中島公園に来るアオサギ
あえて人がいる公園に来るアオサギは、公園の状況を観察したうえで餌場としてのメリット、デメリットを計算している開拓精神の強い個体と思います。
警戒心が強いアオサギですが、中島公園では季節によって人の近くに飛来する事がよくあります。池に突き出た遊歩道の近くにアオサギが降りました。彼(彼女)の狙いは遊歩道の下に居る魚です。
張り出した遊歩道下の暗がりに居るのが分かるでしょうか。これで分かりますね。
ここはウグイや鯉も来るようで、よい餌場として見当を付けたようです。間もなくウグイのような魚をゲットしました。
頭の上の遊歩道の物音などで落ち着けないのかも知れません。やがて飛び去りました。
水辺に動かず佇むアオサギのイメージですが公園では橋の下も餌場です。アオサギの止まっている足先の板の削り具合で、此処に良く来ているという事が分かりますね。橋の下から出てすぐ又ゲット。
郊外なら、遠くにじっと佇む姿を三脚に据えたプロミナーで観察するアオサギも、公園に来るアオサギの場合は10メートル位の距離から激しい動きも観察出来る面白さが有ります。
動物園ではないのでチャンスを掴むのは運ですが、中島公園の場合は運はうんとありますよ。
今日も2羽のアオサギの一瞬の来園を目撃しました。