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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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新年のご挨拶

日本野鳥の会札幌支部 支部長 猿子正彦

明けましておめでとうございます。

昨年は新型コロナの感染拡大を防ぐため5月まで中止を余儀なくされていた探鳥会を、6月5日西岡水源池早朝探鳥会と西岡水源池定例探鳥会の2つから再開することができました。この日以降は会員限定ながらも引き続き実施できていることをとても有り難く思っています。

水面を飛ぶカワセミ、梢で歌うオオルリやキビタキ、笹やぶではウグイスの歌声を会員の皆様とともにようやく聞くことができました。5月の萌えるような新緑の中での探鳥会とはなりませんでしたが、6月の深緑の爽やかな森の空気をいっぱいに吸い込んで31種もの野鳥たちと出会うことができました。その後も、会員限定ではありますが滞りなく探鳥会を行うことが出来ています。

今年の干支は「癸卯(みずのとう)」です。「卯(う)」は穏やかな「うさぎ」の様子から安全と温和、さらには跳ね上がる、と言う意味があるそうです。新型コロナが収束し、安全でどなたも心配なく探鳥会に参加できる年となるように願っております。

今年一年の皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。