恐ろしや!銭函(ぜにばこ)風力発電建設計画
4月23日(日)15時から花川北コミュニティセンターにおいて小樽市銭函(ぜにばこ)海岸に建設予定の発電用風車3400KW(羽根直径108m)×10基の事業者(銭函ウィンドファーム)説明会(2回目)があったので参加した。
1回目の説明会は揉めて、事業者からも誠意のある回答がなかったため、参加者が途中で退席する事態になった、そうな。↓
https://blogs.yahoo.co.jp/isokomorigumo/folder/1244667.html
建設場所はこちらです↓(事業者配布資料から)
以前から、この計画には野鳥や自然、さらには地域の人々への健康に重大な悪影響が出るので中止するよう住民や野鳥の会、自然保護関係者などが強く反対要望している事業計画です。
野鳥の会としては
・北海道に渡来する渡り鳥の主要な通過ルート上である。
・多くの貴重な野鳥がここを利用している。
・オジロワシやオオワシが多数渡来して、西の新川河口から東の石狩川河口で魚を採食する場所として利用し、行き来を繰返しており、特にオジロワシは頻繁に行き来を繰り返しており、衝突死(バードストライク)に至る危険が大きいこと。
・日本では、ほとんど無くなっている砂丘林(カシワ林)と海岸砂丘が一体化して残っており北海道環境保全指針にも残すべき貴重な自然であるとして指定されている。
・エゾアカヤマアリのスーパーコロニーに多大なる影響が出るし、コロニーを移植するとしているが無理である成功例がないこと。
・世界でも、ここにしかいないとされるキタホウネンエビの生息地に極めて近い。
などなど。
事業者側が提示した当日資料↓の結果からも明確に示されているのですが。
なお、当日の説明会へのマスコミ関係者の出席は拒否されました。理由は誤解を招くからとのこと。なんの誤解?かと聞いたが明快な返答は無し。新聞やテレビなどで内容が報道されるとまずいらしいです。
その理由は、これか↓
当日、反対される方々が専門家に依頼した調査の結果です。
数字上は405人もの人に健康被害が出ると予想している。
周辺住民、事業所勤務者や、保育園の子どもたちに健康被害が発生すると
予想している。