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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

思い出写真Ⅱ

昔の写真機の記録媒体はフィルムでした。プロカメラマンはポジフィルムを常用したそうですが、私の常用ネガフイルムはiso感度400のフジとサクラとコダックをその時の値段と気分で購入していました。選べるiso感度は100,400,800,1600,だったと記憶しています。今のデジタルカメラは50から24,000位までをカメラ側で自由にセットしてメディアかードに記録出来るので隔世の感があります。

江別市の石狩川堤防の石原で、巣立ったばかりと思われるコチドリの雛たちが移動するのを見つけました。すると、一羽の親鳥が現れて偽傷行動と言われる仕草をしました。それは自分が傷ついて飛べない振りをして雛たちを守る行動と知っていたので、意地悪な私は構わず雛たちに近寄って身動きしないで身を隠す雛たちを写した写真です。

写真には3羽の雛が居ますが、居ると言われなければ分からないでしょう。写真に撮ってすぐその場から離れましたが、その後雛たちは強い風の中を走って逃げてゆきましたが、数グラムと思われる体がなぜ強い風に吹き飛ばされないで走って行けるのかが不思議でした。

 

 

 

 

思い出写真

写真を整理していたら、二十数年前に道庁前庭の北側の池に現れたヨシガモを撮ったポジフィルムが出てきました。「え?撮っていたんだあ!」という思い出です。

其の頃、支部会員に夭折された野鳥写真家の林大作さんが会員で「札幌の鳥たち」「北海道の野鳥」などの写真集を刊行されていました。彼から「adaさん、ヨシガモの原盤が有りませんか」と電話が有りました。彼にはマスコミなどから未発表の写真のオファーが有るようで、彼からアマチュアの私に問い合わせが有るのは余程急いだことだったと思います。

当時の私はモノクロフィルを自分で現像焼き付けしていて、カラー写真はiso400のネガフィルムが主でした。難しいiso64やiso100のポジフィルムはほとんど使っていませんでした。使える写真かどうかは別にして、好漢林大作さんの要望には応えることが出来ていたのにという残念さの思い出写真です。道庁前庭にヨシガモが来ていたという面白さもあって、そのポジフィルムをスキャンしてここにアップします。いかにも素人写真で懐かしいです。

 

 

封筒が新しくなります

現在、支部報の発送に使用している封筒は「B5サイズ」です。

この大きさですと支部報(A4サイズ)を2つ折りにしないと中に入りません

でした。

このような手間(わざわざ2つ折りにして同封している)を解消するため、

新しい封筒は2つに折らずにそのまま送れる少し大きな「A4サイズ」封筒に

変更いたします。

この封筒も今までと同じように会員の皆さんから回収して何度も再利用して

使う予定です。

いままでB5サイズ封筒を送っていただいた皆さま、大変にありがとうご

ざいました。

これからはA4サイズ封筒に新しく変更されますので、引き続きご理解のほど

よろしくお願いいたします。

 

 

お詫び

1月9日(日)に開催を予定しておりました円山公園定例探鳥会につきまして、コロナ感染拡大のため突然の中止となり、当日に来られました支部会員の皆さまには大きなご不便をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
ここに謹んでお詫びを申し上げます。

支部長 猿子正彦

 

2022年2月の探鳥会は中止いたします

新型コロナウイルスが急激に拡大してきました。
残念ながら2月の探鳥会は、中止させていただきます。
ごめんなさい。

中止となる2月の行事

  • 2月6日(日)西岡水源池定例探鳥会
  • 2月13日(日)円山公園定例探鳥会

3月以降の探鳥会については、その都度ホームページでお知らせいたします。

日本野鳥の会札幌支部

1月、円山公園定例探鳥会は中止しました。

このところの新型コロナ感染者数急増のため、1月の円山公園定例探鳥会は中止とさせていただきました。大変急な対応のため、お見えになった方々には本当に申し訳ありませんでした。

それでも集合場所にはウソが出現!

