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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

9月8日探鳥会後のキセキレイと肉眼で見られる彗星について

 

カッコウ9・10月号の編集後記で彗星のことを書きました。彗星が肉眼で見られる事になるとの予測に変わっています。紫金山・アトラス彗星で9/27以降は日の出前の東の空に10月になると10月第3週頃には夕方、西の空に見えるらしいです。

バードウォチング用の双眼鏡で彗星観測いかがでしょうか?

 

2024年9月8日 円山公園定例探鳥会

朝8時の幌見峠からの見た札幌中心部の眺めです。

晴れ。気温は、すでに25度ほどです。

今日の予想最高気温は30度越えです。

秋景色となるのは、まだまだ先のようです。

朝の札幌 幌見峠からの眺望

朝の札幌 幌見峠からの眺望

今日も多く方々のご参加(57名内スタッフ5名)をいただきました、感謝感謝です。

そして、好天にも恵まれた探鳥会でした。

開始前の様子

初心者2とベテラン1の3つのグループに分かれて、いざ鳥見開始です。

まず、初めは比較的鳥が多く出現する池の畔りを歩きました。

池の中にはマガモやオシドリが泳いでいました。

コゲラ

コゲラ

樹上にコゲラが現れました。

不思議と少し離れると背中の配色に木の幹が重なると同じ色合いになって、森に溶け込み、保護色となって見つけるのが難しくなりました。

池の水面では大きなトンボが杭に止まって、お尻を水中に差し込んでいました。

トンボの産卵です。

産卵中のオオルリボシヤンマ(メス)

産卵中のオオルリボシヤンマ(メス)でした。

ヒヨドリ 幼鳥2羽 

ヒヨドリの幼鳥2羽 大坂哲男さん撮影

ビイービイービイーと親にエサをねだるヒヨドリの幼鳥の声が木々の中から聞こえてきました。

巣立ちして、まだ1週間ほどのヒヨドリの幼鳥たちです。

クチバシの根元が、まだ少し黄色いのですが大きさは親とほぼ同じに成長しています。

キセキレイ 大坂哲男さん撮影

キセキレイ(大坂哲男さん撮影)

スマートな体型に黄黒白と3つの色の配色が素敵なキセキレイが、ほんの一瞬だけ観られました。

さて、次が難問の鳥画像です。

オオルリ(キビタキ?かも)

オオルリ(キビタキ?かも)幼鳥 大坂哲男さん撮影

川面で水浴びをしていたところ、一瞬だけ上の枝に止まりました。

この1秒後に向こう側へ飛び去りました。

その瞬間を捉えた貴重な画像です。

「オオルリの幼鳥」と判定しましたが「キビタキの幼鳥」の特徴も備えていて、どちらなのかが、やや謎の鳥です。

2024年9月8日 円山公園

  • オシドリ
  • マガモ
  • オオタカ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • メジロ
  • ゴジュウカラ
  • オオルリ
  • キセキレイ
  • カワラヒワ
  • 合計:17種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-424

2024.9月 西岡水源池定例探鳥会

がっつり晴れました!
スタート時、上空を飛び交うハリオアマツバメが青空に映え「気をつけて南半球まで帰るんだよ」の思い込め眺める。市橋さんの写真は「これ本当にハリオアマツバメ?」レベルの素晴らしい写真。4つのグループに分かれて出発。

ハリオアマツバメ 市橋栄二さん撮影

今日はボトボトと落ちてくるこのドングリ爆弾に気をつけねば。当たって死ぬことはないだろうけど今年のはデカい。
池には、カイツブリとエクリプスのマガモ、エクリプスのオシドリ♂も1羽観察できました。今年はカイツブリのベイビーちゃんをまだ見てないけどどうだったのかしら。

オシドリ 市橋栄二さん撮影

気温はそこそこ上がりましたが、カラっとした陽気で木陰の園路は心地よしです。湿原木道からアカゲラを観察。

アカゲラ 市橋栄二さん撮影

折り返し地点から木道へ下りる先、コゲラ、サメビタキ、キバシリなど観察。俄かにバードウォッチングらしくなり双眼鏡をあてるのが忙しい。キバシリは幼鳥かしらの推測。

サメビタキ 市橋栄二さん撮影

キバシリ 市橋栄二さん撮影

今年もえん堤リンドウ咲く西岡でありました。参加者68名(うちスタッフ5名)おつかれさまでした。

 ※お知らせ 探鳥会鳥合わせ時コサメビタキとした種は写真確認によりサメビタキに修正しましたことをご報告いたします。

 

