*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

円山公園定例探鳥会

晩秋の円山公園定例探鳥会です。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

今季初登場のウソ、カツラの枝で「ハイッ!ポーズ」

そして、シックな装いのキバシリ。おしゃれー!

小春日和の優しい日差しをあびて、心地よいひとときを過ごしました。

一首うかびました。

               陽光(ひかり)やさし 風なほやさし キバシリの

               影さへやさし 小春日の路

【撮影は、会員の山田甚一さんです】

確認できたのは、

2012年11月11日 円山公園

  • マガモ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • スズメ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • ウソ
  • シメ

合計:17種

北海道主要樹木図譜

  • 覆刻 北海道主要樹木図譜 宮部金吾・工藤祐舜著/須崎忠助画
    【昭和田年】北大図書刊行会 四六4倍判・図86葉・解説320頁
  • 普及版【昭和61年】B5判・187頁
北海道主要樹木図譜
北海道主要樹木図譜

posted with amazlet at 18.09.02
宮部 金吾 工藤 祐舜
北海道大学出版会
売り上げランキング: 564,079

現在購入できるのは、普及版だけのようです。
ちなみに『覆刻/北海道主要樹木図譜』は定価:56,700円。北海道大学出版会では、「品切・重版未定」となっています。

普及版の解説から引く。「大正2年(1913年)北海道庁は『北海道主要樹木図譜』の刊行を企画し、時の東北帝国大学農科大学(現・北海道大学)教授宮部金吾、同助教授工藤祐舜両博士にその作成を委嘱、作画を北海道庁技手須崎忠助に命じた」また「この図譜は大正9年から昭和6年までの12年間にわたって刊行された」
「いずれにせよ、人と時間と技術を惜しむことなく注ぎ込んで完成させることができた本書のような図譜は、もう二度と生まれることはないかもしれない」
「原著は昭和59年に原サイズのまま覆刻されて好評を得たが、愛蔵版としては見事であっても、実用的にはいささかの不便を免れなかった」それで普及版が出版されたのだというが、解説のリライト部分がかなり省略されている。ぐうぜん聞いた「シナノキ」の解説を較べてみる。

原著では「しなのき 用途。材ハ軽柔、帯黄白色ナリ。燐寸ノ軸木ニ賞用セラレ又安価ナル下駄材トス。荷作箱及樽ヲ作ルニ用ヰラル。アイヌ並ビニ山民ハ、ソノ繊維ヲ今日モ尚縄ノ製作ニ用フ。樹ハ庭園樹トシテ賞観スベク、又養蜂用トシテ価値あり」

これが普及版では「かつては樽材などに用いられた。繊維は強い」となり、まことにもって味気なし。

また原著にあるアイヌ名も削除されているのは残念だ。「実用的にはいささかの不便」とあるが、復刻版を体重計で測ったら確かに7.3キロもあるのだった。

カッコウ 2012年7月号より

中島公園、秋

札幌市内、中島公園も秋たけなわです。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

都会のオアシスです。

カモたちもゆーーーーったり。

【撮影は、会員の山田甚一さんです】

業平さんの一節を思い出しました。

  ・・・・・・・・・・・からくれなゐに 水くくるとは

 

西岡水源池定例探鳥会 雨 決行

雨・風 西岡水源池

雨・風 西岡水源池

何ぼ何でもこの雨と風でやって来る参加者はいないでしょうと、支部長と「今日は中止中止」と企みましたが、来るわ来るわ、結局ちょっとまともでない方々の総勢は、15名となりました。

傘をさしながらの双眼鏡はつらい

傘をさしながらの双眼鏡はつらい

 

 

 雨が上がったなと思いきや、嫌がらせのようにザザザザーとまた雨が降る繰り返しに、とうとう降参、結局11時に取り合わせを始めました。しゃあないか。

 

 

 

ハシビロガモ

ハシビロガモ ♀

森の中はカラ類など、地味な感じでしたが、池は良かった。キンクロハジロ。カワアイサ♀、ウミアイサ♀、カイツブリ、オシドリなど、写真はハシビロガモ♀教えてもらわなけりゃマガモ♀と見過ごしてしまうところだった。反省。

ウミウ

ウミウ

 ウミウの人気はいまいちですが、たまにはちょっとじっくり見てあげてね。

2012年11月4日 西岡水源池定例探鳥会

  • カイツブリ
  • ウミウ
  • オシドリ
  • マガモ
  • ハシビロガモ
  • キンクロハジロ
  • ウミアイサ
  • カワアイサ
  • トビ
  • アカゲラ
  • コゲラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ハシブトガラ
  • ヒガラ
  • ヤマガラ
  • シジュウカラ
  • ゴジュウカラ
  • ハシブトガラス

