「狐と鶴のごちそう」異聞
イソップ童話「狐と鶴のごちそう」は、意地悪好きの狐が鶴に「ご馳走するからいらっしゃい」と招待し、やって来た鶴にわざと平たい皿に入れたスープを差し出す。鶴はクチバシが長いため飲めない。それを見ながら狐はおいしそうにスープを飲む。というお話です。
でも、異聞によると鶴は平たい皿のスープをおいしそうに飲んで帰っていった、というものです。ハチドリでなくてもヒヨドリも嘴の先から蜜を吸うことが出来るようです。鶴だって嘴は長いけれど出来ないことはない。合わせた嘴の隙間は舌で塞いで嘴の先をストローのようにスープに漬けて啜ることが出来るはず。皿のスープが少なくなったら嘴の側面を寝せてスープを吸い込む技もあるというものです。
嘴の側面から吸う(なめる)というのは、樹液を舐めるヒヨドリやゴジュウカラの様子からも合点が行きます。
童話では、意地悪された鶴が今度は狐を招待して壷に入れた肉を差し出して意趣返しをするというものですが、異聞によると狐は鶴の技に敬意を表してそれからは意地悪しなくなったというものです。
大通公園。あまーい早春の味わいⅡ
一日置いた4月1日、大通公園のサトウカエデに会ってきました。天候のせいか先日よりも多い樹液が出ていました。樹液の甘さは一昨日より淡くなったような気がしましたが、連れ合いの感想も「ほのかに甘い」というものでした。どちらにせよ甘い感想です。
味見は樹液を啜りにくるヒヨドリたちの来る合間をみてしたものでした。彼らは頻繁にくるかというと、そうでもなくてしばらく来ないこともあって、鳥たちはあちこちを巡り歩いて(飛んで)いるのかも知れません。
樹液を啜りにくるのはヒヨドリばかりではなくて、カラの仲間もやってきていました。ゴジュウカラは幹を上下しながら。コガラかヒガラか私には判断が付かないカラは枝を渡り歩いて樹液を舐めているように見えました。
でもやっぱりヒヨドリの情熱的な樹液への愛着には敵わないようでした。


あまーい早春の味わい
そろそろカエデの樹液が滲み出る頃と見当をつけて、大通公園へ行って見ました。
街路樹のサトウカエデから「こ、これは甘い」やや粘り気のある樹液が幹に滲み出て筋になって流れ出ていました。糖度計で計ってみたい濃い甘さでした。ホットケーキに塗って食べるメープルシロップに遜色ないような気がしました。
甘味大好きなヒヨドリたちが入れ替わり立ち替わり樹液を舐めにやってきていました。私も早春の味わいをお相伴して、その様を写真に撮って貰いました。背景の高い建物は札幌市役所です。

でました でます
多くの野鳥愛好家に愛用されている「北海道野鳥図鑑」、2012年日本鳥類目録改訂7版の新しい分類にそって、新訂版が発売されました。
今回の改訂では、ウグイス科のくくりであった鳥たちが、ムシクイ科、センニュウ科、ヨシキリ科と分けられ、ツグミ科は再びヒタキ科に、ライチョウ科はキジ科にまとめられるなどなど。さらに属名、学名、英名の変更など、もう私の頭ではギブアップですが、最新版ではその種が、以前どこに属していたのかわかるように表記され、やさいしい心遣いがうかがえます。
以降「あとがき」より抜粋。
種名そのものが変更となったものがあります。本書ではオオムシクイがその代表でしょう。これまではメボソムシクイの亜種でしたが、種に昇格しました。これに伴い、初夏の道内を「ジジロジジロ」と鳴きながら通過していくムシクイが、亜種コメボソムシクイか亜種オオムシクイかというナゾについても、ついに決着がつきました。
これは、スッキリ!
かわりまして、おなじみ山野と水辺のハンディ図鑑も、新しい鳥類目録に対応したものとして、4月に発売される予定だそうです。1冊630円。
まあ、ムズカシイことは置いといて、雪には早くなくなってもらい、4月の鳥見を楽しみたいものです。上記書籍のお買い求めは、札幌支部からということで、皆さん何卒よろしくお願いいたします。
札幌支部2013年度 新会員募集中
いつも札幌支部の活動へお力添え下さり有難うございます。
今、札幌支部では2013年度からの新会員を募集中!。友人、知人をご紹介いただければ入会案内などの資料を郵送致します。
皆様のご協力をよろしくお願い致します。
電話:011-613-7973
E-mail:cuckoo@sapporo-wbsj.org




















