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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

さっぽろ 庭にくる野鳥の調査 2015

正月!節分!ひな祭り!鳥を数えよう!
おうちの庭には、どんな鳥たちが来ていますか?
冬の庭に来ている鳥たちを教えて下さい。

昨年の1月から3月まで実施した調査を今年(2015年)もやります。(継続は力なり)
ただし、今回の調査報告は支部ホームページにある回答用アンケートフォームからの送信のみです。アンケート用紙による直接手渡し、郵送は受け付けておりません。

調査報告を送る → 回答用アンケートフォームについて


野鳥の名前がわからないよ、という人も大丈夫。札幌近辺の庭で見られそうな野鳥のガイドブックを作りました。
ダウンロードして印刷してください。

ダウンロードはこちら → 庭にくる野鳥ガイドブック 北海道 冬編 2015

(PDFファイル 7MB)


調査内容は以下のとおりです。

調査内容

  1. 調査期間
    1. 1回目:1月1日(木)から7日(水)までの間
    2. 2回目:2月1日(日)から7日(土)までの間
    3. 3回目:3月1日(日)から7日(土)までの間

    ※ 調査は一日でも、毎日でも行って構いません。

  2. 調査する時間
    • 午前中の15分間のみ
  3. 調査する場所
    • 家の庭
    • 家のまわり
    • マンションの敷地内
    • 町内の公園

    ※ a〜dまで、1ヶ所ごとに1回の回答としてください。

  4. 野鳥の種類と数
    • 見られた野島の種類名と瞬間最大個体数(最も多く見られた瞬間の数)を種類ごとに記録してください
  5. 結果報告の送り先
    • 回答用アンケートフォームから送信してください。

    ※ 今回はWeb上からだけのアンケートとなります。

調査の目的

都市部の住宅地は見られる鳥の種類数が少ないうえにスズメ、ヒヨドリなどの普通種が優占するためバードウオッチャーや鳥の研究者には、あまり注目されず、その結果、これらの「普通の鳥たち」の動向が分かる記録が意外なほど残されておりません。
しかし、多くの方々が自宅の庭や近所の公園などを訪れる野鳥に強い関心を持ち、愛着を感じながら見守っているはずです。
鳥を見に遠出するのがおっくうな寒い冬に自宅の庭や近所の公園など身近な場所でスズメやヒヨドリなどの「ごく普通の野鳥」たちに改めて注目してみませんか。
どの場所に、どんな野鳥が、何羽くらいいるのか、冬の野鳥の生息動向を知っておこう。
というのが今回の調査目的です。

2005年から2006年の冬にありましたスズメが大量死する事件では都市部での野鳥生息状況の把握が不十分で通常に見られる野鳥の種類や個体数などの基本情報が、ほとんどありませんでした。

一般の人たちが気軽に参加できるような調査として日頃から見なれた自宅の庭、家のまわり、近所の公園を訪れる鳥の種類と数を手軽なアンケート形式で答えていただき、今後の冬イベントとして長期間継続して札幌と周辺の鳥類の種類・個体数の変化を追うことを主な目的として実施していきます。

2014年庭にくる野鳥調査より再掲載

庭にくる野鳥調査Q & A

こちらもご覧ください → 庭にくる野鳥調査Q & A

2015年 庭にくる野鳥調査アンケートフォーム

庭にくる野鳥調査アンケートフォーム

回答用アンケートフォームを開きます

さっぽろ庭にくる野鳥の調査 2015年
今年もおこないます。ぜひご参加ください。2014年は回答用紙を郵送でも受け付けておりましたが、2015年は集計の都合上ネット上のアンケートフォームからの回答のみになります。
楽しみながら、気楽にご参加ください。
(注)受付は2015年、年が明けてからです。

上の画像をクリックするか、
こちらのボタンをクリック → 回答用アンケートフォームへ

12月恒例、ボランティア感謝の集い

会報が確実に届くように、封筒に宛名を貼って郵送する作業を担うボランティアの皆さんの労をねぎらう恒例ボランティア感謝の集い。集いは新年号を発送する宛名貼りで始まりました。

ボランティア感謝の会宛名を貼った後で回収された封筒から剥がせる特殊な糊を使います。

糊の量や貼るタイミングに多少のコツが要りますが、そこはテンポ良くリズムに乗った楽しいおしゃべりで作業は快調に進みます。会食resize宛名の数と封筒の数が合うとOK。

 

OKが出ました。感謝の集いの始まりです。

支部からの心づくしのお弁当と皆さん持ちよりの漬物やお菓子などで、話題が弾みます。

 

 

12月カレンダー人気のMさんが撮り溜めた世界の野の花、新年1・2月カレンダーが参加した人たちプレゼントされました。

 

 

 

 

その後、adaさんが撮り溜めて、カッコウ誌にも使われた写真が、撮影時の状況を含めてパソコンモニターで表示されて好評でした。

そのいくつかを貼らせていただきます。

1979年初冬(スマート補正)_edited-21979年12月中旬、チューリップの花壇に残る雪。

 

 

 

 

 

1980年初春(スマート補正)_edited-21980年4月中旬、同じ花壇。

 

