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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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北大構内の鳥

「今、北大構内の鳥の状況は?」と支部会員に問われました。住まいが北大の近くなのでそう問われたと思います。11月27日(土)に1・2センチの降雪がありました。自然界では朝と夜とか季節の変わりめなどに面白い光景がある様な気がします。

それを期待して、長靴履いて出かけました。北大構内の鳥は初夏のオシドリやマガモが人気で賑わいます。定番の西岡水源地や円山公園定例探鳥会のスケールには及びませんが、小鳥も意外に多彩です。注意深く見ていると今日もカラの仲間がすぐ横に飛んできていました。今日はハクセキレイが大サービスしてくれました。静かにしゃがんでいたら、2m近くを歩いてくれました。落ち葉の間を何かを探すように歩く姿を楽しませてくれました。小さくコツコツという音はヤマガラが樹の幹のひだを叩いている音でした。今日もエゾリスが出てくれました。連れ合いに「あそこにいるよ」と指さしてもなかなか分かって貰えません。でも動くと素早いですがすぐ分かります。クルミを探し当てたようです。埋めて置いたクルミではないでしょう。まだ見つけやすい地上のクルミだろうなと思います。なぜなら、埋めて置いたのは越冬の貴重なものだから私ならそれは食べません。番外編です。

北大構内には中央ローンなどいくつかの芝生が点在します。博物館南側のローンの洒落た注意喚起標識が設置された事を紹介します。

数年前まで学生たちがローンで焼き肉ジンギスカンを楽しんでいました。そのために七輪などで芝生が黄色く焼ける跡が彼方此方にできたのが原因です。

九州からの学生さんがジンギスカンの肉と鍋を故郷のお土産にしたそうです。でも、北海道の気候と広さでの味わいが無くて驚いたという話を聞いたことがあります。感受性の豊かな学生さんだったのでしょうね。私なら、どこで頂いてもジンギスカン鍋は美味しいです。