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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

札幌支部創設四十周年を祝う会無事終了

タイトルの通り祝う会は3月24日に円山会館で40名を超える参加者で賑やかに楽しく終了しました。祝う会の模様はタイミングで4月号会報では掲載されませんが5月号では詳細が報告されるでしょう。ハヤブサの写真で知られる室蘭の写真家・熊谷 勝氏の写真とスライドでは一味違うプロの画像とトークに皆が酔いました。

ところで、四十周年の歴史を振り返るスライド上映の中で、1996年5月12日に大通西4丁目のNTT社植え込みから11羽の雛を連れたマガモが道庁前庭池に行進したハプニングに札幌支部が深く関わっていた事が紹介され、支部長もその行進に同伴している様子が参加者を楽しませました。

その日、NTT社の植え込みのマガモを保護する手立てが無いかを相談されていた山田支部長が雛の巣立ち直後に中央警察署に交通規制を依頼して、マガモファミリー保護の目的を手助けしたエピソードです。

そういう経緯は知りませんでしたが、大通の歩道に接するNTT社の植え込みで抱卵中のニュースは知っていましたので、タイミングよく私もマガモの行進に出会っていました。

行進の警護に住友事務局長も参加していたことも分かる画像です。支部を挙げてマガモの保護に関わっていたのですね。

警察の12号線交通規制のいきさつを知って、十数名の中央署の警察官がマガモ保護に協力して交通規制をした事と、それをさせた支部長の力に驚いた事でした。

ウトナイ湖水鳥探鳥会

ウトナイ湖水鳥探鳥会です。

晴れ渡った青空の下、心地よいひとときを過ごしました。

沢山の水鳥に加え、オオワシ、オジロワシの勇姿を堪能しました。

以下は、過日の映像ですが大空を飛ぶオオワシと

オジロワシです。

 

2018年3月21日 ウトナイ湖

  • マガン
  • コブハクチョウ
  • オオハクチョウ
  • ヨシガモ
  • ヒドリガモ
  • マガモ
  • オナガガモ
  • コガモ
  • ホオジロガモ
  • ミコアイサ
  • カワアイサ
  • カワウ
  • アオサギ
  • ダイサギ
  • カモメ
  • シロカモメ
  • トビ
  • オジロワシ
  • オオワシ
  • ノスリ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • マヒワ
  • ウソ

合計:30種天気:晴

 

野鳥の会札幌支部40周年記念カレンダー

札幌支部40周年記念野鳥写真展でご提供頂いた写真を使用して40周年記念カレンダー(2018年4月〜2019年4月)を作成しました。

S-WBSJ 40周年記念カレンダー

S-WBSJ 40周年記念カレンダー
2018年4月〜2019年4月
75mm×200mm 厚み:0.22mm



PDFでダウンロードして、厚手のインクジェット用高画質用紙で印刷すれば、ステキな卓上カレンダー(スタンド付き)のできあがりです。カッターで切ったり、貼ったりの一手間はかかりますが、ぜひともダウンロードしてみて下さい。
写真のカレンダーは、コクヨの写真用マット紙(A4)厚さ:0.22mmを使用しています。

おまけのスタンドは、カットして折り曲げて糊で貼って、組み立てます。

なお、ダウンロードしたり、インクジェット用紙を買ってきたり、カッターで切ったりなんて、やってられない方は、3月24日の「支部創設四十周年を祝う会」で数量限定、500円で販売いたします。福引の景品にもなっていますので、もしかしたら当たるかも!

S-WBSJ-40周年記念カレンダー(PDF)

2018年4月〜2019年4月 まとめてダウンロード

1ページずつダウンロードする場合は、こちらから ↓

S-WBSJ 40thカレンダー2018-4月(PDF)

2018年4月とスタンド

S-WBSJ 40thカレンダー2018-5-6-7月(PDF)

2018年5月〜7月


S-WBSJ 40thカレンダー2018-8-9-10月(PDF)

2018年8〜10月

S-WBSJ 40thカレンダー2018-11-12-2019-1月(PDF)

2018年11月〜2019年1月


S-WBSJ 40thカレンダー2019-2-3-4月(PDF)

2019年2〜4月



スタンドを作るのが面倒だったり、工作が苦手な方は、大小のクリップを組み合わせたり、100円ショップでもそれらしいものもいろいろ売っていますので、工夫してみて下さい。

おまけのスタンド

切って貼ってできあがり

スタンドの型紙は、切り抜く前に折れ線に沿ってボールペンなどでなぞって溝を付けておくと、組み立てるときに折り曲げやすいです。


クリップのスタンド

クリップのスタンド

クリップスタンド

大、小クリップを組合せ

100円スタンド

100円のスタンドは
ピンで壁に取付

お待たせしました!

