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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

探鳥記録が少しだけ変わりました

2024年9月に日本鳥類目録第8版が発行されました。それに合わせて野鳥の会札幌支部では、2025年度から探鳥会記録を第8版対応といたしました。

札幌支部の探鳥記録自体は、学名などを明記していないので大きな支障はありませんが、第7版ではキジ目からはじまっていたものが,第8版はカモ目から始まっているなど、鳥種名の並び順がところどころ変わっています。

下は、先日の西岡水源池定例探鳥会の探鳥リストです。今までの2024年度版の場合と新しい2025年度版の表示を比較してみました。どこが変わったのかわかるでしょうか?

2025年4月6日 西岡水源池・・・2024年度版

  • オオハクチョウ
  • マガモ
  • コガモ
  • キジバト
  • トビ
  • オジロワシ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • クマゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • ミソサザイ
  • アトリ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • 合計:23種
  • 天気:曇のち晴れ
  • 地域メッシュ:6441-333

2025年4月6日 西岡水源池・・・2025年度版

  • オオハクチョウ
  • マガモ
  • コガモ
  • キジバト
  • トビ
  • オジロワシ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • クマゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ヒガラ
  • ヤマガラ
  • ハシブトガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ミソサザイ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • アトリ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • 合計:23種
  • 天気:曇のち晴れ
  • 地域メッシュ:6441-333


2025年4月からの探鳥記録は、2025年度版の並び順に変わります。

日本鳥学会 日本鳥類目録

2025.4月 西岡水源池定例探鳥会

札幌はすでに積雪ゼロですがまだ厚く雪の残る西岡水源池、集合場所でヒガラ、カワラヒワがよく囀っています。3つのグループに分かれて出発。
歩き出す前にマヒワ、アトリが現れてくれ皆で観察。そろそろ帰り支度かと思われますが道中くれぐれもお気をつけて。

マヒワ 市橋栄二さん撮影

アトリ 市橋栄二さん撮影

園路はまだまだ足をとられるほどの残雪1本道で、列が長くなるのが悩ましい。エナガの声に立ち止まり、カラ類、コゲラ、キバシリも出てくれなかなかいかったポイント。エナガが咥えているのは巣材かしらの季節です。

エナガ 市橋栄二さん撮影

コゲラ 市橋栄二さん撮影

キバシリ 北川倫行さん撮影

池は9割以上凍っていますが、上流部わずかに開いた湖面にマガモとコガモを観察。
湿原木道から山側へ上る辺りで、クマゲラがクルクル鳴きながら頭上を通過、ほどない距離の幹にとまってくれキャーの声。もうちょいジックリ見たかったけど贅沢は言うまい。オスでした。

クマゲラ 北川倫行さん撮影

南向き斜面にフクジュソウ一輪が4月の楽しみ。

柿﨑グループの鳥合わせもようです。

終盤お日様も顔をだしカイロを入れたポッケが熱い。参加者90名(うちスタッフ7名)おつかれさまでした。

※ハクチョウの一団が上空を渡って行きました。確認種の記載は本来ならハクチョウspとなりますが、表記のシステム上オオハクチョウとなりましたことをご了承ください。

2025年4月6日 西岡水源池定例探鳥会

  • オオハクチョウ
  • マガモ
  • コガモ
  • キジバト
  • トビ
  • オジロワシ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • クマゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ヒガラ
  • ヤマガラ
  • ハシブトガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ミソサザイ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • アトリ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • 合計:23種
  • 天気:曇のち晴れ
  • 地域メッシュ:6441-333

春ですね。オシドリ夫婦が円山公園に戻ってきました。

冬のあいだ、南に渡っていたオシドリたちが円山公園に戻ってきました。

今年2025年のオシドリ初認日は3月28日です。

オシドリ夫婦 初認 円山公園 20250328撮影

オシドリ夫婦 初認 円山公園にて20250328撮影

オシドリ オス 円山公園 20250328撮影

オシドリ(オス)円山公園 2025年3月28日撮影

「世界一美しい水鳥」と言われるオシドリ(オス)です。

ツグミ

ツグミ

冬鳥のツグミも居ました。

北海道神宮境内にて今年の初「メジロ」をウォッチング!

メジロ 北海道神宮境内にて20250322 樺沢正史さん撮影

北海道神宮境内にて 2025年3月22日 樺沢正史さん撮影

メジロとナナカマドの実

ナナカマドの実を食べるメジロ  樺沢正史さん撮影

メジロ

メジロ 樺沢正史さん撮影

支部会員のKさんから今年の初「メジロ」画像が届きました。

場所は北海道神宮境内で3月22日に撮しましたとのこと。

8日前(3/14)から来ていたそうです。

同時にシロハラ、ツグミも観察できたそうです。

春がグッと近づきましたね。

 

3月20日ウトナイ湖探鳥会

春分の日恒例のウトナイ湖探鳥会です。

湖畔は、天気予報とちがって冷たい風でしたが・・・

ご参加の皆さん元気にスタートしました。

会員の、Tさんから素晴らしい映像が届きました。

まずは、何度も現れて楽しませてくれたオジロワシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、優雅に飛んでくれたタンチョウ