2024年9月1日 西岡水源池定例探鳥会

  • オシドリ
  • マガモ
  • カイツブリ
  • キジバト
  • アオサギ
  • ハリオアマツバメ
  • ハチクマ
  • トビ
  • ハイタカ
  • カワセミ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • サメビタキ
  • キビタキ
  • 合計:24種
  • 天気:快晴
  • 地域メッシュ:6441-333

Web版カッコウ 2024年9・10月号

今月の特集は、9月、10月に会員の皆様からWeb版に送られた野鳥の写真を掲載しています。普段は紙面の制約もありWeb版限定ですが、毎回たくさんの野鳥写真を寄せていただいています。Web版の「みんなの写真」コーナーは、より大きな写真で美しい野鳥の姿を楽しめます。

日本野鳥の会札幌支部の支部報カッコウWeb版は会員限定で、奇数月の1日が最新版公開日となっております。

Web版カッコウ 2024年9・10月号

Web版カッコウ 2024年9・10月号

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページをご覧ください。

赤城真由美 野の鳥のイラスト展

支部報「カッコウ」2023 年3・4 月号から連載されている「私の鳥絵日記」。支部報の中でもとても人気のある記事です。その著者、赤城真由美さんのイラスト展が開催されます。

9 月8 日は円山公園探鳥会です。探鳥会の後に寄るのもお勧めです。

日時
9月4日(水)~9月8日(日)、11:00~17:00
会場
ギャラリースペースZERO(札幌市中央区宮の森2条16丁目8-38 スタジオZERO 内 電話 011-615-6750)
交通
円山ターミナルから、JRバス「宮の森シャンツェ行き」、または盤渓バス「盤渓スキー場行き」に乗車10分、「宮の森2条17丁目」下車、徒歩7 分)

2024年8月11日 円山公園定例探鳥会

開始前の幌見峠から眺めた朝の札幌です。

朝の札幌

朝の札幌 幌見峠からの眺め

開始時刻の9時となりましたので、挨拶の後、注意する点や観察コースなどを簡単に説明し、スタートです。

開始のご挨拶

開始のご挨拶

3つのグループ(初心者2,ベテラン1)に分かれて、それぞれ出発です。

私は初心者グループを担当しました。

さっそく、「上の池」の中州に植えられた木々の間を小鳥たちが盛んに飛び回っています。何の鳥でしょうか?

シジュウカラ(幼鳥)
★シジュウカラ(幼鳥)樺沢正史さん撮影

ハシブトガラ(樺沢正史さん撮影)
★ハシブトガラ(幼鳥)樺沢正史さん撮影

いずれもが今年生まれの鳥たちです。梢に次々とやって来ます。

他にもメジロやヒガラ、コサメビタキなどの姿も観察できました。

葉裏に潜む虫を食べに来ているようです。

少し離れた、「下の池」では、こんな可愛い姿の鳥たちも見られました。

オシドリのヒナを観察中
オシドリのヒナたちです。

オシドリのヒナ(樺沢正史さん撮影)

仲良しオシドリのヒナ(樺沢正史さん撮影)

 

ヒナは全部で8羽でした。あまり人を恐れず、池の周りを歩き回ります。

オシドリのヒナたち

歩き回るオシドリのヒナ

 

別の鳥が頭上を飛び越えて、近くの幹に止まりました。

コゲラ

コゲラ(樺沢正史さん撮影)

キツツキの仲間、コゲラでした。

こちらも淡い羽の色合いから今年生まれの鳥です。

アカゲラもやって来ました。こちらも今年生まれの鳥のようです。

「暑くて鳥なんか居るのかな?と思ったけど、意外にいろいろな鳥たちが

観察できるのですね。」と参加した方々も驚いていました。

アカゲラ(今年生まれの鳥)

アカゲラを観察中

アカゲラを観察中

水面を飛び回っていた大きなトンボを捕まえました。

オオルリボシヤンマを観察

捕まえたオオルリボシヤンマ

 

調べたところ「オオルリボシヤンマのオス」でした。

大きなオオルリボシヤンマを観察中(さすがですね!怖くないのかな?)

