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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

3月23日手稲山口バッタ塚探鳥会

開始前の様子

開始前の様子

今年度最後の探鳥会です。

まだ雪は多いが天気も良くて、この日はたくさんの野鳥と出会えました。

まずは始まる前の皆さんの様子です。

どんな鳥に出会えるかと期待にワクワクです。



川岸にアオサギ(右)とダイサギ(左)

アオサギ(右)とダイサギ(左)ー 内山英晋さん撮影 ー


2014年3月23日 手稲山口バッタ塚

  • ヨシガモ
  • ヒドリガモ
  • マガモ
  • ハシビロガモ
  • コガモ
  • ホシハジロ
  • キンクロハジロ
  • ホオジロガモ
  • カワアイサ
  • ウミアイサ
  • カンムリカイツブリ
  • ウミウ
  • アオサギ
  • ダイサギ
  • ウミネコ
  • カモメ
  • ワシカモメ
  • シロカモメ
  • セグロカモメ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • ハイタカ
  • ノスリ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ヒヨドリ
  • ムクドリ
  • ツグミ
  • スズメ
  • ハクセキレイ

合計:30種天気:晴れ

ウトナイ湖探鳥会

遅ればせながら、3月21日のウトナイ湖探鳥会です。

当日は、総勢10名の熱心なご参加の皆さんでしたが・・・

木道等の改修工事により、コースのほとんどが立入り禁止となっており、

加えて悪天候のため、探鳥会は鳥獣保護センター及びサンクチュアリにて、

室内からの観察を中心に行いました。

アトリ添付用

サンクチュアリのえさ台付近に現れたアトリ

そして、ベニヒワです。(撮影は会員のTさんです)

ベニヒワ①添付用

確認できた鳥は

2014年3月21日 ウトナイ湖

  • オオハクチョウ
  • ヨシガモ
  • ヒドリガモ
  • マガモ
  • オナガガモ
  • ミコアイサ
  • カワアイサ
  • ダイサギ
  • シロカモメ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • オジロワシ
  • オオワシ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • カケス
  • カササギ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ゴジュウカラ
  • ツグミ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • アトリ
  • ベニヒワ

合計:28種天気:確認

旧作の一首です。

  ちぎれ雲 凍てつくほどに 冴えざえと エゾノコリンゴ 春を待ちわぶ

 

 

春分の日すぎての大雪

薄日と雪降り (2)薄日と雪降り (1)道東の暴風雪は記録的な気象現象だったそうですが、道央の札幌も例年に無い降雪量でした。粘り気のある雪が街路樹の小枝に纏わり付いて、あたかも満開の桜の花を思わせる風情を見せていました。

先に紹介された北区に飛来した珍客カワビタキは何処へ行ったのでしょうね。もしよければ、こちらにお住まいになっても良いのではないでしょうか。

 

カワビタキの越冬初確認

日本の野鳥図鑑には載っていない野鳥がやって来ました!

1月に市民の方から北区の水辺で撮影したのですが「この鳥は!何でしょうか」と写真付きで問い合わせがありました。

カワビタキ-1
カワビタキ-2

写真は尾羽全体が鮮やかなオレンジ色で、体は鉛色に少し青を混ぜたような美しい野鳥でした。日本の野鳥ではないと判断した事務局はアジアの図鑑から探り当て、カワビタキの雄であると判明しました。インターネットで検索すると台湾、韓国まで出掛け、見に行くほど人気の野鳥である事も分かりました。
日本での確認は数年前に雌(尾の付け根が白い)が山口県で確認されています。

カワビタキ-3
カワビタキ-4

貴重な情報と写真を寄せて頂いた渡辺昌樹さんに感謝いたします。

3月、円山公園定例探鳥会

 円山公園、3月の定例探鳥会です。

 会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

 スタート直前に現れたウソ

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 そして、新雪を踏んで、スタートです。

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 みなさんを釘付けにしたキクイタダキ。イヨッ!!スーパーショット!!!

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 そして、山麓ではマヒワ。

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 青空をバックに、黄色が目にしみるようでした。

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 まばゆいばかりの陽ざしの中、爽やかなひとときを過ごしました。

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

なお、探鳥会の模様は、UHBの取材を受けました。

放映の予定は、14日(金)18:15の「スーパーニュース」とのことです。

確認した鳥は

2014年3月9日 円山公園

  • マガモ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • キクイタダキ
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • キレンジャク
  • ゴジュウカラ
  • スズメ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • ウソ
  • シメ

合計:20種天気:晴れ

街中の鳥

ハイブリッドバスresizeカラスの巣resize大きさといい、ゴミ置き場への出没といい、子育て時期の騒動といい札幌の街中の鳥の代表格はカラス。札幌駅から東へ1㌔の幹線道路わきの街路樹に昨年の巣が見えます。今年も営巣すると思います。

