うおー!!猛禽ラッシュ!!
過日の室蘭鷹の渡り探鳥会は大盛況でしたが・・・
当日を含めて三日間測量山にて過ごしました。
久方ぶりに「出るは出るは」の猛禽ラッシュを満喫しました。
まずは、ハチクマ幼鳥。
そして、ハチクマ雄成鳥(そばにイワツバメ)。
さらにハチクマ幼鳥。
一首うかびました。
「とりどりの 翼うつくし 風わたる 測量山の ハチクマの秋」
こちらは、オオタカ幼鳥。
鋭い眼光。(オオタカ幼鳥)
そしてそして、ノスリ。
こちらもノスリ。
鳥ではありませんが、初秋の測量山の見どころの一つ、アサギマダラ。
精悍な姿を披露したハイタカ。
何度も何度も飛びました。
ツミ。翼先分離は五枚。
素早い飛び方が目をひきました。
室蘭の住人と思われるハヤブサ。アンテナにとまりました。
ミサゴや・・・
チョウゲンボウも出現して・・・
文字通り、猛禽ラッシュを満喫しました。
朝里ダムで・・
その前に「やっぱりそうでしょ 札幌のカラス3」が刊行されたそうです。三年前の「なんでそうなの 札幌のカラス」が好評で第二部に続いて著者も想定していなかったという第三部が刊行されたという情報でした。カラスのイメージは善くも悪しくも昔から人々の関心を呼ぶ鳥ですが、童謡では可愛さが唄われているものの現在ではやや嫌われる處もあります。でも哲学的な雰囲気も含む不思議な鳥です。研究者の中村真樹子さんの独特のヘアースタイルはフィールドでも遠くから認識出来るものでした。札幌のカラスへの思いがとうとう第三部作になった事を知りました。興味のある方はどうぞ著書をお求めになって下さい。
10月11日(日)さっぽろ湖展望台を経て札幌国際スキー場から朝里ダムを巡りました。
朝里ダムでは一瞬の鳥影でした。ヤマセミだと妄想しています。
さっぽろ湖展望台では放水の飛沫に出来る虹を楽しみ私の専属モデルさんにも登場してもらいました。
札幌国際スキー場のゴンドラから小樽港を見ました。山の紅葉も始まっていました。
中央に見える行列は札幌国際スキー場のゴンドラ搭乗を待つ人たちです。私たちは35分待ちました。6人乗りのゴンドラには1~3人の利用でした(家族連れなどは別)。新型コロナが此処にも影響していました。
この日の国際スキー場では秋祭りのイベントだったようで、スキー場に設けられた屋台の鹿の焼き肉700円を待つ行列には参加できなくて残念でした。
やっぱりそうでしょ 札幌のカラス3
2017年に「なんでそうなの 札幌のカラス」2018年に「なるほどそうだね 札幌のカラス2」、そして2020年に「やっぱりそうでしょ 札幌のカラス3」が発行された。初版は「1」とはなっていない。何故って当時はシリーズ化の予定は全くなかったからである。著者本人が語る訳なので好評に違いない(笑)
今回の3冊目は、カラー写真を多く取り入れた内容になっている。各エピソードの文章を読まなくても写真でほとんどが分かるのではないかな?エピソードの数は初版から変えていない。書かれている内容も多少は被るけど同じ文章を使う事はなく全て書下ろしである。
ちょっと悲しいエピソードもあるが全て事実であり、私の気持ちや願いが見え隠れしているかもしれない。内容に花を添えてくれて笑いを誘うイラストからも目が離せないし、表紙もシリーズ通して並べると実にかわいい。カラスが好きと言う人ならきっと満足してくれる内容になっていると思うので、是非3冊コンプリートして欲しいなと思うのである。
野鳥の会札幌支部の会員限定支部報「カッコウ」の特集記事などでいつもお世話になっている、中村眞樹子さんの「札幌のカラス」シリーズ第3段です。いつもは幹事の方々が気になった本などを紹介するブックスレビューですが、今回はなんと掟破りの著者ご本人の登場です。気になった方は是非チェックしてみてください。
上の本の画像をクリックするとアマゾンのページが開き、そこから購入できます。コロナで人混みに出かけたくないときも、配送無料なので便利です。
西岡水源池定例探鳥会 2020.10月
集合中、ブナの木の枝先にせっせとヤマガラ、咥えているお目当ての品はもちろんブナのタネ。実りの秋の西岡です。
皆の視線の先は、どなたかしら?
この方、カケスが降りてきました。カケスの声は秋になじむ!
3グループに分かれて出発。
湖面には、マガモ、カイツブリ(今年生まれ大きくなりました)、オシドリ(イチョウ羽根しっかりのオスも)7,8羽、アオサギ、キンクロハジロ、コガモなど。
鳥影薄めのなかキバシリ現る。幼鳥かしら、どこかわかります?
