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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

ホシムクドリからムナジロカラスへ

胸の白いカラスresezeホシハジロやホシガラスを知っていてもかなりの野鳥通だと思いますが、ホシムクドリを知っていたり見たりする人は相当の野鳥ファンでしょう。私はその名を初めて知りました。フィールドガイドによると九州や沖縄などに冬鳥または旅鳥として数少なく飛来する鳥と知ります。それが北海道に現れたとは素敵な「鳥日和」ですね。

ホシガラスは北海道にもいて、白い点々が黒い羽毛にちりばめられています。ホシガラスが居ればホシスズメも居ようかと、白い点々が数箇所あるスズメを数年前に写真に撮った人がいて、ホシスズメだと笑った事がありました。その画像を皆さんにご覧に入れることが出来ないのが残念です。その代わりに、中島公園で見掛けたムナジロカラスの画像をご覧に入れます。

北大構内フクロウ幻影

北大構内でカワセミやフクロウを見たとか、オオタカの営巣があるなどと聞くことがありますが、工学部ちかくの立ち木ではフクロウの幻影が見られました。

発見と驚きから安堵へ

探鳥の楽しみの一つは字の如く鳥を探す楽しさの中にあると思います。でも、1983年(30年前)6月17日のマガモの事は「居ない」と思っているところへ彼らが現れた発見と驚きでした。

札幌駅近くの創成川は南進、北進の国道五号線に挟まれる様に流れています。半世紀前にはカモなんて来ることはありませんでしたが、当時の古老から「昔は鮭が登ってきたもんだ」と聞いていました。今では古老の域になったadaは「昔はカモなんか飛んで来なかった」と言います。

マガモが札幌都心に現れた私の初認日でしたが、二年後の1985年は道庁池に11羽の雛たちを連れたマガモが現れてニュースになり、東京大手町では12羽の雛たちが親の後について皇居の堀へ道路を横断する姿が明るい話題になりました。

それが切っ掛けのように数年間は札幌の街中のマガモの話題が続きました。大通りのNTT植え込みなどから、道庁池や創成川へ行列をつくって移動する初夏の札幌のマガモたちには、札幌支部から交通安全上に中央署の警察官出動を要請した事もあったと聞きます。今も中心街ではマガモの繁殖が見られますが、市民も馴れて上手な対応をしているようです。

今日(9日)雪降りの創成川にマガモが居ました。あの時のような驚きと感動は有りませんが、今は安堵感に変わっています。

 

 

春近しを告げる陽光

西岡水源地定例探鳥会での支部長のお話では「野鳥たちは、気温ではなく日の長さや高さで春を感」ずるそうで、成るほどと思います。鈍感な私とて窓からの陽光で微かな春の足音に気が付きます。

円山公園のエナガが陽光に溶け出したような樹液を啜る場面が弾ける様な春の到来を予告します。甘い樹液はサトウカエデが知られますが、この木もサトウカエデでしょうか。

インドアーからも、春を予告する日の光を楽しむ事が出来ました。窓辺に並んだ100円ショップのグラスたちが朝の陽を受けて微かな七色に輝いていました。

 

何となくですが

街路樹のスズカケノキの傍を通りかかると、頭上から懐かしい(思わずそう感じました)スズメたちの鳴き声が聞こえてきました。丁度カメラを携帯していたので写せました。鳥は特に小さな鳥は写しづらい事を実感します。またそれが楽しいという変な世界でもあります。

何となくですが、一時期姿も声も遠のいたスズメが最近街に戻ってきているような気がするのです。

私たち事ですが

1977年札幌支部発足以来「由緒正しい新年会」が恒例だそうで、今年も円山会館で行われました。

支部長挨拶の大切な儀式や、活動後援者への感謝状贈呈などは、日和見主義のadaが無視してメーンイベント交流の一端をアップします。

カッコウ誌の行事案内にあった「コウモリと野鳥」のテーマで中島宏章さんの講演がありました。今まで知られていなかった北海道のコウモリの不思議さと面白さに盛り上がりました。撮影地の環境も分かる写真も興味を倍化させ、コウモリの長命さや、人間に例えれば一日にカレーライス40皿を平らげる大食漢、枯葉に包まったり雪の地面穴で眠る笑える様子に感嘆の声もあがりました。新年会の様子は3月号カッコウ誌で報告される事でしょう。

プロジェクターでコウモリの飛翔の形も参加者を楽しませました。

 

 

 

 

人気のオークションでは羨望のツアイス双眼鏡が競り落とされました。

 

 

意外さや不思議な愛らしさに満ちたコウモリに関心が集まり、数冊のエッセイと写真の著書紹介の求めに応ずる中島宏章さん。

 

今年も皆さんの良い年でありますように。

 

 

 

 

 

 

 

炎のパフォーマンス

探鳥会の円山公園で、札幌神宮のどんど焼きの神事が行われたという鳥日和。画面いっぱいに燃え上がるどんど焼きの炎の画像。その左上の炎を見てください。分かりづらいかもしれませんが、うつむき加減の男性が大声で叫んでいる口元を思わせる形があります。大きな炎の写真の中によくこういう形があるので、探して面白がって居ます。この画像にもありました。

さて、我が家の仏壇の灯明に冬の陽が当たっていました。蝋燭の炎には、ほとんど影は出来て居ませんでした。これは私の素朴な発見で炎のパフォーマンスの仲間入りをさせました。

 

 

 

やっぱり探鳥会

1月13日(日)の円山公園探鳥会には19種の鳥たちが出迎えてくれたことを鳥日和で知りました。参加出来ませんでしたが、探鳥会が終わった午後1時45分頃に円山公園へ野鳥を探しに出かけました。

私たち夫婦が行った時には鳥居の上のカラスと名の分からない鳥の声を聞いただけでした。やっぱり探鳥会でした。ポイントへの案内と様々な情報と知識を得る素敵な機会を逸していました。

地下鉄を出てから、しめ縄などの正月飾りを持つ人たちも居て人々の流れが札幌神宮へ向かうことに気が付いていました。

境内はお祭りの雰囲気すらありました。

 

 

 

 

 

 

お手水場で身も心も引き締めて

結局私たちは本殿前で8分間行列して、余計なことまでお願いする参拝をして帰ってきました。正月は近くの氏神様へお参りしましたが、そこは40分待ちの行列でした。

 

想像を楽しむ

「1/7 じつは」の書き込みは動画の楽しさを満足させてくれました。カワガラスの状態を人間がするとしたら、たいそうな装備を身に纏うのだろうと想像しました。

「1/8 蔦の実です」 の画像は小鳥の目からの風景ですね。大型の鳥は頭を下にして止まると言う事は殆ど無いと思いますが、ゴジュウカラなど小型の鳥では木の幹を逆さになって歩くほどです。で、蔦の実です の画像はそういう小鳥の目から見た風景だと思います。蔦の実の影が上側に出ているのが分かりますね。つまり、頭を下にして見た光景です。そろそろツグミやヒヨドリなどが見つけて食べに来る日も近い事でしょう。

見つけて飲むという鳥もいました。十数年前の大通公園でしたが、当時発売中サントリーのホップスという発泡酒を啜るカラスです。ビール風味に魅力があったのか、残るアルコール分に魅力があったのか、その両方か又はジュースと間違えたのか・・・。

 

 

小鳥のひろば 其の2

オーロラタウンの20羽ほどのセキセイインコの人気はなかなかのもののようです。よく見るとカワセミ?が魚を咥えてじっとしていました。