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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

小鳥のひろば

地下街オーロラタウンに小鳥のひろばという所があって、ケージの中のセキセイインコたちが人々の目を楽しませています。 人に飼われている鳥を家禽(かきん)といい、野山に棲む鳥を野禽(やきん)というそうですが、日本野鳥の会設立者でもある中西悟堂氏の野鳥という造語が現在では定着しています。野鳥の仲間なのに海鳥(かいちょう?うみどり?)と呼ばれる鳥たちのことはハシボソニズナギドリに関わってカッコウ1・2月号特集中に鈴木幸弥氏が興味深くしるして居られます。

 小鳥のひろばの小鳥たちはオーストラリア原産の野鳥であったと思いますが、家禽になったいきさつは私にはよく分かりません。小鳥の「ひろば」という命名には違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、行き交う人々の癒しの空間にはなっているようでした。

元旦探鳥会は中止でした

西岡水源地の元旦探鳥会は中止でした。知らずにお出かけになった方もいらっしゃったと思います。でも、それはそれなりに案内人無しにでも楽しまれたことであろうと推察します。西岡水源地は楽しめるスポットですから。

今年度から元旦探鳥会の中止は11月の幹事会で決まって、12月号にお知らせが載る予定でした(12月号カッコウ14ページ)。でもお知らせするには遅すぎる1・2月合併号でした。12月号編集長に代わってお詫びします。adaもカッコウ編集長の経験があるので、手落ちの失礼を知っています。12月号は猿子(ましこ)編集長でしたが、さるこさんと呼ぶ方もいらっしゃるのは、間違えてルビ(振り仮名)をつけて紹介した方のせいかも知れません。

(鳥日和をご覧になった方は、12月20日のブログで元旦探鳥会中止をご存知だったと思います)

正月三が日、adaは所在無さに酔っ払っています。丁度、窓から冬の陽が差し込んできて、たいくつを慰めてくれました。ありがたいお正月です。(お酒の嫌いな方には御免なさい)

この道はイスカ来た道

うすちゃんカンパニーさんの”イスカ来ました”のタイトルで、北原白秋・詩、山田耕筰・曲、の童謡”この道”に連想が飛びました。”この道はイスカ来た道 ああそうだよーお くちばしがーあ おもしろいよーお”

イスカの嘴(はし)の食い違い、と、物事が食い違って思うようにならない事のたとえになっているイスカの嘴は、イスカにとっては意味のある大切な食い違いです。研究者によると、嘴の食い違い方が一定ではないという面白さもあると聞きました。円山公園に来たイスカの画像では、上側の嘴が下の嘴の右へ出るタイプのように見えます。

この鳥はいつもいる鳥、のカラスは札幌では悪戯で顰蹙をかっています。24日に終了した第11回ミュンヘンクリスマス市IN札幌の野外レストランでは、警告が出ていました。

思い出のカワセミ。あれは何時の事だったかなあ

5・6年前までは、よく道庁前庭でカモなどの鳥を楽しんでいたことを思い出しました。前庭の池には春か秋の数日間にカワセミが来る事がありました。丁度その年の秋、この鳥日和に「今、カワセミが道庁庭の北側池に来てるよ」と写真と一緒に書き込んだことがありました。

その翌日であったでしょうか、職場が近くだったyamaさんが道庁池にそのカワセミを見にいらっしゃいました。「adaさんのカワセミを見て、昼休みにさっそく行ったところ、いたいた・・・カメラを構えたadaさんが。そしてカワセミも。」と鳥日和。それが何時の鳥日和だったかを管理人のhiroさんに訊きました。何と「2006年9月27日(水)」と知らせてくれました。すばらしい。流石は管理人さん。有難うございました。

では、yamaさんと一緒に見た思い出のカワセミをご覧ください。

枯れ木に花が咲きました

湿った雪が枯れ木の枝にからみつくと、白い花が咲いたような風情があります。今日衆院選挙の12月16日にはそんな光景が見られました。樹氷に似た風情は都会でも楽しめます。

日本の言葉では、花咲か爺さんが花を咲かせた枯れ木も、葉が落ちた冬の木も同じ枯れ木です。英語では、dead tree(死んだ木)とleafless (葉の無い)又はbare(裸の)treeなどと区別するそうです。英語のほうが合理的で好みに合います。死んだ枯れ木と、生きているけど葉が落ちた眠り木とか、今は休んでいて春を待つ待ち木、などと考えましたが、ぴったりした言葉が無いものかと思ったものでした。

 

 

 

地下食堂からヤマガラ

札幌駅北口の代々木ゼミナールという学習塾ビル地下の食堂で、Aランチ(400円)をいただきました。窓の外は松などが立つ45平米程の庭で、天井がない筒抜けの形で空も見えます。

そこへ時々ヤマガラが降りてきて小さな黒い実を咥えて行きます。鳥たちをレストランの窓から見た幾つかの記憶がありますが、こういう形のは初めてなので日記に追加します。

今日(12月13日)の北大構内

12月としては記録的な連日の大雪が明けて、今日13日の11:00頃から45分ほど散歩をしてきました。青空なので鳥たちも喜んで出ているという思惑は外れて、カラス、ヒヨドリ、シジュウカラ?しか見られませんでした。今月23日のクリスマス初心者探鳥会には、多くの鳥たちが出てきて欲しいものです。

正門を入ってすぐの中央ローンを流れる川には、カラスの行水が見られました。

 

 

 

工学部横の大野池は氷が張って、上を歩く靴の跡がありました。氷を確かめたかった?

 

 

 

中央食堂横のナナカマドの実は殆どありませんでした。12月に実が残っていないなんて、有ったかなあ?

 

ポプラ並木横の草木園の新渡戸稲造さんは、妙に暖かそうな佇まい。

 

 

 

他の木々(アカナラも含めて)の葉が殆ど落ちているのに比べて、このアカナラは葉をしっかり枝に着けていました。樹にも 性格めいた特徴があるのでしょうか。

積もった雪が水気を含んで、今日の雪かき作業は力がいりますね。

 

 

カラスの羽跡

羽跡というのは私が勝手につけた造語ですが、雪国では鳥が羽を広げた状態で地上に降りたり、低く飛んだ様子が印されています。雪原を歩かれる方などは、雪面の羽の跡などはよく見掛けられるのだろうと想像します。私の場合は、都会のごみ置き場近くの雪面で見掛けました。掴んだ厨芥物を落としたカラスが慌てて拾った時のしるし?

 

 

 

カラスの足跡

カラスが雪降りの歩道を横切って行きました。当然、足跡が付きます。それをデジカメで撮りました。

カラスの足跡というと肌を大切にするご婦人たちが目じりの皺を指して言うそうです。でもこんなにはっきりする皺はお芝居の化粧でしかお目にかかれませんので、実際は笑顔の素敵なご婦人が謙遜して仰る事なんでしょう。私、フェミニストです。