文字通りの思い出写真
近くに寄っても「そこに居る」と言われなければ分からない雛や巣の状態にヒバリもあるでしょう。畑に接する農家の庭にヒバリの巣が有りました。とても興味を惹く場所だったので庭に入れて貰って写しましたが、フィルムもキャビネ判(現在の2L判に相当)のプリントも無くしていました。文字通り思い出・・という所以です。
草地の庭には3メートル程の鎖に繋がれた元気な犬がいました。行動半径は土がむき出しになった半円形の場所ですが、その先2m程離れた草地にヒバリの巣が有る状態です。
そこに巣を構えたヒバリ夫婦の決断を想像しました。「この犬は気が良さそうだね。その上に鎖に繋がれているから安全だしキツネからも守ってくれそう」「ここにしよう」こんな具合だったでしょうか。
巣には雛が生まれていましたが形もはっきりしない巣を手前にして、用心棒然とした犬と農家を背景に腹ばいになって写した写真でした。ご覧に入れられないのが残念です。
Submitted on: 2022年2月2日 投稿者:ada