合計:19種

カワセミ

カワセミ お久しぶり

集合時間前に、池の様子を見に行きましたところ、カワセミ♂とお会いでき、 うれしかった。

モエレ沼カモかも・初心者探鳥会

11月3日文化の日恒例のモエレ沼探鳥会です。

生憎のお天気でしたが、熱心なみなさんが集まりました。

オオバンが採ってくりゃ、ヒドリガモが待ってる。

オオバンのそばにはちゃっかりヒドリガモが付きまとっています。

帰り道の芝生には、風格を漂わせた(かな?)トビ

【撮影は、幹事のMさんです】

確認鳥種は

2012年11月3日 モエレ沼公園

  • ヨシガモ
  • ヒドリガモ
  • マガモ
  • コガモ
  • ホシハジロ
  • キンクロハジロ
  • ミコアイサ
  • カワアイサ
  • ミミカイツブリ
  • キジバト
  • カワウ
  • オオバン
  • トビ
  • カケス
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ムクドリ
  • ツグミ
  • カワラヒワ

合計:23種

円山公園、秋

秋の夕日に 照るやまもみじ

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

濃いも薄いも かずあるなかに

赤や黄いろの 色さまざまに

山のふもとの ♪すーそーもーようー♪

【撮影は、会員の山田甚一さんです】 

札幌大通公園、秋

札幌大通公園の秋景色です。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

ハトさんたちも、リラックス、リラックス。

小春日和のひとときです。

【撮影は、会員の山田甚一さんです】

カラーだからこそ分かる情報

カッコウ11月号にある写真をカラーで見てもらう鳥日和はいいですね。カラー写真だからこそ分かる情報は鳥の世界でも意味があります。モノクロでは赤も緑も似た黒色で表現されますね。

写真家の大橋弘一さんは、自然界にあそぶ鳥をスタジオ写真にすることも出来る職人であると思います。背景を書割(スタジオでは背景の模様など)と見て、鳥のポーズを撮影技師の掛け声の瞬間につなげるイメージです。11月号の鳥もそのように見ると興味が湧きます。

メジロが好きな桜にヒヨドリやツグミが好きな蔦が絡まっていますが、桜の木は迷惑がっているのでしょうね(写真左)蔦の配色の妙を盛秋の街角で見ました(写真右)

やっぱり写真は、カラーで見たい

カッコウ11月号特集「鳥の名前を楽しむ」を執筆いただきました、野鳥写真家であります大橋弘一さんの了解を得まして、特集文中の写真を天然色でご紹介いたしますので、お楽しみ下さい。

ウグイスの名は鳴き声が起源

ウグイスの名は鳴き声が起源

 

カッコウは世界中で「カッコウ」で通じます

カッコウは世界中で「カッコウ」で通じます

 

ヤブサメの名は文学的

ヤブサメの名は文学的

 

意外と語源は難解なカヤクグリ

意外と語源は難解なカヤクグリ

 

カササギは名前も半分舶来

カササギは名前も半分舶来

 

自己陶酔の学名の鳥キビタキ

自己陶酔の学名の鳥キビタキ

 

イソヒヨドリは西洋では山の鳥?

イソヒヨドリは西洋では山の鳥?

 

ミサゴも学名はギリシャ神話語源

ミサゴも学名はギリシャ神話語源

 

学名は表現力が魅力のウミアイサ

学名は表現力が魅力・ウミアイサ



 

この記事の全写真データは、無断転載、無断コピー厳禁です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

大橋弘一写真事務所(有)ナ チ ュ ラ リ ー
faura公式サイト「ファウラショップ+」
http://www.naturally.co.jp/faurashop/
★「小学館の図鑑NEOポケット鳥」が発行になりました!写真は「大橋+ナチュラリー」がメイン担当しています。
★faura秋号好評発売中! 特集は「北限のブナ林」です。
★自著「庭で楽しむ野鳥の本」(山と溪谷社)がまたまた増刷。ついに7刷になりました!!
★ブログ「不思議いっぱいネイチャーワールド」毎週更新!http://faura.7.dtiblog.com/

 

おまけの表紙写真です。

アオシギ 西岡水源地 2011.1月

アオシギ 西岡水源地 2011.1月

 

 

珍客だった

「日本には時々迷って来る事があります」と図鑑にあるハジロクロハラアジサシがモエレ沼に飛来したことをこの鳥日和で知りました。「水面を優雅に飛ぶ、ハジロクロハラアジサシです」と、うすちゃんカンパニーさんがさらりと仰るので、フーンとちらりと図鑑を見たら、なんと冒頭のような珍しいお客でした。
迷ってくるというけれど、帰り道はご存知のお客らしいので、本当に道に迷ったのかどうか疑わしい。「一寸寄ってみようかな」という寄り鳥さんかも。

こちらは珍しくも無い普通の鳥、普鳥?の水浴び。○○○の行水といわれます。