お待たせしました!円山公園にウソ到来です。

冬の常連さん、今シーズンは遅かったですね。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

亜種ウソと・・・

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亜種アカウソです。

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こちらは、この冬長逗留のマヒワ。

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間近で愛嬌をふりまくキクイタダキ。

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お目覚めの、シマリスも人気者です。

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

春呼ぶ街の氷・雪

南の街では桜が春を呼んでる日本列島、北の街でも氷や雪が春を呼んでいます。

 

早春のマジック雪の生け花。

 

 


 

眠たい朝ですどうしましょう。

 

 

 

 


 

駐車場ブロック塀との緩衝材古タイヤにど根性蛙が出現。

 

 


嬉しい春がやって来る。

(どう見ても笑顔にしか見えません。この横へ車を止めた人も気が付いて笑っていました)

 


道に広がる氷の華も春を呼ぶ。

北大構内の深夜。

 

 

 


 

早朝の北大構内に氷の華が道を飾ります。

鳥日和のブログに鳥が居ないので取り置いた画像を・とは一寸苦しいのですが・・。

(探鳥会などでも小さな鳥は撮影が難しいのですが普通に見せてくれている先輩達にはいつも感心しています)

 

ワ(た)シの魚だーっつ

トンビに油揚げさらわれたあー画像の翌年、2003年4月5日のエピソードです。モエレ沼で氷の下の魚を探すオジロワシの目の前で魚を掘り当てて逃げ去るアオサギと、悔しそうに追うオジロワシです。事の次第を連続写真でご覧に入れます。

オジロワシの傍にアオサギが来ました。

腹を空かせていたのでしょう、危険なエリアだが餌が獲れそうだと判断した元気なアオサギです。

先着のオジロワシがアオサギを牽制しているようですが、アオサギも引きません。

アオサギは上空から氷の下の魚の存在を見つけていたと思われます。そうでなければ、わざわざオジロワシの近くに降りないのではないでしょうか。「あの魚をゲットしよう」という強い意思が覗われます。

やっぱりそうでした。

オジロワシも気が付きました。

ここはワシの漁場だ、退け退けーと行動開始!

オジロワシ「ありゃーそこにも魚が居たのかー、くそー(下品な言葉使い)、横取りされてなるものかー」

アオサギ「はい、戴きましたあ」

オジロワシ「ワシの魚だー横取りするなあー」

勇敢なアオサギは魚を得て逃げおおせました。

こういう場合は、腹が減っている方の迫力が勝るようですね。

オジロワシの氷割り漁  モエレ沼

モエレ沼のこれからは沼の水面が広がりはじめて、緩む氷でやって来るワシたちは魚を獲りやすくなります。例年数羽が来ているそうですが、私も氷上に点々と居るワシの9羽を見たことがあります。時にはオオワシが姿を見せる事もあって、氷が落ちるまでの東区のモエレ沼はオジロワシを見るポイントとして認知度が上がりファンも少なくないと聞きます。

氷上に居るオジロワシとカラスたちです。

開いた水面に渡りの途中のハクチョウが降りる事もあるそうです。

後ろの建物は中沼小学校。

 

中心街から数キロとはいえ都市公園の定めなのかカラスの多さが特徴的です。

 

 

 

 

機関紙カッコウに紹介した氷割り漁の数ショットです。

ピチピチした魚の動きが無いので死んで浮き上がった魚と思われます。

 

 

 


大きさと形からこの魚は鯉と見ました。

この年(2000年頃か)、沼の酸素濃度が下がったとかで多くの魚が死んで浮き上がったそうです。

次回はモエレ沼でアオサギの素早さにほぞをかんだオジロワシのエピソードを連続写真でご覧に入れます。

これからが面白い、氷が落ちる頃のモエレ沼公園

東区のモエレ沼公園で沼の氷が落ちる前後の時期が面白い。空いた水面に来る水鳥や、緩んだ氷の下の魚を狙うオジロワシもやって来る。3月下旬から4月上旬の2・3週間が狙い目です。でも、自然界ですので状況は毎年同じというわけには行きません。

今回は2002年3月25日のハプニングをご披露します。

柔らかくなった氷を辛抱強く突いているカラス

・・・・。

 

 


カラスの目的が分かりました。

フナのようです。やっとゲット。

ご苦労様でした。

 


・・と、上空から危険な羽音が・・

慌てて飛び退くカラス。

トビが飛び掛って来たのでした。

 


呆然と見送る疲れ果てたカラス。

とんびにあぶらげさらわれた。

 

今年のモエレ沼を望める遊歩道はガラスのピラミッドのある水郷東大橋から人道橋までの遊歩道は除雪されていますが、そこから水郷西大橋までは作業中です。でも今の時期はつぼあしで歩けるので健脚者は長靴でどうぞ。

次回は同時期、オジロワシの氷割り漁をアップしてご覧に入れます。

 

 

 

 

春近し、甘い予告もうれしいな。

カエデやシラカバが甘い樹液を出すそうです。この樹が私には何か分かりませんが、ヒヨドリが夢中になって舐めていました。

 

モエレ沼公園


樹の幹を下へ向かって歩く事が出来るゴジュウカラも、余裕で樹液を啜っていました。嘴の側面を押し当てて効率よく啜って居るように見えます。

大通公園


 

甘味大好きヒヨドリも、嘴の側面や先端を使っているようです。ヒヨドリの舌は前後左右だけではなくて、激しく上下にも動くと聞いた事があります。このヒヨドリの場合は・・・・


 

嘴の先から舌を出しているところが、画像を拡大して分かったものでした。

 

大通公園

今年のツルツル道もご無事でしたか

ツルツル道は春の女神ご到来の予告と思うことにしていますが、今年も殊のほか広範囲にすべり道がありました。皆さんご無事だったでしょうか。

ツルツル道でも「滑る」なんてとても言えなかった受験生たちも、希望の学び舎へ滑り込めたでしょうか。