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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

札幌生まれのカモメ

札幌生まれのカモメ(オオセグロカモメ)の子が巣立ち始めています。海から十数キロ離れた札幌の立駐塔での営巣が2001年に札幌支部の調査で確認されて以来の毎年の営巣継続です。さすがに冬の札幌に彼等カモメの姿は私は見かけていません。

8月3日の大通3丁目噴水。稼動20分前の静寂にカモメの幼鳥が遊んでいました。

因みに、大通の噴水は7:00~21:00まで、15分間一巡りで50近い変化をするそうです。


公園のハトと一緒。

毛色の変わった大きい幼鳥にハトたちも戸惑った様子。

 

大野池イトトンボのパフォーマンス

航空自衛隊ブルーインパルスの演技飛行を思わせる正面交差。

狙って撮ったものではありません。置きピンという昔のカメラ手法で偶然撮れました。

モニター画面で発見でした。

以下、イトトンボのパフォーマンスです。

ここのトンボ青いね

北大の学生、市民、観光客などの憩いの場になっている北大構内大野池。ベンチに居て聞こえてきた会話です。アキアカネなどトンボは赤いというイメージからの小さな驚きが「ここのトンボ青いね」でしょう。これから興味が広がって行く事を期待しました。

あるご婦人に声を掛けられました。「あのトンボは何ていう名ですか?」「よく分かりませんが、ルリイトトンボかもしれません。」するとご婦人は、持っていた携帯に口を近づけて「ルリイトトンボ」と言いました。しばらく携帯の画面を指で弾いていましたが「ありました。このトンボですね」と私に見せてくれました。青いイトトンボの画像がモニター画面に出ていました。

私には楽しい驚きの時代に居る事を実感した瞬間でした。

 

白いスイレンと青いイトトンボが、水辺の憩いを楽しく演出してくれていました。

 

 


先日の池では見かけなかったヤンマトンボが今日は活発に飛んでくれました。

図鑑と見比べるとやはりギンヤンマだと思われます。

 

昨年はオオルリボシヤンマが飛びまわっていましたが、今年は見かけていません。

ヤンマトンボが飛び回る様子は何時何処で休むかと訝るほどの馬力です。その辺の雰囲気が夕焼け小焼けの赤とんぼと違うところですね。

 

 

数組のオシドリの雛たちは、カラスに襲われるなど数を減らしながら大きくなって来ました。大野池では5羽と4羽が親と一緒に居るそうです。

 

 

 

 

大野池観察

日曜日の大野池へ行きました。今日の大野池には午前9時から午後4時までにはオシドリは来ませんでした。

やってきたのはマガモ♀でした。

 

 

 

 

 

 


パトロールのトンボも先日のヤンマは見かけませんでした。捕虫網を持った親子を見かけるので、もしかしたら・・と思いました。

今日、見かけたトンボはシオカラトンボのような気がしました。

フキの葉にぶら下がっていた4・5センチのヤゴの殻がありました。大きさからヤンマトンボのものと思われます。

池岸でカメラを構えていた人の前から小さな生き物が池に飛び込みました。生息域を広げているツチガエルかと思い、モニター画面を見せてもらったら背中に一本の緑色の線が縦に走る5センチほどのカエルでした。

検索したらトウキョウダルマガエルに似ていました。

帰り際に、横を流れる川岸にオシドリの雛5羽が母親と団子状に寝ていました。

 

 

 


お休みのところを失礼してズームイン。

 

 

7月15日(日)7:45amさわやか自然百景

明日の地上波nhkTVで、北海道大学構内が15分間放映されます。大野池のオシドリふぁみりーも紹介されるようです。

大野池は訪れる人々の癒しの空間にもなっていますが、オシドリの雛たちの様子は一番の人気を博しています。

 

 


 

今日も様々な光景を見せてくれました。

ただ、彼等は池や川筋を巡っているので、彼等の姿が見られるタイミングがあります。

 

