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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

2022.11月西岡水源池定例探鳥会

晩秋の西岡、明方は0℃付近まで冷え込みましたが、いい日和に恵まれましたおかげ、11月としては大勢の方々にご参加いただきました。

西岡の池では珍しいお客さまのオオバンです。写真の左、堤防岸辺に見える黒い塊、わかるかしら?

オオバン 市橋栄二さん撮影

寝てばっかり?(ゴメン)のキンクロハジロが2羽。コガモもたくさん観察できました。マガモ、カイツブリ、オシドリも。

コガモ 市橋栄二さん撮影

オシドリ 市橋栄二さん撮影

園路に積もる落ち葉を蹴り上げ歩くカサカサ音は心地良しですが、集団となるとやかましくて悩ましい。

湿原木道上空に突然現れたレンジャクかな?50ほどの群れに「あれ、なになに?」の声が飛び交いました。直ぐさまその群れを追うハイタカが現れ、一同状況をなるほどと納得のシーンでした。「となると、レンジャクどっちなの?」の疑問にその場のカメラディスプレイで尾羽の緋色を見せてくれた市橋さんのおかげで、鳥合わせはヒレンジャクとなりました。

ヒレンジャク・キレンジャク 市橋栄二さん撮影

帰宅後、市橋さんから送っていただいた写真のコメントに、
「よく見るとキレンジャクも混じっていました」ということで、確かに!
おかげで1種増えました。
参加者49名+スタッフ5名でおつかれさまでした。

2022年11月6日 西岡水源池定例探鳥会

  • オシドリ
  • マガモ
  • コガモ
  • キンクロハジロ
  • カイツブリ
  • オオバン
  • トビ
  • ハイタカ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • キレンジャク
  • ヒレンジャク
  • ゴジュウカラ
  • 合計:19種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-333

Web版カッコウ 2022年11・12月号 公開

11・12月号が公開されました。今回の第1特集は、鳴き声にまつわる野鳥のお話です。第2特集では、今年のカッコウ調査報告を掲載しています。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
日本野鳥の会札幌支部会員限定の支部報カッコウは、奇数月の1日が最新版公開日です。紙版がもう届いてるからいいよ、なんて言わないでWeb版も見てくださいな。
紙版には載っていない、会員のみなさんから投稿された写真や野鳥情報なども掲載しております。ぜひとも大きなカラー写真で素敵な野鳥写真をご堪能あれ。

カッコウ 2022年11・12月号

カッコウ 2022年11・12月号

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページを見てね。

シマフクロウ家族の物語

ブックスレビュー

シマフクロウ 家族の物語 (しまふくろう新書)

早矢仕有子(著)
北海学園大学出版会(2022-03-31T00:00:01Z)
5つ星のうち4.6 4.6
¥1,100

Amazon.co.jp で詳細を見る

posted with AmaQuick-box at 2022.10.26

山田 三夫

一読してこの表題には感心した。深い森の縁を流れる川の音とシマフクロウの鳴きかわす声が聞こえてきそうな気さえした。「家族」、「物語」。これだけで本書が読者に伝えたい目的の一半が感じられるのではないだろうか。シマフクロウがたちあらわれてくるような気さえする。

本書では冒頭でシマフクロウの解説および本種の保護鳥としての現況にも触れている。圧巻は著者とシマフクロウとの強く刻まれた[理屈抜きに素晴らしい]という著者の表現にこちらはそう思う以外にないのである。初めての出会いを著者はこう記している。「湖畔のキャンプ場でこの鳥の吠え声を聞いたときの驚きは、今でも記憶が増幅したまま留まっている」というからそうとうのものだったことがわかる。

著者が研究の対象としたシマフクロウの家族は1987年から2019年にかけての歴代数十羽という非常に多数のシマフクロウであり、今までも、またこれからもこのような研究は現われないのではないかと思われる。第一章の見開き頁で対象となった一家の家系図が出ているが、研究とはいえよくぞここまでこの一家のシマフクロウを観察し続けたものだと驚き敬服した。

本書で早矢仕有子さんが私たちに伝えたいメッセージは、第六章の終節にあるように、「シマフクロウの存在を尊重する気持ちを持ちなさい」というあたりまえだが、実に大切な伝言である。既に第一章に書き記された内容に驚き幻滅するのもこのことだ。「我々はシマフクロウの餌資源をへらしてきた。十勝川上流に位置するこの生息地まで、河口から遡っていくと、大きいものだけでも十基を上回る数のダムを通過する。内陸部に暮らす個体にはシマフクロウ本来の主食である遡河魚の恩恵を受ける機会は生涯無い」。こうした現状を見続けてきた早矢仕さんにはつらいことであったにちがいない。

中島公園10月28日

白い鷺のダイサギの訪問という胸騒ぎ第六感が的中しました。昨年は公園の池でよく見かけましたが、今年は公園散歩の来園者をつかまえては「白い鷺を見かけませんか?」と訊いてきましたが、私が尋ねた来園者は「今年はみていない」という答えが殆どでした。今日は今年の稀な飛来の一日だったのかも知れません。目先の薄緑色でダイサギと判断しました。

今日は23日の来園時と異なって、マガモの雄が数十羽も居ました。気が付くとカラスの研究家の中村眞樹子さんもウォッチングにみえていました。

 

 

 

