西岡水源池定例探鳥会
- オシドリ
- マガモ
- コガモ
- キンクロハジロ
- カイツブリ
- オオバン
- トビ
- ハイタカ
- コゲラ
- アカゲラ
- ハシブトガラス
- ハシブトガラ
- ヤマガラ
- ヒガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- キレンジャク
- ヒレンジャク
- ゴジュウカラ
- 合計:19種
- 天気:晴れ
- 地域メッシュ:6441-333
Web版カッコウ 2022年11・12月号 公開
11・12月号が公開されました。今回の第1特集は、鳴き声にまつわる野鳥のお話です。第2特集では、今年のカッコウ調査報告を掲載しています。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
日本野鳥の会札幌支部会員限定の支部報カッコウは、奇数月の1日が最新版公開日です。紙版がもう届いてるからいいよ、なんて言わないでWeb版も見てくださいな。
紙版には載っていない、会員のみなさんから投稿された写真や野鳥情報なども掲載しております。ぜひとも大きなカラー写真で素敵な野鳥写真をご堪能あれ。
Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。
シマフクロウ家族の物語
ブックスレビュー
一読してこの表題には感心した。深い森の縁を流れる川の音とシマフクロウの鳴きかわす声が聞こえてきそうな気さえした。「家族」、「物語」。これだけで本書が読者に伝えたい目的の一半が感じられるのではないだろうか。シマフクロウがたちあらわれてくるような気さえする。
本書では冒頭でシマフクロウの解説および本種の保護鳥としての現況にも触れている。圧巻は著者とシマフクロウとの強く刻まれた[理屈抜きに素晴らしい]という著者の表現にこちらはそう思う以外にないのである。初めての出会いを著者はこう記している。「湖畔のキャンプ場でこの鳥の吠え声を聞いたときの驚きは、今でも記憶が増幅したまま留まっている」というからそうとうのものだったことがわかる。
著者が研究の対象としたシマフクロウの家族は1987年から2019年にかけての歴代数十羽という非常に多数のシマフクロウであり、今までも、またこれからもこのような研究は現われないのではないかと思われる。第一章の見開き頁で対象となった一家の家系図が出ているが、研究とはいえよくぞここまでこの一家のシマフクロウを観察し続けたものだと驚き敬服した。
本書で早矢仕有子さんが私たちに伝えたいメッセージは、第六章の終節にあるように、「シマフクロウの存在を尊重する気持ちを持ちなさい」というあたりまえだが、実に大切な伝言である。既に第一章に書き記された内容に驚き幻滅するのもこのことだ。「我々はシマフクロウの餌資源をへらしてきた。十勝川上流に位置するこの生息地まで、河口から遡っていくと、大きいものだけでも十基を上回る数のダムを通過する。内陸部に暮らす個体にはシマフクロウ本来の主食である遡河魚の恩恵を受ける機会は生涯無い」。こうした現状を見続けてきた早矢仕さんにはつらいことであったにちがいない。
中島公園10月28日
白い鷺のダイサギの訪問という胸騒ぎ第六感が的中しました。昨年は公園の池でよく見かけましたが、今年は公園散歩の来園者をつかまえては「白い鷺を見かけませんか?」と訊いてきましたが、私が尋ねた来園者は「今年はみていない」という答えが殆どでした。今日は今年の稀な飛来の一日だったのかも知れません。目先の薄緑色でダイサギと判断しました。
今日は23日の来園時と異なって、マガモの雄が数十羽も居ました。気が付くとカラスの研究家の中村眞樹子さんもウォッチングにみえていました。
白い鷺は紅葉と絡めると殊更に見栄えがして、スマホで撮る人たちも大勢でした。。
私にはウミウかカワウか判断できませんが、「ウ?」も秋の心地よい陽光を楽しんでいました。
右上の白い塊がダイサギです。
10月23日(日)中島公園
「錦秋の公園にアオサギやダイサギ」を妄想して出かけました。10:00~15:00まで公園を徘徊しましたが居ませんでした。ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、マガモ、カラス、が散見されました。もしかしたら上空にオジロワシが飛んでいたかも・・・。昼近くに小雨が降り少し寒い公園でしたが、家族連れなどで賑やかでした。
結婚記念写真は錦秋の公園で・・とカメラマンと一緒に散歩する幸せなお二人。人生にあるかも知れないという「まさか」というやまさかも乗り越えて末永くお幸せに。
マガモも今日は数羽しか見かけませんでした。
キタキツネが地面に落ちたオンコの実を食べていました。
渡り鳥フェスティバルのご案内
10月15日・16日にウトナイ湖野生鳥獣保護センターで開催する渡り鳥フェスティバルのご案内が来ましたので、告知いたします。
ウトナイ湖は、渡りの中継地として例年10月に、多くの水鳥が飛来します。当センターでは10月15日(土)・16日(日)に「ウトナイ湖・渡り鳥フェスティバル」を開催します。
また、10月15日(土)渡り鳥とプラゴミ問題セミナーに関しましては、オンライン聴講も追加で行なうこととなりました。
詳しくは、ポスターをご覧ください。
なお、お問合せは、
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター:電話 0144-58-2231 までお願いします。
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ウトナイ日記(サンクチュアリブログ)
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