大野池を休まず飛び回るヤンマトンボがいます。

昨年はオオルリボシヤンマが飛んでいたと思いますが、今年のヤンマは図鑑で見てもギンヤンマともルリボシヤンマとも私には区別が付きません。


 

 

 

 

 


ギンヤンマでしょうか・・。

クロスジギンヤンマというのもあるそうですが、よく分かりません。

 

鳥びより

北大構内大野池上空を数分間アマツバメが飛び交いました。図鑑で見るとハリオアマツバメのようです。

コンパクトカメラのオートフォーカス機能で写しとめられました。

 

桜の実が生り始めました。カラスが食べていますが、実はまだ酸っぱいです。私の好みを言わせて貰えば、黒く熟すと甘酸っぱくて美味しくなります。

まあ、好みはそれぞれですね。


岸辺ではオシドリ親子が寛いでいました。

 

 

 

 


夢中で草を食べていますが、シロツメクサの葉を食べているように見えました。

 

 


止まりづらい鉄板のへりに止まって、何か警戒するような動作でした。

何に警戒したのか分かりませんが、少し高い位置から見張っている感じでした。

 

 

北大構内大野池鳥日和

北大構内大野池で月半ばころに、生まれたばかりのオシドリの雛たちをタモで掬い取って足環を取り付ける作業がありましたが、素人目には無理があるように見えました。雛には足環が重過ぎたりサイズが合わなくて抜けたりしていて、彼等に重いストレスをかけていた様に見えました。

雛たちの数は例年のように半減しています。それはカラスやドブネズミに捕食されていると言われていて、大きいドブネズミが走る様を見た時は成る程と思いました。

 

 


でも、雛たちはしたたかに生きているのが嬉しいです。

 

 


 

彼等の池での行動にはパターンがある様で、池と遊歩道を横切って水路に出たりするのもその一つです。

それが分かったので、その気配を感じて待ち構えていました。

やはりそうでした。

池に沿う小さな水路へ出てサクシュコトニ川へと渡って行きました。

円山公園のオシドリは来園者の期待を外さず姿を見せているようですが、大野池ではオシドリが居たり居なかったりする理由です。

大野池横の水路に巣立ったばかりと思われるシジュウカラ?が来ていました。二羽のもつれるような飛び方がそう思わせます。

 


 

ホバリングしています。

 

 

 

 


巣立ちしてすぐに水浴びをするものなのかな?「人間の産湯と違うだろ」と突っ込まれそうですが、中央付近に居るのは水浴びしています。

左にも一羽が居るのが分かるでしょうか。


サクシュコトニ川の水面に映る構内の風景を上下反転してアップします。

6月24日の北大構内大野池鳥日和でした。

 

 

中島公園鳥日和

中島公園の人気者は今の時期はマガモファミリーです。

 

彼等の行く先々でファンが待ち構えています。

 

 

 


 

豊平館が池面に映って風情があります。

 

 

 


水面に映った豊平館を上下反転しました。

 

 

 


 

水面の波がゆらゆらと橋に映し出されて風情が増した中島公園鳥日和でした。

 

 

北大・大野池にもオシドリ雛

昨日(6月7日)4羽の雛を連れたオシドリを見かけました。北大職員さんに依ると周辺で21羽が生まれたそうです。でも、かなりカラスに攫われているようです。其の点で円山公園のオシドリ雛の生存率は高いようですね。

 

中島公園の危機一髪

公園の池岸から人の悲鳴が・・・。

振り向くとマガモの雛がカラスにさらわれる場面でした。マガモの母親の必死の抵抗の鳴き声と、その場面を目撃した来園者の悲鳴が一緒になっていました。

母さんの力及ばず、連れ去られる赤ちゃん・・。

 

・・と、次の瞬間どこからか公園のおとーさんが走り出しました。

 

公園のおとーさんがカラスを追い詰めて雛を助け出しました。奇跡的に雛の傷は浅いようでした。雛はおとーさんに付き添われ、池で待つお母さんの元へ無事帰って行きました。