溶け込みウオッチング
お墓になんか居ないで大気に溶け込む人もいらっしゃいますが、生きながら小さな自然に溶け込む世界も有りかなと思います。
札幌支部探鳥フィールドで30種前後の鳥たちや、足元の植物たちを観察できるフィールドではありませんが、意外性のある発見が期待出来ます。
ふと、オシドリが出てくれました。
図鑑でみると、エゾアカガエルなのかなと思いますが・・・。
時折カエルと思われる合唱めいた草原からの声は彼らかと想像します。
9月1日、通り雨の後にトンボの乱舞がありました。
防災の日と関係があるのかどうかこの日、池の噴水は止まっていました。
ヤンマトンボが動きを少なくするのは産卵する♀しか見たことがありません。彼女はオオルリボシヤンマだと思います。
♂が何かに止まるのを見るのは少ないと思います。
ギンヤンマの産卵もありました。
ここでは昨年に比べてルリイトトンボの姿がとても減りました。
赤トンボといわれるアキアカネでしょうか、彼らはよく飛んでいました。
同じところに飛んでは止まり飛んでは止まりの繰り返しも楽しい風景です。
話は飛びます。
札幌支部は風車問題に取り組んでいます。風車に大型の鳥が当たって死ぬ事が多いそうですが、風車の無い風力発電を知りました。地上に建てた柱が風に揺れて発電するそうです。風車より効率が低いそうですが研究が進めばもしかしたらという期待です。
大空の風になった人たちが、発電柱を揺らしてくれる日を想像します。そうしたら、わたしも一緒に溶け込ませていただくかもしれません。