白い鷺は紅葉と絡めると殊更に見栄えがして、スマホで撮る人たちも大勢でした。。

 

 

 

 

私にはウミウかカワウか判断できませんが、「ウ?」も秋の心地よい陽光を楽しんでいました。

右上の白い塊がダイサギです。

 

 

札幌ふるさと再発見 野鳥の会札幌支部編

先日、西岡水源池定例探鳥会の様子が、札幌市の広報番組、STV「札幌ふるさと再発見」で放送されますと、お知らせしましたが、番組がユーチューブでも公開されました。
テレビで見逃した方は、ぜひパソコンやスマホでご覧ください。

札幌ふるさと再発見 野鳥の会札幌支部

10月23日(日)中島公園

「錦秋の公園にアオサギやダイサギ」を妄想して出かけました。10:00~15:00まで公園を徘徊しましたが居ませんでした。ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、マガモ、カラス、が散見されました。もしかしたら上空にオジロワシが飛んでいたかも・・・。昼近くに小雨が降り少し寒い公園でしたが、家族連れなどで賑やかでした。

結婚記念写真は錦秋の公園で・・とカメラマンと一緒に散歩する幸せなお二人。人生にあるかも知れないという「まさか」というやまさかも乗り越えて末永くお幸せに。

 

 

 

マガモも今日は数羽しか見かけませんでした。

 

 

 

キタキツネが地面に落ちたオンコの実を食べていました。

 

 

 

渡り鳥フェスティバルのご案内

10月15日・16日にウトナイ湖野生鳥獣保護センターで開催する渡り鳥フェスティバルのご案内が来ましたので、告知いたします。

ウトナイ湖は、渡りの中継地として例年10月に、多くの水鳥が飛来します。当センターでは10月15日(土)・16日(日)に「ウトナイ湖・渡り鳥フェスティバル」を開催します。
また、10月15日(土)渡り鳥とプラゴミ問題セミナーに関しましては、オンライン聴講も追加で行なうこととなりました。
詳しくは、ポスターをご覧ください。
なお、お問合せは、
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター:電話 0144-58-2231 までお願いします。

渡り鳥フェスティバルポスター.pdf

渡り鳥とプラスチック問題ポスター.pdf

ウトナイ湖野生鳥獣保護センター

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ウトナイ日記(サンクチュアリブログ)
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10月、円山公園定例探鳥会

10月の円山公園定例探鳥会です。

会員のKさん、Mさんから素敵な映像が届きました。

まずは、探鳥会開催のご挨拶。(Mさん)

毎度おなじみのオシドリ。すっかり美しい装いに(Mさん)

こちらもおなじみのコゲラ(Mさん)

みなさん、楽しそうですね(Mさん)

そしてそして、おーーーっ!ハチクマだーー!(Kさん)

 

なお、ハチクマは2018年10月の円山定例でも記録されています。

その時の映像です。(Kさん)

以上2点、いずれもKさんの見事な映像です。

札幌は秋真っ盛りでした。

撮影は、会員のKさん、Mさんです。

2022年10月9日 円山公園

  • オシドリ
  • マガモ
  • ハチクマ
  • トビ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ゴジュウカラ
  • カワラヒワ
  • アオジ
  • 合計:16種
  • 天気:快晴
  • 地域メッシュ:6441-424

西岡水源池探鳥会がテレビに!

先日、2022年10月2日に行われました、西岡水源池定例探鳥会の様子が、STVで放送されます。
札幌市の広報番組、STV「札幌ふるさと再発見」です。
放送日時は、10月15日(土曜日)11時54分から11時59分。
短い時間ですが、野鳥の会に興味はあるけど、どんなことやってるの?って方もぜひご覧ください。

過去に放送された番組は、こちらから

 札幌ふるさと再発見(STV)

2022.10月西岡水源池定例探鳥会

スタート前の支部長のお話し、今日はSTVテレビの撮影クルーもやって来て、皆ちょっとおすまし顔かしら? 3つのグループに分かれて出発。

ヤマガラが地面に降りては、せっせと何か咥えて飛び立ちます。
どうやらブナのタネがお目当てのようでした。

駐車場に降り月寒川八つ橋付近で、柿﨑さんグループが見つけてくれたオオアカゲラ♀を観察できラッキーなスタート!

オオアカゲラ H.Tさん撮影

池に上がって、マガモ、カイツブリ、ウミウなど、キンクロハジロが2羽いました。

ウミウ H.Tさん撮影

上流側岸辺にオシドリ発見、イチョウ羽が戻って来ているオスの個体。
「イチョウ羽根きれいだねえ」とか言ってる間に、チチーとカワセミの声が聞こえ、うまいこと近くの湖面の枝先にとまってくれました。皆でじっくり観察でき大したいかった。幼鳥オスのようでした。

湿原木道では、アオジも出てくれこれから渡りですね、道中お気を付けて。

参加者33名+世話人6名で、おつかれさまでした。
今日の探鳥会のもようは、
10/15(土)11:54~11:59
STVテレビ「札幌ふるさと再発見」で放映される予定です。
皆さんお楽しみに!

2022年10月2日 西岡水源池定例探鳥会

  • オシドリ
  • マガモ
  • キンクロハジロ
  • カイツブリ
  • キジバト
  • ウミウ
  • カワセミ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • エナガ
  • メジロ
  • ゴジュウカラ
  • アオジ
  • 合計:22種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-333