ヨシガモは、ゆったりと浮かんでいました(うすちゃん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影は、会員のTさん、うすちゃんです。

確認できた鳥

ヒシクイ、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヨシガモ、

マガモ、オナガガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、タンチョウ、

トビ、オジロワシ、オオワシ、チュウヒ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、

アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、ヤマガラ、

シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ 以上26種でした。

 

3月、円山公園定例探鳥会

3月円山公園定例探鳥会です。

会員の、Kさん、Tさん、Mさんから素敵な映像が届きました。

まずは、探鳥会開催の挨拶です。(Mさん)

開始早々、クマゲラ登場!(Tさん)

みなさん、じーーーーっくりと観察することができました。

そしてシロハラ、マミチャジナイ登場!(Kさん)

そしてそして、アカゲラも登場!(Mさん)

皆さん熱心に観察です。(Mさん)

さらに、このようなものも登場!(Mさん)

3月とはいえ、まだまだ寒いさっぽろです。

撮影は、会員のKさん、Tさん、Mさんです。

確認鳥種

マガモ、オジロワシ、ハイタカ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、

クマゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、

ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、

メジロ、ゴジュウカラ、ムクドリ、マミチャジナイ、シロハラ、

ツグミ、スズメ、カワラヒワ、マヒワ、以上24種

 

 

 

2025.3月 西岡水源池定例探鳥会

曇りの予報でしたが、お日様たまに顔をだし時折り北風のまずまず日和。3グループに分かれて出発、以降は我がグループの観察もようです。
池へ下る階段手前の四阿辺りやたら鳥が濃く、もう湿原まで行かなくてもいいんでないかいレベル。
あんまり鳥が出るもんで他グループともで観察。
イタヤカエデの樹液に寄るエナガ・ヒヨドリ・ヤマガラの甘いモン好き組、3月ならではの光景です。他マヒワ、アトリ、コゲラ、アカゲラなどが絶え間なく。

エナガ 市橋栄二さん撮影

ヒヨドリ 市橋栄二さん撮影

ヤマガラ 市橋栄二さん撮影

マヒワ 北川倫行さん撮影

その先、何とトラツグミが現れ驚いた。ササ混じりの雪面によく見つけたものです。

トラツグミ 北川倫行さん撮影

歩く先々エナガが出てくれありがたいと思っていたら、シラカバのタネをついばむウソを見つけてラッキー、7羽ほどの小群でした(写真を見ると亜種アカウソでしょうか?)さらにキバシリも出てくれ幸せ過ぎる。

ウソ♂ 樺沢正史さん撮影

ウソ♀ 市橋栄二さん撮影

キバシリ 樺沢正史さん撮影

遠路、栃木からご参加の方は念願の亜種シマエナガに会え、満面の笑みにこちらも同じくらい嬉しい思い。
参加者60名(うちスタッフ6名)おつかれさまでした。
4月の西岡定例は池の氷も落ち水鳥も入っているはず、楽しみだ。

2025年3月2日 西岡水源池定例探鳥会

  • ハイタカ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • ヤマゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • トラツグミ
  • シロハラ
  • ツグミ
  • アトリ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • ウソ
  • 合計:22種
  • 天気:曇り
  • 地域メッシュ:6441-333

年6回支部報カッコウがご自宅に届きます

もうすぐ春です。新しい季節になにか始めてみようと思っているあなた!バードウォッチングなんていかがですか。

野鳥の会札幌支部では毎月定期的に円山公園と西岡水源池で探鳥会をおこなっています。一般の方の参加費は300円(保険代も含んでいます)ですが、年会費3,000円で札幌支部の探鳥会は参加し放題、八戸航路探鳥会を除きすべて無料になります。さらに年6回発行の支部報カッコウ(A4版フルカラー、16ページ)がご自宅に郵送されます。おまけにWeb版もあり!

ここで、支部報に現在毎号連載されている「私の鳥絵日記」をご紹介します。2023年3・4月号より絶賛連載中の人気ページです。

参考文献

  • 庭や街で愛でる野鳥の本/大橋弘一
  • 野鳥図鑑/樋口広芳他
  • 日本の野鳥/叶内拓哉他
  • さっぽろ野鳥観察手帖/河井大輔
  • 鳥のおもしろ私生活/ビッキオ
  • 身近な野鳥の観察図鑑/高野丈
  • 参考資料 ・鳥の親子&子育て図鑑/小宮輝之

2025年カッコウ 3・4月号 より

この他、毎号特集記事など野鳥に関する様々な話題を掲載しております。

入会ご希望の方は、 入会案内 のページをご覧ください。

探鳥会でも直接受け付けております。

Web版カッコウ 2025年3・4月号

2025年支部報カッコウの3・4月号 Web版がアップされました。
今回の特集記事は、英名に「Japanese(日本の)」がつく野鳥の種 第2弾ということで、柿﨑幹事の文章と野鳥の絵が楽しませてくれます。

Web版カッコウ2025年3・4月号

Web版カッコウ2025年3・4月号

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。奇数月の1日に更新いたします。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページをご覧ください。