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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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でました でます

多くの野鳥愛好家に愛用されている「北海道野鳥図鑑」、2012年日本鳥類目録改訂7版の新しい分類にそって、新訂版が発売されました。
今回の改訂では、ウグイス科のくくりであった鳥たちが、ムシクイ科、センニュウ科、ヨシキリ科と分けられ、ツグミ科は再びヒタキ科に、ライチョウ科はキジ科にまとめられるなどなど。さらに属名、学名、英名の変更など、もう私の頭ではギブアップですが、最新版ではその種が、以前どこに属していたのかわかるように表記され、やさいしい心遣いがうかがえます。
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以降「あとがき」より抜粋。
種名そのものが変更となったものがあります。本書ではオオムシクイがその代表でしょう。これまではメボソムシクイの亜種でしたが、種に昇格しました。これに伴い、初夏の道内を「ジジロジジロ」と鳴きながら通過していくムシクイが、亜種コメボソムシクイか亜種オオムシクイかというナゾについても、ついに決着がつきました。

これは、スッキリ!

かわりまして、おなじみ山野と水辺のハンディ図鑑も、新しい鳥類目録に対応したものとして、4月に発売される予定だそうです。1冊630円。
EPSON MFP imageまあ、ムズカシイことは置いといて、雪には早くなくなってもらい、4月の鳥見を楽しみたいものです。上記書籍のお買い求めは、札幌支部からということで、皆さん何卒よろしくお願いいたします。