子育て時期に巣の近くを通る人を襲う事が多いですが、必ずしもそうなって居ない事があります。その理由はよく分かりませんが、カラスに詳しい人に訊くとハシブトカラスは激しく攻撃するが、ハシボソカラスの攻撃はそれほどでもないそうです。昨年の中島公園売店近くの遊歩道脇のカラスの巣では入園者とのトラブルはありませんでしたので、それはハシボソだったのかもしれません。

 

 

円山公園、アカウソ元気です。

今年は、赤い鳥の当たり年のようです。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

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旧作の、一首を思い出しました。

    花の木の 花芽ついばむ ウソにして 花のいのちか 桜花咲く

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ツグミも元気です。

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雪景色の中に、春が忍び寄って来ました。

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

西岡水源池定例探鳥会 3月

集合時間前、ベニヒワ♀にお出迎えいただきました。今冬のベニヒワ当たり年は、あたりというわけです。
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探鳥会としては申し分のない青空です。集合時の支部長お話では、「庭にくる野鳥調査3月7日までです」のお願いもあり、改めましてヨロシク。
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イタヤカエデの樹液を求めるヒヨドリ2羽を観察できました。この時期ならではの光景です。さぞかし甘いのでしょう。写真は管理事務所前のヨーロッカエデのヒヨドりです。
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芝生広場のバッコヤナギの芽、キラキラ輝く。
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カラ類は囀り、アカゲラも♂♂♀で樹々を飛び交い、さすが3月恋の季節というやつでしょうか?うらやましい。
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鳥合わせ終了後、また現れてくれたベニヒワ♀。めんこいわあ!
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参加者20名、おつかれさまでした。雪目になるわ。

2014年3月2日 西岡水源池定例探鳥会

  • トビ
  • アカゲラ
  • コゲラ
  • ヒヨドリ
  • ツグミ
  • エナガ
  • ハシブトガラ
  • ヒガラ
  • ヤマガラ
  • シジュウカラ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • ベニヒワ
  • ウソ
  • スズメ
  • カケス
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス

合計:18種

庭にくる野鳥の調査、2月までの状況

「さっぽろ庭にくる野鳥の調査」2月までの状況報告です。
新聞やテレビでも紹介していただき、報告数は順調に伸びてきています。ご協力していただいた皆さま、ありがとうございました。
それでは、さっそく2月までのウェブ上で集まった調査報告の概要を見ていきます。指定日以外で報告されたものも含んだ、まだ精査されていないデータをまるっとグラフにしただけなので、あくまでもおおまかな概要です。前回の1月分の報告の後も1月のデータが送られてきているので、前回のグラフと多少食い違っているところもあります。

まずは、調査報告の総数ですが、1月の100件近くから2月は220件ほどに増えました。総数300を超えています。
また前回清田区、厚別区からのデータが全然来ていませんと言ったからか、今回は頑張ってくれました。できるだけ幅広く情報を集めたいと思いますので、データ数の少ない地域の皆さん、3月分もよろしくお願いします。

庭鳥調査グラフ140223_1

見られた野鳥の数は、全体で見ると数が多いのは、やはりスズメやヒヨドリ、ツグミ、あとはシジュウカラ、ヤマガラなど大体予想の範囲でしょうか。

庭鳥調査グラフ140223_2

調査データを送ってくださった人では、65%が野鳥の会会員以外の方でした。ご協力感謝いたします。

庭鳥調査グラフ140223_3

ソチ・オリンピックも終わり、一息ついたところで3月1日から7日までまた庭にくる野鳥調査が始まります。この冬最後の調査ですので、引き続きご協力をお願いいたします。

なお、この集計はウェブサイトから送っていただいたデータのみです。調査用紙を直接札幌支部に送ってくださる方の分は含んでおりません。3月の調査が終わった時点でまとめて送っていただけると思いますが、調査用紙は札幌支部主催の探鳥会でも回収しております。
探鳥会に参加したことのない方も、この機会に冬のバードウォッチングを楽しんで見ませんか?

探鳥会情報はこちら → 探鳥会へ行こう!

初めて参加してみようかなという方は → さっぽろ 庭にくる野鳥の調査

野鳥がよくわからないという人は → 庭にくる野鳥ガイドブック 北海道 冬編

オオワシ・オジロワシ全国一斉調査

毎年、今の時期にロシアから渡ってくるオオワシ・オジロワシの個体数調査を全国一斉に行っている。この調査は30年以上にわたって続けられており、日本に生息するワシたちの生息状況を把握するのに必要な、とても大切な調査です。

現在、ワシ類は人間がつくりだす様々な危険に取り囲まれて暮らしています。鉛弾を撃たれて死んだエゾシカの肉を食べておきる鉛中毒死問題や発電用風車に激突して死亡するバードストライク問題(すでにオジロワシ33羽がその犠牲となっている)。

内容は朝9時から11時までの2時間に決められた調査地を回って、ワシの個体数を調べるものです。今回、私のチームは茨戸川や石狩川下流域を担当しました。

その結果、オジロワシ8羽の生息を確認できました。

石狩河口橋前の樹木に止まるオジロワシ(成鳥)です。

奥は石狩川。

オジロワシ

オジロワシ(成鳥)