お出での皆さん、樹上に注目です。

他には、アカゲラや・・・

ミソサザイの姿も確認できました。

撮影は、会員のMさんです。

1月16日(日)真駒内公園探鳥会は中止します

新型コロナウイルスの感染拡大が徐々に広がってきています。

このため、1月16日(日)に予定していた「真駒内公園探鳥会」を

中止いたします。

この探鳥会を楽しみにしていた支部会員の皆様、大変に申し訳ございません。

何卒宜しくお願い致します。

2022.1月 西岡水源池定例探鳥会

あけましておめでとうございます。

2022年札幌支部の探鳥会始めです。「おめでとうございます。今年もヨロシク」のごあいさつ飛び交う新年風景。

スタート前の支部長のお話し。参加者40名弱でもうちょい集まるかなと思いましたが箱根駅伝にやられたかしら?
3つのグループに分かれて出発。

歩き出しまもなく、エナガの声が聞こえ、カラ類混群に出会えました。コゲラ、キバシリも混じります。

進み行くうち青空広がり、こちらのカケスはヒヨドリの声真似も披露してくれました。顔が写っとらんじゃないか!

別グループでは、オオアカゲラ、ダイサギも観察できたそうで、西岡でダイサギとは珍しや。

『オオアカゲラ』猿子さん撮影

『ダイサギ』五十嵐奏(かなで)さん小学5年生 撮影

『エナガ』五十嵐奏(かなで)さん小学5年生 撮影


参加者38名でおつかれさまでした。ハイタカも出てくれた新春探鳥会!

2022年1月2日 西岡水源池定例探鳥会

  • ダイサギ
  • トビ
  • ハイタカ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • カケス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • ツグミ
  • スズメ
  • 合計:18種
  • 天気:晴れ
  • 地域メッシュ:6441-333

Web版カッコウ 2022年1・2月号

支部報カッコウのWeb版、新年号がアップされました。
特集は「なんたってシマエナガ!」かわいいシマエナガの写真がふんだんに見られます。また、札幌支部のどの探鳥会に参加するとシマエナガを見られる確率が高いか、過去のデータから割り出しています。これは、見ないわけにはいかないゾ。

Web版カッコウは、紙版カッコウ発行月の1日に更新されますが、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
Web版カッコウと紙版カッコウの記事内容はほとんど変わりませんが、Web用に最適化してレイアウトも組み直してあります。パソコンだと掲載されている写真が大きなサイズで見られたり、投稿した写真が使われていたり、コメントを書き込んだり出来ます。
まだ見てない会員の方は、一度覗いてみて下さい。ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載ってます。

入会希望者は、 入会案内 のページを見てね。

2022年 新年のご挨拶

支部長 猿子正彦

新型コロナウィルス感染防止のため一年以上の長きにわたり、中止を余儀なくされていた支部探鳥会を先月から再開いたしました。この間、会員の皆さまには、多大なるご不便をお掛けしてしまい、大変に申し訳ありませんでした。深くお詫びする次第です。

昨年12月に入ってからは札幌の感染者数も一ケタ台まで下がり、以前よりは多少、安心して探鳥会を開催できるまでになりました。しかし、油断は禁物です。引き続きマスクの着用、手指の消毒、人と人との適正な距離の確保など感染防止対策を行ったうえでの開催となります。皆さまのご協力をお願いいたします。

新型コロナが猛威をふるう中では一人で鳥見をする機会が多くありました。慣れ親しんだ観察地に出かけ、いつものように鳥を見ていますと、変わらない自然界の営みがあって、人の世のコロナ騒動とはかけ離れた時間を過ごすことができました。野鳥が暮らす世界は人とはある程度は切り離された別世界ですから、人の世の騒ぎも、落ちついて考えて見ていることができました。

鳥を観る、自然と触れ合うことの大事さを改めて知ることとなりました。

本年も皆さまのご健勝と益々のご発展をお祈りいたしております。

トラのイラスト