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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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都心部でのカモ繁殖

札幌市の都心部での鴨の繁殖は1986年5月31日が嚆矢となります。東急百貨店テラスから親に連れられた9羽の雛たちが駅前交差点を横断しました。翌1日の道新紙面に読者が撮った写真が載りました。交差点で止まったバスの前を歩行者に守られながら横断するカラー写真が印象的でした。それ以後は毎年の初夏には、大通のNTT札幌支社の植え込みや道庁前庭やグランドホテルの池などから初夏に雛たちが現れるのが普通になっています。

1994年7月中旬、南7西4の鴨々川です。

左下の草が生えている所が今回のポイントです。

此処にマガモが抱卵しているらしい事を見つけました。

 

 

 

 

分かりますか?マガモが居ますね。

じっとしているこの姿勢から抱卵の可能性があります。

 

 

7月21日午前6時30分頃、予想通り巣立ちの瞬間に出会うことが出来ました。後から考えれば偶然のタイミングではありました。

親が出て、それから次々に雛たちが巣立ちを始めました。巣の存在がススキノのカラスたちに知られていなかった幸運も有りました。

7羽の雛が生まれましたが、普通は10羽から12羽前後らしいので環境に合わせた卵の産み方をするのかなあとも想像します。

鴨々川という名の川で鴨が生まれるという面白さも有りますが、ここ国内屈指の歓楽街ススキノのど真ん中で小さなドラマを記録する事が出来ていました。ご覧いただく幸運を感謝しています。