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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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7月22日手稲区山口バッタ塚草原探鳥会

バッタ塚は今から140年前の1882年(明治15年)に全道的にバッタ(蝗)が大発生し、その群れは空が真っ黒く染まるほどの数。数億匹とも言われ、その様子は「8月10日ころ北東より蝗(こう)飛び来たり、農場および茅(かや)、笹原一円群集し、茅、笹葉一枚も無し」と農作物や草木などを全て食べつくして移動する群れで毛布や座布団を群れの中に放り込むと、それまでも食べつくしたと言われるほどの大きな被害が出た。バッタと戦うために政府は本州から相当数の囚人を送りこんだり、屯田兵などを動員して大砲も撃ったが効果なし。冬の寒さで死滅するかに思われたが卵やサナギは生き残って越冬し、これを駆除した卵や幼虫を買い取って埋めた跡が小高い丘(塚)となって残っている場所です(続・札幌市北区エピソード史から抜粋)。森林の鳥たちは子育てをほぼ終えていますが草原の鳥は今の時期が一番子育ての忙しいときです。海に近い草原は樹木なども少なく平らな場所なので初心者にも鳥が見つけやすくバードウォッチングには最適なところです。今回も雨の中で懸命に子育てする野鳥たちを邪魔をしないように気を配りながら、しっかりと観察できました。参加された49名の皆さま、雨にも負けず大変にありがとうございました。

 

雨でしたが足もとには可憐な花たちが咲いて

雨でしたが足もとには可憐な花々もたくさん咲いてました

ホオアカ オス

ホオアカ オス

ホオアカ 子育て奮闘中

ホオアカ 子育て奮闘中

ニュウナイスズメ メス(右)オス(左)の番い

ニュウナイスズメ メス(右)オス(左)の番い

ニュウナイスズメ オス 子育て中

雨にも負けずに鳥を観る

雨にも負けじと鳥を観る

ノビタキ (幼鳥)

ノビタキ (幼鳥)

カワラヒワ 

カワラヒワ

2018年7月22日 手稲山口バッタ塚探鳥会

  • マガモ
  • キジバト
  • アオバト
  • カワウ
  • アオサギ
  • カッコウ
  • ハリオアマツバメ
  • ウミネコ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • チゴハヤブサ
  • モズ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • ヒバリ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • エゾセンニュウ
  • コムクドリ
  • クロツグミ
  • アカハラ
  • ノビタキ
  • ニュウナイスズメ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ
  • ホオアカ
  • アオジ
  • 合計:29種
  • 天気:小雨
  • 地域メッシュ:6441-514