ワ(た)シの魚だーっつ
トンビに油揚げさらわれたあー画像の翌年、2003年4月5日のエピソードです。モエレ沼で氷の下の魚を探すオジロワシの目の前で魚を掘り当てて逃げ去るアオサギと、悔しそうに追うオジロワシです。事の次第を連続写真でご覧に入れます。
オジロワシの傍にアオサギが来ました。
腹を空かせていたのでしょう、危険なエリアだが餌が獲れそうだと判断した元気なアオサギです。
先着のオジロワシがアオサギを牽制しているようですが、アオサギも引きません。
アオサギは上空から氷の下の魚の存在を見つけていたと思われます。そうでなければ、わざわざオジロワシの近くに降りないのではないでしょうか。「あの魚をゲットしよう」という強い意思が覗われます。
やっぱりそうでした。
オジロワシも気が付きました。
ここはワシの漁場だ、退け退けーと行動開始!
オジロワシ「ありゃーそこにも魚が居たのかー、くそー(下品な言葉使い)、横取りされてなるものかー」
アオサギ「はい、戴きましたあ」
オジロワシ「ワシの魚だー横取りするなあー」
勇敢なアオサギは魚を得て逃げおおせました。
こういう場合は、腹が減っている方の迫力が勝るようですね。
Submitted on: 2018年3月18日 投稿者:ada