「あれは何ですか?」
11月16日に書き込んだ日記「マガモを狙うもの」をご覧になった方から、キツネの尾の辺りにぶら下がって写っている物は何ですか?と質問されました。そこまでご覧になっていたとは恐れいりました。
答えは、分かりませんと申し上げました。日本庭園のあちこちにぶら下がっていて、私も当時不審に思っていたので、アップで写してありました。
輪切りにした竹の中にスポンジ状の物が入れてあって、煙で燻したような臭いがするものでした。
札幌市はキツネを公園から出て行って欲しい意向でしたので、キツネが嫌うものを仕掛けたとも想像できます。現在ではキツネはあまり見かけられなくなっていますが、これが効果を顕したか?でも当時のキツネの行動では、この物体に反応していた様には見えませんでした。
池の氷が張った現在では雪の上にキツネと思われる足跡があるので、時々来ているのかもしれません。夕方からお隣のススキノ方面へ行って見れば・・・・???・・・余計なことを言ってしまいました。
四年前五月の小さなドラマ
街中の人と野鳥のドラマは小さな割には拍手が湧いた賑やかなものでした。薄野の南を流れる鴨々川を覗き込む人々に、野次馬のadaも加わりました。川上に移動したいマガモの雛たちが、柵に阻まれて往生していました。
窮状を見た愛鳥家が110番したそうです。救助を要請された中央署が動きました。中央署のマスコットはカルガモだそうで、同じ仲間のマガモ一家にも救助の手を差し伸べた?
若い署員が身軽に柵に飛び乗って、長い警棒にレジ袋を巻きつけた応急のタモで七羽の雛たちを見事に上流へ移しました。移し終えた時に人々から警官へとマガモたちへの拍手が湧きあがったものでした。
危機を脱して川上へ移動するマガモ一家でした。
お気軽系日記ブログ「鳥日和」のファンです
日記のバックページを見るのも楽しみです。「初雪」の山田甚一さんの円山公園では、素早い動きの小鳥たちを写す技には何時も楽しませて貰っています。
「さえずりナビ」の情報は時代を感じさせます。昔は鳥の姿と声を居ながらにして確認する事は難しいことでした。声はLPやCDで解説されて、姿は図鑑で見るものでした。日本野鳥の会が「声が聞こえる野鳥図鑑」を2001年に出しました。写真があるページの音声コードをマウス位の大きさのスキャナーでスキャンするとその鳥の声が聞こえるというものでした。hiroさんが紹介する「とりなび」も新しい時代に入った典型でしょう。現在ではDVDでもそれらの不便さが解決されて、時代を感じます。
「行ってきました、八戸航路」こういう楽しみ方もあるんですね。ミツユビカモメを襲うトウゾクカモメの画像はドッキリです。すぐ図鑑を見たら、トウゾクカモメの仲間は「カモメ類やミズナギドリ類を襲って、のみこんだ餌を吐かせて奪う」習性と知りました。それで盗賊かと覚えました。
「冬の使者、来訪」支部への初めてのお客だそうで、Iさんが砂糖水を振舞ったのも、衰弱したお客へ素早くエネルギーを補給する手立てだったと推測しました。鶏肉を召し上がったとは元気なお客だったようで嬉しいことでした。なぜお客を石狩の方へ橋渡ししたかも、図鑑で「海岸や川岸の湿った草原」に棲むお客と知り納得しました。
鳥と人間の関わりにも小さなドラマが身の回りにあります。数年前にadaが体験した街中のドラマの一つ二つを次回のお気軽日記ブログでご披露します。
地下商店街路床の埋め込みイラスト
オーロラタウン地下商店街路面のイラストをウォッチングしてきました。
北海道に因む動物八点、植物四点の合計12点でした。これを選んだ基準は分かりませんが、十二点のイラストは別の動植物のほうが良いと言われる方もいらっしゃるかもしれません。
ローマ字表記で、ヒグマ、タンチョウ、エゾリス、キタキツネ、クマゲラ、エゾリス、シマフクロウ、オジロワシ、ハマナス、ポプラ、スズラン、シラカバ、の十二点です。
面白いのは、ポプラは他と違ってローマ字のPopuraではなくてPoplarと英語表記です。そんなことならはじめからカタカナ表記の方が統一している様な気がしたものでした。
床にイラスト
地下鉄円山公園駅の出口に通づる床には、円山動物園に因む動物のイラストが埋め込まれているのは、円山探鳥会参加者の多くがご存知のことです。
札幌市の地下商店街のオーロラタウンの床にも、北海道の野生動物たちのイラストが埋め込まれています。以前にクマゲラとシマフクロウを紹介したような気がしますが、今回はオジロワシを紹介します。ojirowashiと表記されているのがよく分かりませんが、外国の人に日本語の発音を示しているのかもしれません。
床のイラストは鳥の他には、キタキツネ、ヒグマ、エゾリスなど賑やかですが、近いうちに鳥も含めてウォッチングしてきます。
カラーだからこそ分かる情報
カッコウ11月号にある写真をカラーで見てもらう鳥日和はいいですね。カラー写真だからこそ分かる情報は鳥の世界でも意味があります。モノクロでは赤も緑も似た黒色で表現されますね。
写真家の大橋弘一さんは、自然界にあそぶ鳥をスタジオ写真にすることも出来る職人であると思います。背景を書割(スタジオでは背景の模様など)と見て、鳥のポーズを撮影技師の掛け声の瞬間につなげるイメージです。11月号の鳥もそのように見ると興味が湧きます。
メジロが好きな桜にヒヨドリやツグミが好きな蔦が絡まっていますが、桜の木は迷惑がっているのでしょうね(写真左)蔦の配色の妙を盛秋の街角で見ました(写真右)
珍客だった
「日本には時々迷って来る事があります」と図鑑にあるハジロクロハラアジサシがモエレ沼に飛来したことをこの鳥日和で知りました。「水面を優雅に飛ぶ、ハジロクロハラアジサシです」と、うすちゃんカンパニーさんがさらりと仰るので、フーンとちらりと図鑑を見たら、なんと冒頭のような珍しいお客でした。
迷ってくるというけれど、帰り道はご存知のお客らしいので、本当に道に迷ったのかどうか疑わしい。「一寸寄ってみようかな」という寄り鳥さんかも。
こちらは珍しくも無い普通の鳥、普鳥?の水浴び。○○○の行水といわれます。