 

オオルリボシヤンマ

オオルリボシヤンマ、この後に放しました。

 

トンボを観察した後、元の場所に放すと勢いよく飛び去って行きました。

晴天に恵まれて気温が28度を越える中、51名(内スタッフ5名)もの方々に参加いただきました。
暑い中を、ご参加いただいた皆さま、大変にありがとうございました。

2024年8月11日 円山公園

  • オシドリ
  • マガモ
  • ウミネコ
  • オオセグロカモメ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • センダイムシクイ
  • メジロ
  • ゴジュウカラ
  • コサメビタキ
  • スズメ
  • カワラヒワ
  • 合計:19種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-424

 

 

 

 

 

 

 

2024.8月 西岡水源池定例探鳥会

9:00の時点で西岡の気温は20℃、少し蒸していますが肌寒いほど、まずは暑くなくて良かった。3つのグループに分かれて出発。以降、我がグループの観察もようです。
管理事務所前のいつもの電柱に繁殖中のスズメを観察、中からか細くシュンシュンと雛の声が聞こえて来ます。

池に下り取水塔脇の水位計すぐそばまで来てくれたワセミを2グループ合同で観察、幸先よしです。

カワセミ 市橋栄二さん撮影

池ではアオサギやカイツブリ、エクリプスのマガモなどを観察できました。

アオサギ 市橋栄二さん撮影

カイツブリ 市橋栄二さん撮影

マガモ(右がオス) 市橋栄二さん撮影

池を反時計周りに進み、岬の観察ポイントからのカワセミです。幼鳥のようでした。2羽はいるかしらの推測。

カワセミ 市橋栄二さん撮影

こちらはコクワの実に寄るメジロ、ハシブトガラなどを観察。首の鍛錬になりそうな見上げる角度です。
湿原でヤナギからヤナギへ次々に飛んでいく鳥を識別できずにもどかしい気持ち。まあこういうのもバードウォッチングの楽しみかしら。
四阿脇の入江にカワセミ観察。今日はうまいことポイントごとでカワセミを確認できました。

カワセミ 市橋栄二さん撮影

11時を過ぎると夏ゼミの合唱にやられましたが、ネジバナの花あちこちで咲く8月の西岡です。

参加者43名(うちスタッフ5名)おつかれさまでした。最後汗ばんだ。

2024年8月4日 西岡水源池定例探鳥会

  • マガモ
  • カイツブリ
  • キジバト
  • アオサギ
  • ハリオアマツバメ
  • カワセミ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • センダイムシクイ
  • メジロ
  • クロツグミ
  • スズメ
  • キセキレイ
  • 合計:22種
  • 天気:曇り
  • 地域メッシュ:6441-333

7月円山公園定例探鳥会

7月の円山公園定例探鳥会です。

会員のIさんから素敵な映像が届きました。

まずは、すっかり換羽が進んだオシドリ雄成鳥です。

 

そして、こちらは換羽進行中のマガモ雄成鳥です。

いつもおなじみのハシブトガラと・・・

アカゲラです。

そしてそして、終了間際にオシドリ母子登場!

会は大いに盛り上がりました。

撮影は、会員のIさんです。

2024年7月14日 円山公園

  • オシドリ
  • マガモ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ゴジュウカラ
  • キビタキ
  • オオルリ
  • スズメ
  • カワラヒワ
  • 合計:16種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-424

7月21日13:00~洋上風力発電問題シンポジュウム開催のお知らせ

北海道には今後、多数の洋上風力発電を建設する計画があります。
これらの洋上風力発電について専門家がいろいろな角度から問題点を取り上げます。

野鳥にとっても多くの問題点が指摘されています。

「洋上風力発電と渡り鳥」の問題を浦達也(うらたつや)主任研究員が講演いたします。
貴重な機会ですので是非、ご参加くださいますようにお願いいたします。
また、オンラインZoomでの視聴も可能です。

チラシ1 シンポジュウム「北海道の海に乱立する洋上風力発電の安全性を問う~能登半島地震から見えた海底活断層の脅威~」(表)

チラシ1 シンポジュウム「北海道の海に乱立する洋上風力発電の安全性を問う~能登半島地震から見えた海底活断層の脅威~」(表)

チラシ2 シンポジュウムの講演内容一覧

チラシ2 シンポジュウムの講演内容一覧