早春、木の幹の周りの雪解けている理由と同じようなことではないかという、事務局長さんの解説が納得いくものでした。

My beautiful picture1998年2月7日の石狩川河口付近。

川が凍結して、磯舟を川下へ移動している漁師さんたちです。

最近ではこのような光景はあまり見られないそうです。

鷲の狩り24月初旬のモエレ沼。オジロワシがナマズと思われる大魚を掴みだしました。

首から頭が白くてハクトウワシみたいですが、オジロワシが年取るとこんな風貌になるそうです。

植物園resize北大植物園の柿の実に群がるカラス。カデル2・7の角から見えます。

この柿をこっそり食べた人の話では「粒は小さいが甘い」そうです。

カラスは植物園をねぐらにしているらしくて、柿を食べるのは決まってねぐらに入る前の夕方。夕陽を浴びながら美味しそうに食散らかしてゆくそうです(食べ方は、一つづつ入れ替わり立ち代り咥えて持って行き、何処かでゆっくり・・という風情)。

 

 

円山公園定例探鳥会

 12月の円山公園定例探鳥会です。

 会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

 スタート地点にいきなりキバシリ登場!

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 そして、エナガも!

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 常連のアカゲラ

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 ん!? カルガモ・マガモの交雑個体のようです。

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 青空に映えるハリギリ

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 と、ユリノキ

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 心配された降雪もなく、ゆったりとしたひとときを過ごしました。

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 【撮影は、会員の山田甚一さんです】

2014年12月14日 円山公園

  • トビ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • カワラヒワ

合計:13種天気:晴

ベニヒワ

西岡付近で200超のベニヒワの群れに出くわしました。パッとしない写真ですがシラカバのタネを一心不乱に食っていて、いやいや壮観でした。この冬もベニヒワ当たり年だべか?
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円山公園、冬の使者来ました。

 降りましたねー。

 円山公園にも、冬の使者がやってきました。

 会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

 ヒレンジャク、ひさしぶりー。

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 シメ

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 ツグミ、いよいよ、冬鳥の季節です。

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 おやおや、あなたもお元気で、

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 みなさんようこそ、ウインター・ワンダーランドへ

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

トコロジスト

自然観察からはじまる「場所の専門家」

トコロジストすっかりお知らせが遅くなってしまいましたが、以前リレーエッセイ(北海道のトコロジストたち)とレビューコーナー(トコロジストになろう!)でご紹介しておりました、日本野鳥の会ブックレットが新刊書籍として発売されております。

野鳥の会通信販売のほか、全国の書店でも普通の本と同じように売られています。
野鳥の会バードショップオンラインでは、販売価格1,296円(税込)となっております。

さきほどamazonを覗いてみたら、中古品販売価格が.4,500円以上で売られてました。ありゃりゃ。
書店で見つからなければ、バードショップオンラインでお買い求めください。

リレーエッセイ → 北海道のトコロジストたち

レビューコーナー → トコロジストになろう!

バードショップオンライン
 → トコロジスト~自然観察からはじまる「場所の専門家」

西岡水源池定例探鳥会 12月

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朝にかけて降った雪は5センチほどか、しかし雪はやみません。集合場所でヒレンジャク20ほどが飛び去る。
見晴台の松にイスカ♂♀をかろうじて 識別、なにしろ距離が遠すぎました。鳥たちは動いてくれません。
ときおり直径4、5ミリもある霰が落ちてくる。担いだ三脚に当たる金属的な音。
いや厳しい探鳥会でありました。
参加者11名、おつかれさまでした。
※実は私、当日不参加のため、世話人の方の代理報告であります。

2014年12月7日 西岡水源池

  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヒヨドリ
  • ヒレンジャク
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • ミソサザイ
  • ツグミ
  • イスカ

合計:12種天気:雪

オオワシ・オジロワシ調査(11月30日)

今日は北海道全域で越冬するオオワシ・オジロワシの個体数と分布を調べる日でした。
担当した茨戸(ばらと)川や石狩川流域をくまなく調べました。
札幌周辺でワシ類が最も多く観察できるのは1月2月ですが、それ
でもオジロワシ5羽の生息が確認できました。

オジロワシ(成鳥)

オジロワシ(成鳥)


ムクドリ(石狩市)

ムクドリ(石狩市)

ツグミ

ツグミ

石狩川で釣りを楽しむ人々

石狩川釣りを楽しむ人々


11月末とは思えない暖かな日和(プラス8度)と好天に恵まれて無事に終えることができました。
お隣りロシアからの旅人であるツグミとムクドリの群れが青空を背景に心地よい眺めを見せてくれましたし、石狩川では釣りを楽しむ人たちが多く見られました。

オオムラサキ

オオムラサキ

(作:問田 高宏)

虫のイラストが続き、ごめんなさい。このチョウチョの名前はオオムラサキ♂です。
日本産のオオムラサキは、裏面が全体銀白色の型と全体黄色の型があります。僕の絵は全体が裏が黄色の個体、後翅の中央だけ裏が銀白色の個体の色をしているんだそうです。野外にそのような個体がいるかどうかは知らないんですが。横山光男著・若林守男増補,保育社1954年発行『原色日本蝶類図鑑 増補改訂版』の、函の、表面のオオムラサキ♂の写真を参考に描きました。残念ながらこれもわら半紙に描いています。

問田

野鳥の会札幌支部ウェブサイト「作品」ページでは、自然に関するイラスト、工作など常時募集しております。
力作をお待ちしてます。
応募要項はこちらの左端を読んでね → 作品ページ