コクワの実に寄るハシブトガラ。なんともアクロバティックで。
別グループではモズ、オオアカゲラも観察できたそうで、いいねえ!
カワセミもしっかり観察できました。スジエビ美味そう!
ヤマゲラの声響き、ユキムシ舞う秋色の西岡でした。
参加者42名、おつかれさまでした。結構でたなあ!
2020年10月4日 西岡水源池定例探鳥会
- オシドリ
- マガモ
- コガモ
- キンクロハジロ
- カイツブリ
- キジバト
- アオバト
- アオサギ
- カワセミ
- コゲラ
- オオアカゲラ
- アカゲラ
- クマゲラ
- ヤマゲラ
- モズ
- カケス
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- ハシブトガラ
- ヤマガラ
- ヒガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- メジロ
- ゴジュウカラ
- キバシリ
- キセキレイ
- アオジ
- 合計:28種
- 天気:曇り
- 地域メッシュ:6441-333
10、11月の探鳥会は支部会員限定で実施します
予約の必要はありません。
9月は予約制でおこないました。10月、11月は引き続き会員限定ですが、予約は不要です。
探鳥会に参加される方へのお願い
- 朝、検温をお願いします。
- 発熱及び体調不良の場合は参加を見合わせてください。
- 必ずマスクを着用し、しっかりと手洗いをしてください。
- マスク着用で脱水症状が進みますので、十分な飲料をご用意ください。
- 各自筆記具をご持参ください。
- 同じ鳥を見ようとして周りの人に近づき過ぎないように注意し、適切な距離を保つようご協力ください。
- スコープや図鑑の共用はご遠慮ください。当分の間、双眼鏡の貸し出しは中止します。
道庁前庭南池Ⅱ
9月30日に道庁前庭に行く機会が有りました。一昨日にアオサギが居たことは直近にアップしましたが、今日も居るということは・・・ありました。
正門を入って左手の南池に居ました。
期待してはいましたが、その通りになると嬉しさは倍加します。
赤い矢印の先です。
ズームインするとはっきりします。
距離を置いて静かに移動して、南側から写しました。
矢印の先です。背景に溶け込んで分かりづらいです。
動くと大型の鳥なので存在が分かりやすくなります。
この日、赤レンガ前では秋の交通安全週間のセレモニーが行われていました。交通事故死根絶、酒酔い運転駄目ですよ、です。
セレモニー終了してキリンビール提供のノンアルコール新製品「零ichi」250mlの無料頒布がありました。飲んで運転OKビールです。
自由に持って行っていいというので、づうづうしく参加していない家内の分も含めて2缶貰いました。その内の1缶を無理を言ってお巡りさんに持ってもらって状況を写しました。ご協力有難うございました。交通安全を実行します。
話変わって、肩を落としたおとうさんが通りかかりました。
カラスに糞をかけられたようです。
気の持ちようです。運がついたと思って帰りにロト6でも買ってごらんになって下さい。もしかしたら・・・・うん億円が・・?
シダクロスズメバチ
久しぶりに問田さんから、絵が届きました。いつもありがとうございます。
シダクロスズメバチはおとなしいスズメバチですが、2回刺されるとアナフィラキシーショックが起きる毒を持ちます。
シダクロスズメバチは土中に大きな巣をつくるそうです。
絵のシダクロスズメバチの女王バチは、豊平峡で自己採集し、標本にし、スマートフォンのカメラで撮って、四ツ切りの画用紙に4Bの鉛筆で描きました。シダクロスズメバチは、これから新女王バチ、オスバチが飛ぶそうです。新女王はあまり見かけませんが、刺されると痛いです。2回刺されるとアナフィラキシーショックが起こる可能性があります。注意喚起をお願い致します。
問田
道庁池のアオサギ
道庁前庭にアオサギが姿をみせ始めたのはもう2・30年前だったかしら。開門前の池岸に佇んでいるのを見たときの意外さに驚いたものでした。今では当たり前のように日中でも居る事が有ります。
左の白いビルは道警庁舎です。
この日(9月27日)は3羽が来たそうですが、このアオサギが2羽を追い払ったようです。
若い個体のように見えますがなかな気が強そうです。
泳いでます。白鳥みたいな形ですが、泳ぎたいわけでは無くて単に移動しているのでしょう。
アオサギは春に南から渡ってきていて、警戒心が半端なく強くてプロ写真家が撮りずらい鳥の筆頭に挙げていたことを思い出します。
アオサギはカラスと同じ位頭が良いという観察者もいらっしゃいます。
「ここは安心な処」と見極めているのでしょう。
池の岸を悠然と歩く様子には恐れ入ってしまいます。
今日も鳥日和でした。