1. 日本野鳥の会札幌支部について

札幌支部は公益財団法人日本野鳥の会と同じ組織ですか？

札幌支部は、公益財団法人日本野鳥の会に「連携団体」として登録されている地域支部の一つです。日本野鳥の会と協力しながらも、独立して活動しています。
地域に根ざした自然保護や普及啓発活動に取り組んでおり、会員によるボランティアで運営されています。

支部の主な活動は何ですか？

探鳥会（バードウォッチング）の開催、野鳥に関する情報提供、会員向けの支部報の発行などを行っています。なお個々の野鳥の保護や救助活動は行っておりません。

2. 野鳥の保護・救助について

ケガした野鳥やヒナを見つけた場合、どうすれば良いですか？

巣から落ちたヒナを拾わないでください。助けたくなっても、親鳥が近くにいることが多いので、そっとその場を離れて見守りましょう。
詳しくは「野鳥のヒナを拾わないで」のページをご覧ください。
ケガをした野鳥の保護は、専門機関へ。
札幌支部はボランティアで運営されており、鳥の治療や保護を行う専門家はいません。私たちは野鳥が安心して暮らせる自然環境を守る活動をしており、個々の鳥の治療や保護には対応していません。
ケガをした野鳥やヒナを見つけた場合は、下記の専門機関へご連絡ください。

北海道庁 環境生活部 自然環境局 自然環境課（動物愛護）
自然環境課　TEL：011-204-5987
あるいは専門の動物病院などにご相談願います。

スズメやヒヨドリが換気口に巣を作ったので取り除きたい。

卵やヒナがいる巣を取り除く場合、「鳥獣保護管理法」に基づき、事前に市の許可が必要です。札幌支部では巣の撤去などはできません。
まずは、卵やヒナがいるかどうか状況を確認したうえで、札幌市役所または専門業者にご相談ください。

札幌市のウェブサイトで詳細情報をご確認願います。

札幌市 環境局 環境都市推進部 環境共生担当課
鳥獣捕獲許可等の申請など　TEL：011-211-2879

道内で札幌市以外の場合は、道庁、またはお住まいの市町村役場で環境課や生活環境課にご相談ください。

カラスが近くに巣を作り、襲われました。どうすればよいですか？

近くを通るときは、襲われないように、帽子や傘で頭を守りましょう。札幌支部では、カラスの巣への対応はできません。
まずはカラスの巣の場所や状況を確認したうえで、札幌市役所または専門業者へご相談ください。
札幌市のウェブサイトもご参照ください。

札幌市 環境局 環境都市推進部 環境共生担当課
カラスによる被害を防ぐために　TEL：011-211-2879

道内で札幌市以外の場合は、道庁、またはお住まいの市町村役場で環境課や生活環境課にご相談ください。

3. 野鳥の観察について

見かけた鳥の種類や鳴き声を特定したいのですが？

支部では常時対応できる人員が不足しているため、電話での個別の鳥の特定はできません。以下の方法をお試しください。

• 図鑑で調べる：「新・山野の鳥」「新・水辺の鳥」（日本野鳥の会）、「さっぽろ野鳥観察手帖」（亜璃西社）など
• 探鳥会に参加して専門家に直接質問：「探鳥会へ行こう！」
• 支部のメール［E-mail：cuckoo@sapporo-wbsj.org］に写真や詳細を送信

北海道のクマゲラやシマエナガはどこで見れますか？

札幌近郊では森林がある西岡水源池、円山公園、野幌森林公園などで見られることがあります。毎月開催の定例探鳥会でも観察されているので、ぜひご参加ください。
このウェブサイトの「鳥日和」や「探鳥記録」では、クマゲラやシマエナガの最新の出現情報を確認できます。

北海道旅行で各地の野鳥情報を知りたいのですが？

北海道はとても広いため、札幌支部が情報提供できるのは、札幌近郊のみです。道内各地の探鳥地については「リンク」ページを参照の上、、それぞれの支部にお問い合わせください。

庭に来る鳥が減った、来ないのはなぜですか？

気候変動や餌の変化、都市化などの環境変化が原因の可能性があります。観察を続けてどの程度減ったのか、減り続けているのかを確認することが重要です。定例探鳥会では、参加者のご協力のもと、野鳥の推移に関するデータを収集しています。

4. 探鳥会について

探鳥会に参加するにはどうすれば良いですか？

「探鳥会へ行こう！」のページで開催日程・集合場所をご確認ください。会員・非会員問わず参加可能です。事前の申し込みは不要です。直接現地で受付してください。
少々の雨なら行いますが、悪天候（大雨・吹雪）やヒグマ出没時には急遽中止することがあります。中止のお知らせはウェブサイトに掲載します。

探鳥会は参加費がかかりますか？

札幌支部主催の探鳥会参加費は以下の通りです。

• 札幌支部会員：無料
• 一般参加：300円
• 中学生以下：無料
• 日本野鳥の会本部のみの会員：300円
• 札幌支部以外の他支部会員：300円

※ 札幌支部の会員でも、遠隔地での探鳥会などでは交通費や宿泊費がかかる場合や、事前申し込みが必要な場合があります。詳しい参加条件は、支部報や「探鳥会へ行こう！」のページでご確認ください。

探鳥会の情報をメディアに掲載したいのですが？

参加者過多を防ぐため、メディア掲載を制限する場合があります。事前にメール［札幌支部 E-mail：cuckoo@sapporo-wbsj.org］でご相談ください。

5. 会員、販売物や寄贈について

会員になりたい、会費の状況を確認したいのですが？

「入会案内」のページをご覧ください。会費確認等はメール［E-mail：cuckoo@sapporo-wbsj.org］で対応しています。電話は対応に時間がかかるため、なるべくメールをご利用ください。

札幌支部で野鳥の本やCDを購入するには？

CD「札幌の鳥」、ハンディ図鑑「新・山野の鳥」「新・水辺の鳥」などは支部事務所や探鳥会で直接、またはウェブサイトからメール［E-mail：cuckoo@sapporo-wbsj.org］していただいても購入できます。

札幌支部に寄贈したい場合は？

寄贈（本、切手やはがき、双眼鏡など）は事前にメール［E-mail：cuckoo@sapporo-wbsj.org］でご連絡ください。直接来所の場合、対応できないことがあります。探鳥会に直接お持ちいただいても構いません。
また、イオン札幌平岡店様をご利用の際に、黄色いレシートを札幌支部名のボックスに投函していただきますと、みなさまの合計金額の1％に相当する額が、イオンギフトカードとして支部にご寄贈いただけます。

6. その他のよくある質問

支部の連絡先や他の支部の連絡先を知りたいのですが？

他支部の連絡先は日本野鳥の会本部のウェブサイト
公益財団法人日本野鳥の会
でご確認ください。

札幌支部への連絡は下記「お問い合わせ」をご確認ください。