オオワシ・オジロワシ全国一斉調査
毎年、今の時期にロシアから渡ってくるオオワシ・オジロワシの個体数調査を全国一斉に行っている。この調査は30年以上にわたって続けられており、日本に生息するワシたちの生息状況を把握するのに必要な、とても大切な調査です。
現在、ワシ類は人間がつくりだす様々な危険に取り囲まれて暮らしています。鉛弾を撃たれて死んだエゾシカの肉を食べておきる鉛中毒死問題や発電用風車に激突して死亡するバードストライク問題(すでにオジロワシ33羽がその犠牲となっている)。
内容は朝9時から11時までの2時間に決められた調査地を回って、ワシの個体数を調べるものです。今回、私のチームは茨戸川や石狩川下流域を担当しました。
その結果、オジロワシ8羽の生息を確認できました。
石狩河口橋前の樹木に止まるオジロワシ(成鳥)です。
奥は石狩川。
Submitted on: 2014年2月24日 投稿者:mashi