11月26日オジロワシ・オオワシ全道一斉越冬個体数調査を行いました
11月から来年3月まで毎月、全道各地で上記の一斉調査が行われています。
調査結果は絶滅危惧種であるオジロワシ・オオワシの保護増殖を進める上での基礎資料として使用されるため大切な調査です。
札幌支部の担当は周辺の主要河川(石狩川、豊平川、茨戸川など)に出向いて、樹上や地面、あるいは飛翔中のオジロワシ・オオワシを見つけて、種類別に個体数、成鳥幼鳥別、観られた状況と行動内容、その河川の利用状況やワシ類が誘因された要因などを用紙に書いて調査依頼機関であるオジロワシ・オオワシ合同調査グループ(代表者:中川元さん元知床博物館館長)に報告します。
河川の上流から下流までの広大な面積をくまなく回るためチーム別に地域を決めて調査に出かけます。
さて、今回(第1回目)の私のチームでの調査結果はどうだったのでしょうか。
今回はオジロワシのみが確認できました。
全部で3個体(成鳥2、幼鳥1)のオジロワシを確認しました。
多い時期ですと20羽以上のオジロワシ・オオワシを見つけることができます。
これから本格的な冬になるに従って、ワシ類の渡来数も、益々増えていくことでしょう。
ワシ類以外では
写真の鳥以外にもチュウヒ、トビ、カワアイサ、マガモ、スズガモ、ダイサギ、カワウ、ヒヨドリ、シジュウカラなども観察されました。